この言葉、最初出てきた時は軽々しくて嫌だなと思っていました。でも写真を撮り始めてようやく、
「ああ、すごく大事な言葉なんだ」と理解できました。

理屈じゃなくて、論理じゃなくて、いかに人の感情を揺さぶるか。自分が揺さぶられるか。

仕事でも、撮影中でも、出来上がった写真を見た時でも、人に「エモい」と思わせられるか、自分が「エモい」と思えるかって大切だと思います。

この前まだ駆け出しの俳優さんからご依頼を頂いて写真を撮りました。(この写真の方ではないのですが)

自分の笑顔に自信がないと仰っていたけれど、私から見たらすごく素敵で、沢山好きなことや演技のことを語ってもらい、笑顔になってもらって撮影しました。
そうしたら写真をお渡ししたあと、「初めて自分の笑顔が良いと思える写真に出会えました。」と言ってもらえました。すごくエモかったなあ。

これからも「エモい」写真が撮りたいし、本業でも「エモい」仕事をしていきたいです。