見出し画像

趣味:怖い話

僕は怖い話を聞くのが凄く好き。
人怖(ひとこわ)だったり心霊だったり。
両方ともすきだけれど、強いて言うなら心霊の話が好きだな。

自分も何個か心霊系の怖い経験はしたことがある。
明確に覚えているのは二つかな。
僕の姉が経験したことはもっとある。
うちの母親も親父も経験したことがそれなりにあるけれど、きっとうちの姉貴の経験がダントツかな。

気が向いたら、またここら辺の話を詳しくしようかと思う。

僕が好きなのはあくまでも怖い話を聞くこと。
幽霊も割と信じているし、それなりに経験したことがある。
だから心霊スポットは興味があるけれど行ったことはない。
なんかほんとに起こったら怖いから。笑
お化け屋敷みたいな驚かされる系も好きじゃない。
ホラー映画もそんなに。

話を聞くのって面白い。
怪談師ってお笑い芸人の人も多い。
多分、怪談と漫談って構図が似てるから。
”恐怖”という落ちをどこでつくるかか、”笑い”という落ちを作るか。

日本の怪談をノルウェーで聞いてるとふと疑問に思った。
ノルウェーでも日本の幽霊っているんかな。
てかノルウェーって幽霊をどう見てるんだろう。って。

幽霊に対する考えって宗教に依存する。
同じキリスト教でも、カトリックは幽霊を信じているし、プロテスタントは信じていない。
こういう違いを知っているとシェイクスピアの「ハムレット」はもっと面白くなる。
前期の東大生は「翻訳論」の授業を取った方がいい。
あれは滅茶苦茶面白かった。

何故カトリックとプロテスタントで幽霊に対する見方が変わるのか。
それはカトリックは天国と地獄以外に、「煉獄」という世界を想定しているから。
この煉獄という場所は天国に行けなかったが、地獄にも堕ちなかった人の行く場所で、所謂未練の残った人間の行く場所となっている。
この場所を認めているのはカトリックだけなのだ。

ハムレットの父親が幽霊となって表れる。
これはカトリック的な考えなのだ。
劇の初めではプロテスタント寄りの人物として描かれるハムレットが、父親の幽霊の存在を認めるかどうか、という葛藤は、宗教改革真っ只中のイギリス国民の心の内を投影したものでもあったのだろう。

日本も幽霊は未練の残った存在として描かれている。
あの世に行けなかったり、輪廻転生ができずに現世に留まる存在。
先祖の霊やお盆には霊が帰ってくると考えるところから、現世には身体がないけれどあの世などでは確かに存在する何か、という考えなのかもしれない。

という特に落ちの無い話になってしまったけれど、今の頭の中に浮かんだことを文章にしてみました。
駄文ですみません。
何か幽霊の話とかで新しい考えが出てきたら書いてみようかな。
今日はちょっと疲れてしまったのでここまでにしておきます。
リクエストあったら質問箱にお願いします。

ではまた明日。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?