吉永 亮/ MasterPiece Inc.

《成長・共創・つながり》を生みだすコミュニティとイベントのプロデュースがライフワーク/…

吉永 亮/ MasterPiece Inc.

《成長・共創・つながり》を生みだすコミュニティとイベントのプロデュースがライフワーク/人材紹介会社"サードプレイス"と、大阪福島のコワーキングスペース"GRANDSLAM"の経営

最近の記事

人から学ぶという"スタンス"の大切さ。

自分が何かしらで相手より上回っているとわかると急に態度が横柄になる方がいる。 例えば年齢。年齢上=経験豊富=偉そうにしていい、みたいな明確な方程式がその方の頭にあるのかもしれないが、それは世の中一般では通用しない。 本当に経験豊富な方は、年齢や相手によって態度を変えず、腰も低いし、言葉も丁寧。もちろん激昂したり、気分や調子で左右されることもない。 優しく包まれるような感覚になる。そんなことをふと思った。 個人的にはあの包まれる感覚がすごい好きで、言葉や考え方一つ一つか

    • きみは、9回2アウトから、盗塁できるか?

      少し時間が経ってしまいましたが、先週、母校である報徳学園の応援に、センバツ高校野球大会(@阪神甲子園球場)に行ってきました。 報徳学園は兵庫県代表として、2年連続でセンバツ高校野球に出場してますが、昨年は山梨学院に決勝戦で敗退。そして今年、相手の群馬県代表の健大高崎高校に3-2で敗れ、2年連続の決勝戦敗退となりました。 実力もほぼ互角で、良き試合ではあったものの最後の一本が出ず、僅差ではありますが惜しくも敗戦となりました。 今回、心を打たれたシーンから受けた刺激があった

      • 【"旗を立てる"ということ】

        ビジネスでもプライベートでも、〇〇といえばあの人。と想像される人は強い。強いという言葉をもう少し深堀すると、そういう人の周りには人が集まってくるし、知見もたまりやすい。人だけではなく、場所や事業も同じだと思う。 旗立てを意図的にしているか自然と立てれているかはおいておいて、旗立てをしてる方は言葉から酔ってくるイメージ。第一想起という言葉があるが、まさにこの言葉に尽きる。 上記の言葉がどこかしらの打ち合わせやSNSなどででてきた場合、実際に皆様の顔と名前が思い浮かぶ。困りご

        • "産業をつくる"ということの難しさと面白さと。

          2020年春。僕はだだっ広いコワーキングスペースの中で、誰もいない光景をただただ眺めている日々を送っていた。世はコロナ禍、そして初めての緊急事態宣言。外を出歩くことすら悪と称された時代。そんな中、コワーキングスペースで仕事をするだなんて選択肢の人がいるだろうか。少なくとも当時はいなかった。 #コワーキングアドベント2023 というハッシュタグで25名の方が順々に投稿していただくアドベントカレンダー企画。ご参加頂いている24名の方に心から感謝しております。ありがとうございます

        人から学ぶという"スタンス"の大切さ。

        マガジン

        • 考え方
          6本

        記事

          スタジアムとコワーキング

          僕はコワーキングGRANDSLAMをスタジアムのような存在にしたいと本気で思っている。1年ほど前から"GRANDSLAMスタジアム構想"として進めている。 野球場やサッカーのスタジアムなどを想像してほしい。幼いころ家族に連れられて行ったスタジアム。通路から入って、グラウンドを一望できる場所に来た瞬間、目の前に広がる光景から感じる高揚。これは何度経験しても、何者にも代えがたい感動がある。 そこにあるのは、プレーする選手たちと、大きな電光掲示板、たくさんの広告、そして満員のお

          スタジアムとコワーキング

          ポジティブな言葉の影響力。

          コワーキングも人材紹介も、その他新しくやろうとしていることもコテンパンに批判された。絶対うまくいかないと。今でも言われる。近い距離の人や家族や親戚も言われる。 そうだよ、最初からうまくいくわけないよ。むしろ天賦の才や、強靭なメンタル、ありえない額の軍資金、とてつもない強運。どれも備わってる人なんていないでしょう。むしろ最初からうまくいかない方がいいんじゃないかと思うくらい。 ”絶対うまくいかない!”とただ単に否定してくる人やネガティブすぎる意見を頂戴する方とは自然と距離が

          ポジティブな言葉の影響力。

          百貨店の苦悩

          イトーヨーカドー。 一世を風靡した百貨店も今や昔。 食品や衣料をわざわざ買いに行くイメージはなかなか持てない。 ユニクロやGUなどのファストファッションブランドの台頭にスピードも質も劣る印象。 国内14店舗の閉店が決まり、今後の動向が注目される。 個々のお店それぞれが集客し、大きな場所を借りて互いに成長していくというモールビジネスの限界すら感じる。 上に大型マンションがあったり乗降客が多い大型の駅でもモールは厳しい。安くて早いのであれば、ネットでもいいかと思う。

          マスクの着用ルールの緩和

          本日13日からマスクの着用ルールが緩和され、屋外・屋内ともに個人の判断に委ねられるとのこと。どんな変化が起こるのだろうか。 ちなみに今朝の電車では先週と何も変わらずみんなマスクをつけていた。 個人の判断に任せるということは、空気を読むみたいな意味合いもあるのかもしれない。日本人の民族性上、いきなり外すということはないだろう。ただこれがマスクを外しなさい(どんな命令やねんという感じですが)だと、みんな外しただろう。 個人の判断という一見自由な感じに見えるようですが、僕らは

          マスクの着用ルールの緩和

          ごみをまたぐな。

          こんにちわ。です。まだまだ暑い日が続きますが、もう来週再来週にはすこしづつひんやりとしてくる季節でしょうか。 わたくし、真夏の8月生まれですが、夏がとてつもなく苦手です。秋冬大好きです。願いが叶うなら、冬に生まれたかった。 暑さは何もしたくなくなりますが、寒さって集中できたり、頭が冴えたりと何か好きなんですよね。 さてタイトル。ごみをまたぐな。こちら私が以前在籍していた企業、株式会社ビズリーチ(現ビジョナル)で教えて頂いた言葉。 教えて頂いたというと少し仰々しくなるが

          ごみをまたぐな。

          仕事ができる幸せ。

          仕事ができる幸せ。ふとそんなことについて考えてみた。 7月最終週から8月1週目にかけて、子どもが子供特有の病気になり、ほぼ仕事できずという状況が続いていました。今はようやく寛解したとみらており、8月8日からはようやく通常通りに戻れるかなという段階。 ここ数年、毎日当たり前のように電車にのり、会社に行き、仲間と話し、お客さんと話し、一人での仕事の時間もしっかりつくり、夜はお酒を飲みなんて生活をしていた。当たり前すぎて、もはや何も見えなくなっていた。 仕事をするには環境と時

          仕事ができる幸せ。

          "学びたい"という欲望。

          人は地球上で唯一、"学習できる生き物"、とどこかの請け売りではあるが聞いたことがある。 自分自身、年齢も30代後半になってきて、学ぶということの尊さを改めて実感している。 僕は、小学校時代から塾に通っていたが、一ミリの成果出ず、中学受験をするも滑り止めにギリギリ程度。そりゃそうだ。自分自身に塾に行きたい願望などなく、親から半強制的に行かされていただけなので当然の報いである。そんなことよりも小学校の校庭で日が暮れるまでドッジボールをしたかった。 大学時代。僕は経済学部に入

          "学びたい"という欲望。

          柔らかい頭で。

          社会問題をメタバースという切り口で解決していくスタンスがとても良い。 真正面から向かってもなかなか解決できないから社会問題として残り続ける。 自殺の問題もそうだが、"相談にのっていればもしかしたら解決できたかもしれない"を一つでも多く生み出せるといいなと思います。 その手段が最新の技術であっても旧来の手法であっても、どちらでもいいと思う。 次々と出てくる社会問題の対策に定石は無い。 メタバースで「ひきこもり」支援 〝分身〟で就労相談しやすく https://new

          "知り方"の大切さ。

          何ともキャッチ―な見出し。 映画やドラマなどの映像の背景に商品を配置したり、主人公に身につけさせたりして、企業や商品の認知と魅力の向上を促す方法をプロダクトプレイスメントと言う。 さらにこれのでデジタル版。撮影後の映像に広告を差し込むデジタル技術を、デジタル・プロダクトプレイスメントやデジタルプレイスメントという。最近とても増えてきている印象。ゲームなどにも多く使われている。 見たいコンテンツの中に無理やりカットインさせて表示させるよりも、スムーズな形で見ていた人の目に

          "知り方"の大切さ。

          "無くてはならぬ"をつくる

          駐車場予約サービスのakippaさんの企業ミッションをご存じだろうか。 「“なくてはならぬ”をつくる」 僕はこの言葉がとても好きだ。 "無くてはならぬ"、とはどういうことだろうか。 僕の解釈では、社会的に存在する価値がある・対価を払う価値が十分にあるという理解。 無くてはならないものというと衣食住。でも衣食住以外にも必要なものなんて無限にある。iPhoneやパソコン、ITに関係するもの、車や電車・飛行機などのインフラもいい例だ。経済が発展した今、衣食住以外でも無くて

          "無くてはならぬ"をつくる

          つながりを大切にする人々。

          アルムナイの動きが活発だ。退職者向けコミュニティ作りはとても難易度が高いが、もしうまく作れたときの効果はとても大きい。 即戦力人材の補填という記述もわからなくもないが、もう一つはレピュテーションリスクの軽減かなと感じる。 誰しもが超円満退職というわけではなく、気持ちのグラデーションがあるのが実情。怒りながら辞めた人から、次のステップに進むにあたり、心から感謝しながら退職していく人などなど様々だ。 企業の口コミサイトもどこまで信憑性が高いかはわからないが、少なくとも退職者

          つながりを大切にする人々。

          被災体験の忘却。

          大型の地震が相次いでいる。宮城・石川・熊本で震度5クラスが定期的に起こっている。どこかのエリアだけが危ないという時代からもうどのエリアもそれなりに危ないことが伺える。地震大国日本でどう生きていくか。どこに住み、どんな対策をしながら生きていくかをここ連日のニュースを見て改めて思います。 27年前の阪神大震災の経験をしているのですが、それでも薄れゆく防災への意識。いつか起こるけど、今すぐではないという何となくの希望がまさになくなろうとしている。 避難ルート・集合場所・身の回り

          被災体験の忘却。