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2022年を振り返り

0:はじめに


久々の更新となりました。今週の輝けないワセジョです。突然ですが、皆さんの2022年はどんな1年でしたか?これまでボーっと生きてきた私はというと、波瀾万丈の1年だったので、備忘録としても、またこれからを生きる皆さんのナレッジとしても2022年を棚卸しておきたいと思います。

1月:修士論文の審査

笑いあり涙ありの修士生活を締めくくる審査、なんと、コロナの影響で査読式に。オンラインで口頭試問すりゃええやんと思うがそうはいかなかったみたいです。形式は学生1人1人に封筒が渡され、その中に副査からの質問が入っており、その質問に対し、早稲田moodleの「修士論文」なるタイトルの課題提出欄から回答する仕組みでした。ああ、どんなツッコミが来るのかなと恐る恐る開けたら意外と優しい世界が広がっており、コウペンちゃんよろしくの褒め具合でした。よっしゃ。

2月: IELTS受験、ITパスポート受験、母親の急変


さて、修論の査読が終わりすぐにgo to MBA最初にして人によっては最大の関門、IELTS受験に取り掛かりました。1回目、修論査読から10日後はidpなるスピーキング&ライティングの採点が辛めのところで受けてOA6.5。スピーキングで一部黙り込む姿を見せたためまさかのスピーキング5.5。ああこれはひどい、TOEIC970はどこへ。

さあ今度はOA6.5かつ全てのセクションで6以上!と意気込んでいたら内定先からITパスポートを受験しろとお達し。内定が取り消しになるんじゃないかと思い、IELTSそっちのけで勉強。そしてそのITパスポートの前日、あのウクライナ侵攻のあの日のオンラインカテキョバイト中に2021年6月から予後がヤバいと言われていた母親が急変、救急搬送。感染症のご時世につき、救急車には1人しか乗れないと救急隊員さんに言われ、私は自宅に残ってオンラインカテキョを続行。私はなんとか平常心を装っていましたが、相手のご家庭は確実に察していました。(後日、相手のご家庭のご両親より、大変な時にごめんなさいとご連絡頂いてしまいました)
仕事の後にすぐに病院に行ったところ、医師から説明を受けました。もう週単位で悪化のフェーズになったとのこと。父も私も言葉が出ないまま帰宅、私は父に促されITパスポート徹夜受験、なんとか受かりました。でも嬉しくない春休みの始まり…

3月:家庭内の緊迫感、IELTs2回目

まさに昭和63年の秋のような空気で、葬儀社の問い合わせをしまくっていました。同時に、2/8ぐらいに申し込んだIELTs2回目の勉強を進め、3/19になんとかIELTs OA7.0(R&L 7.5、S&W 6)を達成。消化不良感はあるものの、要求スコアを優に超えた上に、もうこれ以上の受験は今この状況では無理と判断してこれで出願するかと決めました。

一方、うちの母親はというと、3/15〜26ぐらいまでは調子が良く、ワンチャン在宅医療という条件のもと退院できるかなという話が出ていた…はずだったのですが、3/31に再度急変そしていよいよ重めの鎮静に。この鎮静を入れられる前に我々家族は3人家族として最期の会話。25年数ヶ月共にいてくれてありがとうで見送りました。

4月:就職後即母親死去、相続問題、運命の出会い

4/3、本来は社会人として初めての週末でお祝いムードになるはずのこの日についに病院から電話があり、病院に急行。しかし間に合わず、着いた頃には母親はすでにこの世の人ではなくなっていました。57歳で逝くっていつのご時世だよ…昭和初期かよ…悪い冗談はよせよ…と思いつつも、そして翌日は葬儀社との打ち合わせ、翌々日に葬儀と火葬。その悲しみも冷めやらぬうちに、現代では考えられない年齢で親を亡くした私に待っていたのは相続問題でした。まあ、いつか来ると思ってはいましたが、まさか今来るとは。
そんなことに揉まれつつも、この年齢で母親を亡くした、圧倒的日本社会でのマイノリティである私の気持ちを同世代にわかってくれと言う方が無理があると考えたので、誰とも話さないでおくかー。と思った一方で、全く人と関わらないとウェルテル効果的なものになると考えたので、人と関わるために忌引き中には2日に1回はMBAのオンラインキャンパスビジットや説明会に参加。その中で出会ってしまったのです。ここが、のちに無条件合格をもらうスクールとなるのですが、2023年度最新の英国内ランクでは120位前後/130校中、しかもそれほど世界学術ランクが高くないところでした。気持ち的には、花束みたいな恋をしたで最初に有村架純演じる絹が「何かが始まる予感がして、心臓が高鳴った」って言っていたけどまさにアレ。この感情がMBAで訪れるとは…。そんな思いを抱きながら私は4/25に遅ればせながら、新社会人として初めての業務をしました。

5月〜9月:志望校最終決定、推薦状依頼、志望動機&CV作成、洗礼の決意

5月には母親の法事にあたるものを、幼稚園から高校まで通ってたプロテスタント教会で行いました。まさか、初任給の使い道が親孝行ではなく、法事だなんてとは思いつつも、高校卒業以来ご無沙汰していたのにも関わらず、教会の皆さんの優しさに触れて感激。法事後に、牧師から洗礼を勧められました。うーん、宗教を持つとはどういうことなのか…。
そして、法事関連が終わった後は推薦状の依頼もあるので志望校を最終決定。当初はエージェントから勧められた英国ランク40〜60位ぐらいの3校と、あらかじめ考えていた英国ランク80位の合計4校受けるかと考えていましたが、やっぱりあの4月の忌引き中にオンラインで見に行ったあのスクールがどうしても忘れられず、結局合計5校受験することに。そして6月に推薦状の依頼をかけ、無事にすぐゲット。7月から志望動機やCVを練り始める…ベースは就活のガクチカにしながら、ねりねりねり。
その作業をしながら8月に洗礼を受けることに決めました。これものちほど記事にしたいとは思ってますが、例のカルト教団絡みの事件があったからこそ、宗教から逃げずに真っ正面から向き合いたいというのが一番の理由でした。

10月:MBA出願、受洗準備開始


MBAについては、書類を全て整えて出願しました。この思いよ、スクールに届け!そして、受洗準備が始まりました。ミッション系小中高の時よりも聖書の世界がとても奥深く感じられました。

11月: MBAインタビュー、1校から無条件合格

11月も後半になるとどんどんinterviewが入る入る…。そしてそのinterviewに紛れて、日本時間の某ネズミーランドのネズミの誕生日未明、ついにあの、4月に何かが始まる予感がして心臓が高鳴ってしまったあの英国ランク120番前後から無条件合格。しかも、かなりinterviewでの印象が良かったらしい。ありがとう120番前後さん。愛してるぜ…そういえば、留学生担当(アジア地域担当)のお兄さん、弊社の社員レベルでフレンドリーでめちゃくちゃ楽しかったなぁ…

12月: 志望動機書き直し、洗礼、26歳に

運命感じたところから合格もらったと思ったら、まさかのエージェント通じて出した英国ランク50位前後から無条件合格のお知らせ。ぴょんぴょんしてたらなんと、1時間後に志望動機をまるで日本の新卒採用のガクチカよろしくに書き直して提出しろということで条件付き合格に変わりました。え、まてまて、出す時に書くことは自由にしなさいって言ってたジャーン。そしてこの数日後、英国ランク80位前後からも同じように志望動機の書き直しを命じられました。これにはさすがに、会社のMBA経験のある先輩や上司も「異例の事態」とのこと。その上で、上司は「君がいい悪いじゃなくてね、志望動機書き直しはね、校風としてミスマッチと思う。日本人は校風合わないとたちまち病む人多いからね、病みました学位取れませんでしたはお金出してる以上しんどいよね…。だから、もうここは、無理しないでとりあえず体裁は整えて志望動機再提出は応じて、基本は志望動機書き直し命じなかったところに行くことをおすすめする…少なくとも弊社は少しでもレベル高いとこ行かないと無能扱いする会社ではないからね、自分に校風合ってるところ行こうね」とのこと。ああ優しい世界。
そんなカオス状況の中、クリスマスに私はプロテスタント式の洗礼を受け、クリスチャンになりました。そして、仕事納めを経て12/28に26歳になりました。1年はっっや

まとめ: 人の優しさ


今年1年はTwitterでもリアルでも人の優しさに何かと触れることがとても多い1年でした。来年はその優しさをきちんと返し、そしてMBAを楽しんで、米国税理士3科目合格に向けて、社会人2年目を楽しもうと思います。

さて、MBAですでに無条件合格が出たところでは、内定者交流が始まっていて、私も交流を時々していますが、すでにオンラインでの交流だけでもかなりの刺激です。なぜなら、戦争や大病、若すぎる妊娠結婚離婚、若くして自己破産など、私がもはや一番人生イージーモードレベルの壮絶な経験をした合格者が集まっているからです…。でも、彼らはそれをおくびにも出さずに明るく楽しくそして優しいのです。そんな彼らを見習いつつ、私が彼らととも学ぶという機会を得るために応援&ご協力いただいた皆さまに感謝しながら26歳の1年と2023年を過ごしたいと思います。

最後に、この1年私に関わってくださったすべての皆様そしてこの記事というか駄文を読んでくださった全ての皆様に感謝します。

来年もどうぞこの迷走社会人MBA受験アカウントよろしくお願いいたします。


この下は有料ゾーンとなっていますが、社会人経験の浅い、世間知らずの私のMBAを支援してくださる心優しい方々はご購入いただければと思います。写真と一言メッセージがありますので、チラッと見ていってくださいませ。
それでは!

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