「モノの寿命が来たら、その時考えればいい」

最近僕は大切にしていた2つのモノとお別れすることになった。

1つ目は、日本らしいサクラの柄が入ったスタバのタンブラー
購入したのは確か2018年の春、セブ島に旅行する前に現地に住むフィリピン人女性の友達に何か「日本らしい」ものを買おうと思いそれを選んだ。

桜の花のデザインがタンブラーの表面上に散りばめられ、ピンクの配色のためどうしても女性向け感が強いタンブラーだったが、僕もそのデザインが好きだったので合計2つ購入して僕も最近まで愛用していた。しかし、経年劣化により最近カバン内で水漏れすることが多くなったためお別れすることを決意した。

2つ目は、ニトリで買ったザ・日本デザインの茶碗
これは僕が大学卒業後に福岡で一人暮らしをすることになった2021年の春に福岡市内のニトリで購入した。引っ越しを機にミニマリストになろうと思った僕は、この茶碗と共に同じデザインで異なる大きさと用途を持つ皿も3枚買い、今まで愛用してきたのだが、数日前に父が割ってしまったことを昨日になって知った。(数日前に使おうと思い探した時には見つからなかった)

食器類の中でも一番使用頻度が高い物だったので、残念。

昨日、僕の脳内ではこの2つのモノに変わるものをどうするか会議が行われた。
会議の結果、タンブラーは新たに買うことに決めた。(仕事中に水分補給をするため、毎朝出勤前に天然水を入れている)

一方の茶碗は、今現在買う予定はない。
先日茶碗が見つからなかった時に、同じデザインで深みがあるお皿を茶碗がわりに代用したが、別に困らなかった。

その茶碗を買ったのは全国どこでもあるニトリだ。僕の地元にも1店舗あるので、どうしても茶碗がないと困るという状況に面したらその時買おうと思っている。

今回のテーマである「モノに寿命が来たら、その時考えればいい」という考えは、生活でミニマリズムを心がけて行くうちに必然的に思うようになった。きっと以前の僕だったら、モノが壊れてなくても様々な理由をつけてモノを新たに買っていただろう。

モノは僕たちの生活を快適にしてくれる。
でも「今これがなければ、僕の生活や命を維持できない」というモノは意外と少ない。現代はとても便利だ。車で少し走って街に行けば、そこで生活必需品のほとんどをお金を払えばすぐに買える。どうしても地元で売ってないものが出てきても、オンラインサイトを開けば見つかるし、お金を払えばその商品が他県で販売されていたとしても、数日中には手元に届く。

そんな便利な時代なんだから、別に常に「あれがないと困るだろうな」と購入に先走る必要はない。ある日、本当に必要な状況になったら、人は購入するか躊躇なんかせずすぐに手にいれるに違いない。逆に言えば、一瞬でも悩んだらそれは今すぐ買う必要はないということだ。

この考えを意識していれば、衝動買いや無駄遣いがなくなるので、ぜひ生活に取り入れてみてはどうだろうか。



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