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【FF16考察&感想】エンディングを見たら手のひらがドリルになった話

はじめまして!なつのおれんじと申します。
FF16、面白かったですね〜!
クリアしてからしばらく経ちまして、熱が冷めると思いきやその真逆で、毎日24時間FF16のことを考えております。
もう誰か助けてくれ。

というわけで今回は、FF16のエンディングを見て、作品に対する考え方が180度変わった話と、エンディングについての考察を書いていきます。
なお、100%絶賛という内容ではありませんのでご注意ください。
それと特大のネタバレがありますので、クリアしていない方は、ぜひクリア後にお読みください!

考察だけ読みたい方は、感想を飛ばして頂ければ幸いです!



【感想】手のひらがドリルになっちゃった!

https://twitter.com/orangesummer723/status/1679793129359278081?s=20

プレイ中に何度か上記と同じようなツイートをしたのですが、FF16には解決していない謎が多く、NPCが疑問を抱かない不自然さもあり、ここは開発の都合でこうなったんだろうな、と感じてしまうシーンがいくつかありました。

私が特に気になったのは、
①フェニックスゲートでクライヴの前に現れたフード男(おそらくアルテマ)は、なぜ13年後のジョシュアと同じ格好をしていたのか
②ジョシュアは1つ目のマザークリスタルでクライヴを助けたあと、なぜ再び姿を隠したのか
③リヴァイアサンとはなんだったのか
④1つ目のマザークリスタル破壊~5年後の間、クライヴたちは具体的に何をしていたのか
の4つです。


※8月23日追記
②の疑問について私なりに解釈ができまして、そのきっかけになった記事をご紹介させて頂きます!

このシリルのお話によると、ジョシュアはクライヴの生存については把握できていたようです。
それでも接触はせずに調査するだけに務めていたのは、教団がクライヴを始末すべき対象と考えていたことや、アルテマについての真相が明らかになっていないため、クライヴを守るために必要以上の接触を避けていたからかな、と思いました。
素晴らしい記事をありがとうございました!



他にも細かいことを言い出したらきりがないのですが、これらが足枷となって、没入感を感じられない時がありました。
特に4つ目の、ストーリーをいきなり5年吹っ飛ばしたのは、正直とても困惑しました。
いきなり出てきた謎の敵にシドが殺され、死んだと思っていたジョシュアも出てきて、何が起きたのかよくわからないまま突然5年の時が過ぎる。
5年経ったクライヴは隠れ家のリーダーとして成長しており、まるで自分だけが5年前に取り残されたような感覚になったのです。
クライヴ=プレイヤーではないということは、頭では理解しているものの、プレイヤーも少しでも良いから、仲間に加えて欲しかったと思っていました。

しかし! 誠に悔しいのですが! エンディングを見てからというものの、不満に思っていたことが、気にならなくなっちゃいました。
それはなぜかというと、エンディングに出てくる「ファイナルファンタジー」の本を見た瞬間、「FF16はファイナルファンタジーという神話を追体験するRPGだったのだ!!!」という解を得たからです。

「FF16がなぜ神話なのか」は後で記載するので、ちょっとだけ自分語りさせてね!

私は神話について特別詳しいわけではないのですが、かつての私は、子供向けの神話や英雄譚などをよく読んでいた子供でした。大人になってからは読む機会が減りましたが、最近ではFGOにハマった影響で、ギルガメシュ叙事詩を読んだことが記憶に新しいです。

エンディングでスタッフロールが終わった後、クライヴたちが生きた時代より、おそらく未来であろう世界の描写が入ります。
森の中の一軒家で、少年が火打ち石で火を起こそうとしながら「こんな時魔法が使えたら」とぼやきますが、それに対して母親が、魔法は本の中のおとぎ話であると答えます。
その様子は、かつて私が子供だった時に、神話やおとぎ話を読んで「こんなこと本当に起こったのかな」「私も魔法が使えたらいいのにな」と妄想した経験と重なりました。
そして家の中の机には、ファイナルファンタジーという本が置かれており、その本にはクライヴたちの軌跡が記されていることが想像できます。
魔法はかつて確かに存在し、クライヴたちの軌跡も空想ではなく、(ゲームの中では)実際に起こった出来事であり、プレイヤーである私たちはそれを俯瞰して見てきました。

しかし未来では、クライヴたちの軌跡は、おとぎ話として伝わっています。
このシーンを見た瞬間、私は雷に打たれました。

もしかすると、自分が今まで読んだ神話の本も、過去に実際に起こった出来事かもしれない。
ファイナルファンタジーのように、長い時を経ておとぎ話になってしまっただけで、神も魔法も、かつては本当に存在したのかもしれない。

ふと、こんな考えが湧き上がってきて、全身に鳥肌が立つと同時に、まるで初めておとぎ話を読んだ子供のように、とてつもなくワクワクしてしまったのです。
FF16は、神話やおとぎ話──ファンタジーに心を躍らせていた、子供の頃の気持ちを思い出させてくれました。
開発陣が、これを狙ってエンディングを作ったのかは分かりません。
しかしゲームを遊んでいて、まさかこんな体験ができるとは思っていなかったので、めちゃくちゃ衝撃的でしたし、心の底から感動しました。
あまりに感動しすぎて、細かいことが気にならなくなったのが悔しいですね!

しかし、私が不満点を気にならなくなった理由はこれだけではありません。

今まで私が読んだ神話の中には、解き明かされていない謎があったり、話が途切れ途切れだったり、そうはならんやろ!(なっとるやろがい)というハチャメチャ展開が盛りだくさんだったり、それもっと詳しく知りたい!というポイントが語られず、スルーされてしまったりということが何回もありました。

あれっ……それ、FF16と同じじゃね?

そうかそうか、これは神話だから抜けてる情報が多いのか。
それなら仕方ないな、神話ってそういうもんだもんな~と納得して、自己解決してしまったわけです。
恋は盲目、みたいなところはあるかもしれません。
もちろん人によっては全然納得できないとは思うのですが、私は納得してしまったからもうどうしようもない。手のひらがドリルとはこのことです。
本当にやってくれたな、前廣さん!(ありがとうございます)

まぁそれはそれとして、クライヴが33歳になるまでの5年間で、どんな出来事が起きたのかは知りたいので、DLC待ってるぜ吉P!


【考察】ファイナルファンタジーはなぜ神話なのか

そもそも神話ってなに???
それを簡潔にまとめるは非常に難しいですが、私が調べた範囲での神話の定義をざっくり挙げてみました。

①神々、超自然的な存在が登場する
②自然現象、文化や民族、倫理的な原理など、世界の成り立ちを象徴的に表現したもの
③本当かは誰にもわからないが、かつて実際に起こった出来事だと言われている物語

この条件を頭に入れながらFF16のシナリオを思い返してみると、色々と思い当たる節があると思います。

まずアルテマは、人間とマザークリスタルを作った文字通りの創造主ですし、ドミナントやベアラーなどは魔法を使える超常的存在と言えますね。
FF16の終盤は、アルテマという神・理と、人ではないが超常的な力を持ったドミナント&神の器であるクライヴの戦いになります。(神同士が戦うのは、世界中の多くの神話で見られるエピソードです)
クライヴがアルテマに勝ち、理を破壊して魔法に頼らない新しい世界へと生まれ変わらせた結末は、未来の視点から見て、まさに世界の成り立ちを表しています。
このことから、FF16は神話であり、その物語を追体験させることがコンセプトであると言っても過言ではないでしょう。

そもそも、アルテマが神の器であるクライヴを指す言葉「ミュトス」は、ギリシャ語でざっくりと言うと、語り伝えられるもの、神話を指す言葉です。
そしてストーリー終盤、クライヴは偽りの神ロゴスと呼ばれるようになりますが、ロゴスはギリシャ語で理性に基づき真理を突き止めるという意味を持ち、ミュトスと対をなす言葉です。クライヴの生き方は、まさにミュトスとロゴスどちらの性質も兼ね備えているようにも思います

https://twitter.com/nektarxyz/status/1681928141667983365?s=20

他のプレイヤーさんの考察でも、いくつか話が挙がっていますが、FF16は様々な神話や聖書などの要素が含まれています。(そもそも、今回登場する召喚獣の多くが神話や聖書由来ですね)
今作に多少なりとも神話の要素が含まれているのは、間違いないと思います。
一つ一つ元ネタを探すときりがないので、今回は終盤のストーリーに絞って話をしますが、特にウォールード王国に入ってからは北欧神話の要素が多く見られました。

・オーディン……北欧神話の主神。
・スレイプニル・ハールバルズ……スレイプニルは、八本脚のオーディンの愛馬。ハールバルズはオーディンが船の渡し守に変装した姿。
・エッダ……北欧神話について語られた写本「古エッダ」や、北欧神話にまつわる詩の教本「スノッリのエッダ(新エッダ)」から。
・エイストラ(地名)……写本「古エッダ」に登場する巨人の女性の名前。
・バルムンク監獄……叙事詩「ニーベルンゲンの歌」に登場する剣。北欧神話に登場する剣「グラム」が大元だと言われている。
・旗艦アインヘリアル ……エインヘリャル。北欧神話でにおいて、戦死した勇者の魂を指す言葉。
・ラグナロク(装備)……灰の大陸由来の伝説の剣。元ネタは北欧神話の終末ラグナロクから。
・ゴッターダメルン(装備)……神の時代の終わりと銘打たれた剣。ドイツ語で神々の黄昏を意味する、ラグナロクと同じ由来。

ざっと調べただけでこれだけ見つかりました。詳しく調べたら他にもありそう。
エンディングでエッダさんの赤ちゃんが生まれるのは、神の時代が終わって、人間の新しい時代が始まるのを表しているようにも思えますね。
ウォールード関係じゃないけど、フェンリルも北欧神話由来です。
あとこれはこじつけですが、北欧神話にはトールという有名な雷神がいるので、シドがウォールードにいたのもそのせいだったり……?

北欧神話の要素はネーミングだけではなく、ストーリーにも含まれていると思います。
それではここで一度、北欧神話のラグナロク(神々の陥没)のざっくりとしたあらすじをご覧ください。

世界に異常気象が続き、人はモラルを失い、世界は荒廃する。
オーディンたち神々と、悪神ロキ・怪物・巨人たちの最後の戦いが勃発する。
双方が相打ちで倒れる中、最後にただ一人戦場に立っていた炎の巨人スルトは、炬火を大地の上に投げて、全世界を炎に包んで燃え上がらせた。
火が消えて静まり返ったとき、世界と大地が再生する。
何人かの神は終末を生き延び、また二人の神が黄泉の国から戻ってくる。
人間の男女も生き残っており、二人は新しく地上を満たす種族の祖になった。

注目してほしいのが、世界を燃やした巨人・スルトについてです。
スルトはムスペルヘイムという灼熱の国の入り口を守る巨人で、名前は「黒」を意味しています。
太陽よりもなお明るく燃える、苛烈な炎剣を手にし、北欧神話の冒頭から、将来的に世界を火で荒廃させて、神々を陥没させるとされていました。

なんか……なんかクライヴっぽくないですか!!!???

・炎属性の剣使いで、守護の役割を持つ
・黒 (今作のイフリートは黒い)
・神と戦い勝利する
・一人生き残り、世界/理を焼き尽くして、世を混乱に陥れる
・終末後の生死が不明
こじつけ・元々火の民(後のロザリア公国)が守っていたマザークリスタル ドレイクブレスは、大陸への玄関口である火山島にありましたね

上記の共通点に加えて、FF16の終盤に北欧神話の要素が多いこと、から、私は「クライヴ/イフリートは、北欧神話のスルトがベースになっている」と考えます。

クライヴの生死がはっきりと描写されなかったのは、北欧神話においてスルトが生死不明であることも、一因なのではないでしょうか。
それでは次は、エンディング後のクライヴ、ジョシュア、ディオンの生死について考察していきます。


【考察】エンディング後の3人の生死と、ファイナルファンタジーの著者について

はじめに結論を書いてしまうと、私はクライヴ・ジョシュアは生存していると確信、ディオンはおそらく死亡かな ……と思っております。

・ディオン
推しなんですけどね~!!!かなしい!!;;
ディオンについては確証は得ておらず、想像でしかないのですが、そもそも彼はバハムートを暴走させた時点で身体にかなりの負荷があったこと、彼が命をもって罪を償おうとしていたこと、最後に父の呪縛から解かれてたような表情で落ちていったことを考えると、生存の未来が見えないな……と思いました。
それに加え、私はFF14のイゼルの死にざまと、彼の最期が重なって見えてしまいました。
同じシナリオライターさんなので、作風?癖?といいますか……前廣さんが蒼天でイゼルの死をあのように表現したのなら、ディオンも死んだ想定で書かれたかもしれないと感じました。
私の中ではディオンは死んだという解釈ですが、それはそれとして生存してテランスと再会ハッピーエンドも見たいので、あとは二次創作で彼を幸せにしようと思います。
自分が文章の書けるオタクで良かった。

・ジョシュア
生存していると確信しています……と言いつつ、初めてエンディングを見た時は亡くなったのかな、と思っておりました。
ただ、他のプレイヤーさんの考察を読むと、生きてるかもしれない……!と考えた変わったタイプです。
アルテマを吸収したクライヴが、ジョシュアの傷を治した時に、究極蘇生魔法レイズの効果が乗ったから蘇生した」という有名な説がありますが、私もこれを支持します。
アルテマが一族を復活させるという目的を語るとき、アルテマはなぜかわざわざレイズという蘇生の魔法の名前を口にしました。
私はこのシーンを見た時に、急にFFワードを入れてきたな?と少し違和感を感じたのを覚えています。
メタ的な考えにはなってしまいますが、それはジョシュア生存への伏線にしたかったからではないでしょうか。

それに加えて、私は「死んだはずのジョシュアの傷が治った」という点に着目しています。

https://www.4gamer.net/games/199/G019924/20210712006/

FF14において、の話になりますが、治療魔法の定義を上記の記事から引用させて頂きます。

白魔法や幻術に代表される治癒魔法にはさまざまな方法論が存在していますが,基本的にはエーテルを分け与えることで減じた生命力を補いつつ,魔法的に対象者の自然治癒能力を高めるという形で「治癒」や「浄化」を行うものが多くなっています。ですから,補填できないほど生命力が喪われている場合や,自然治癒能力が及ばない病気に対しては,効果が得られないのです。

https://www.4gamer.net/games/199/G019924/20210712006/

ジョシュアはアルテマに封印を破られ、致命傷を負ったあと、クライヴにフェニックスの力を託して息絶えたように見えます。
この時点で死んでいなかった可能性も0ではありませんが、生命力が失われていることは明らかです。
ゲーム的な表現をすると、HPが0になった状態でしょうか。
再びメタ的な考えになってしまいますが、このような状態になった場合、回復魔法を受けることができません。
それでもクライヴの炎によって胸の傷が治ったのは、レイズの効果を受けており蘇生していたからだと私は考えます。

ジョシュアが生きていると思う理由はもう一つあるのですが、それは後ほど……。

・クライヴ
ドラマチックなエンディングのため、死んでしまったと思いそうになりますが、私はクライヴも生きていると確信しています。
まず、アルテマを吸収した力で世界の理を壊したクライヴが、浜辺に流れ着いて魔法が使えるか試して失敗するシーンがありますね。
この時クライヴの左手の指先が石化している様子が分かりますが、これはクライヴが神ではなく、人に戻ったことを表していると思います。
ここで読者のみなさんに思い出してほしいのですが、みなさんはマーサの宿でシドが石化した腕を見せるシーンを覚えていますでしょうか?
シドの腕の石化は、クライヴの左手の石化より広範囲に見えます。
それでもシドは(かなり負担はあったようですが)、生きて活動できていましたし、クライヴの左手の石化程度では死ぬものではないと思います。
しかしここで、左手以外も石化していたのでは?という疑問が出ると思います。
そこで再び思い出してほしいのですが、ストーリー序盤で訪れたグレードモン修道院では、ベアラーがリアルタイムで石化して亡くなるシーンがありました。
ベアラーの全身が石化するまでは、意識があった描写がありますので、やはり全身が石化する描写がないクライヴは死亡したとは思えません

クライヴが生きていると思う理由も、もう一つあるのですが……
それを語る前に、先に「ファイナルファンタジーの著者は誰なのか」について話をさせてください。
(長引かせてごめんなさい、あとで全て繋がります!)

エンディングに登場する「ファイナルファンタジー」の本ですが、著者はジョシュアの名前になっております。
火兄弟が二人とも生存している前提で話を進めますが、なぜ著者がクライヴではないのでしょうか?
それは、FF16 の物語が神話の追体験をコンセプトにしていることが関係していると考えます。

クライヴはマザークリスタルを壊し、アルテマを倒し、理すら壊して、魔法に頼らない新しい世界を創りました。
しかしそれは、魔法やマザークリスタルによる恩恵を受けられなくなるということです。
クライヴのしたことは世界中を混乱に陥れる行為であり、許されることではないと、クライヴは作中で何度も言及し、認識しています。(それゆえに大罪人の肩書きをシドから受け継いで、背負い続けているのです)
また、エンディングで出てきた未来の少年が、魔法が使えたら良いのにと呟いているので、クライヴは未来の人間の豊かさも奪ったことになります。

ジョシュアを殺したのは自分だと知った頃のクライヴをはじめ、ディオンやフーゴなど、FF16に登場するキャラクターたちは、大きな罪を犯した際に、命をもって償うべきだという価値観を持っています。
(もしかすると、クライヴの傍にジルや大切な人たちがいなければ、クライヴは責任を取って自害していたかもしれません。)
だからクライヴは、これまでの冒険の軌跡を記すと決めた時に、大罪人である自分が、生きてハッピーエンドを迎えた描写を入れるのは、相応しくないと考えたのではないでしょうか。
それゆえに、クライヴはシドはジョシュアの名前を借りて執筆し、物語としての大罪人シド/クライヴは、死んだようにも読み取れる表現にしたのではないでしょうか。
(また、先ほども書きましたが、ベースであるスルトの生死が不明であることも、一因だと思います)

おそらくFF16は、ファイナルファンタジーという神話の追体験をコンセプトにしている……それゆえに、物語に記されていないシーンを、ゲーム内で表現することはできなかったのでしょう。
だから、話の筋を通した上でゲームのコンセプトを表現するためには、クライヴの生死を不明にする必要があったのだと思います。
でも、クライヴのハッピーエンドが見たかったという気持ちもめちゃくちゃわかります……!
クラジル幸せになってほしい……!
心が二つある~~;;

そして最後に、クライヴとジョシュアが生存しているもう一つの理由について。
これはとても単純な話です。
それは、ファイナルファンタジーという物語は、クライヴとジョシュアのどちらの視点が欠けていても、書ききることはできないからです。

FF16で操作できるキャラクターは、クライヴ/イフリートと、ジョシュア/フェニックスのみ。
ジョシュアがフェニックスゲートので逃げようとする場面は、正直他のキャラクターたちのように、ムービー回想で済ますこともできたと思います。
深読みかもしれませんが、ジョシュアとフェニックスを操作できたということは、ジョシュアも神話のもう一人の主人公であり、ジョシュアの物語も含めて追体験をさせたいという意図があったのではないでしょうか。
ファイナルファンタジーの本は、生き延びたクライヴとジョシュアの合作であり、そういう意味でも、著者がジョシュアになっているのではないかなと思いました。

【最後に】
FF16は完璧な物語というわけではありませんでしたが、その不完全さゆえに、私にとって忘れられないゲーム体験になりました。
キャラクター一人一人が大好きだし、一つのゲームでここまで考察を深められたのは初めての経験です。
心からプレイして良かったと思うし、2周目を走ってさらに考察を深めたいなと思いました。
ここまで読んでくだったみなさま、ありがとうございました!