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関係性の問題に気付く方法

人間同士の関係性の問題にどうやって気付くか?

一番確かなのは、揉め事の瞬間に立ち会うことですよね。揉め事の本質を確認するために、じーっと会話を聞いたり、間に入ったりします。

では、揉め事の瞬間に立ち会えないとき、どうするでしょうか?

私は、人と人との「関係性」の前に、
まずは「個人個人」を「観察」します。


もともと人間観察が好きだった上に、商品開発の企画者として「顧客ニーズの本質を捉えよ!」とトレーニングしたおかげで、目利きのスキルが向上したようで、

その人の表情、発言、服装、昼食時間の過ごし方、メールの文面、出勤状況、デスクの荒れ方・・など、視点の幅が広がりました。
更に、その瞬間だけでなく、時間軸を広げ、その背景には何があったのか?を確認します。


要は、その人を取り巻く環境を見るわけです。

ここで、それまでのその人との変化を見つけ、
私なりに違和感を感じたら、
その人がいま行なっている業務内容を確認し、
誰とチームを組んで業務を行なっているのかを確認します。

その後は、関係者に聞いたりして、問題を発見するまで地道な活動をするだけ。

問題なんて、人間の関係性以外にたくさんあるのでは?と思われるかもしれませんが、その人自身で解決できない問題なんて、今の時代、関係性の問題ぐらいだろう、と割り切ってます。

関係性の課題について体系的に理解するには、こちらの書籍が参考になります。
関係性の課題のパターンも書かれているので、頭に思い浮かべながら課題を探すと、整理しやすくて良いと思います。

今日は、問題の発見後の解決には触れず、発見までを書きましたが、ここまでで、いかに問題の本質に辿り着けるか?が、問題を解決する上で重要だと思っています。

さて、現在私はリモートワークを始めており、この「観察」という手段が使いにくくなりました。
目で見える範囲に、実物がありません。

この後の世の中が直面しそうな課題に早めに出会えた!と前向きに捉え、色々試してみようと思います。


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