相馬の考え方1

はじめまして、サラブレッド診断士です。今回ははじめての記事ということで、相馬の考え方について記載したいと思います。文章を書くことはプロではないので、読みにくい箇所等がありましたら失礼いたします。

まず、走る馬を選ぶということはとても難しいことです。

サラブレッドは当然生き物ですからフィジカル、メンタルともに競馬というものに適合して初めてよい結果を出すことが可能となります。

まず、フィジカルについても骨格や筋肉といった外形的なものももちろん必要ですが、目に見えない内臓に異常がないかということも重要になってきます。一口クラブのほとんどは馬体写真やウォーキング動画は公開されますが、残念ながら内視鏡検査や超音波検査の所見は公開されていないことがほとんどです。したがって、限られた外形的情報からリスクの少ない馬を選択しても、例えば呼吸器等に問題があればよい結果を残せないこともあります。

また、どんなにフィジカルが優れていてもメンタルが競馬に適合しなければいい結果を残せないのんは皆さんご存知のとおりです。

これらあらゆる要素がかみ合って初めて競走馬として成功するのですが、そこには人の手が介入するので、才能を生かすも殺すも人次第という側面もあります。

このように情報が限られていて、かつ不確定要素も多いと当てずっぽうでしか馬を選べないと思われるかもしれませんが、少なくとも公開されている情報から把握可能な馬体や歩様というものからリスクのある馬を外す、ということは現実的に可能です。

私共が提供する相馬というものは魔法でもなんでもなく、これまで積み重ねてきた知識や経験より外形的情報よりリスクの少ない馬を選ぶということです。

成功する馬を百発百中選ぶことは不可能だと思いますが、なるべく確立が高い馬を選んで、失敗を減らして長く馬主を続ける、これが成功への近道だと思います。相馬とはそうした現実的なものであると痛感しています。

ちょうどこれから各一口クラブで募集が始まる時期です。興味がある方は私共が提供する診断結果を参考にしてみてはいかがでしょうか。何もそのとおりに馬を選ぶ必要はなく、第三者の意見を参考にするのも情報が限られた状況で役に立つこともあるのではないでしょうか。



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