BTSと日本文化②:アンパンマン・ポケットモンスター
バンタンを取り巻く日本文化
前回に引き続き、アニメ・漫画・ゲーム系に偏った日本文化を語っていきましょう!
『Anpanman』のアンパンマンネタ
そのものずばりの歌『Anpanman』がありますね。最初聞いた時は自分の空耳だと信じて疑いませんでしたw
この曲、ダンス振り付けも日本人のRIEHATAさんなので、リスペクトはバッチリ。
自分たちを託す姿として、万能じゃないヒーローを選ぶところが、彼ららしいなと思います。
自分の身を削って、飢えという「誰にでも訪れうる小さな、しかし深刻な危機」を救ってくれるアンパンマン。
それをアイデンティティーにするバンタンは、私たちのヒーローです。
ちなみに、韓国でのアンパンマン放映は1994年頃からだそうです。
クオズが生まれた頃には、もう身近にアンパンマンがいたんだな……と思うと、うちの子を見守ってくれてありがとう的な謎の感動が生まれます。
韓国では『호빵맨(ホッパンメン)』と名前が違うんですが、あえて和名を曲に使ったのはリスペクトなんでしょうか。
余談ですが、ライブ映像で、『Anpanman』開始時にメンバーが遊んでるのが好きです。
テテがグクに抱っこされてた2019年香港公演とか、萌えの過剰供給に身もだえながら、よくその姿勢で歌えるなと感心しました!
アンパンマンは、『IDOL』の歌詞にも出てきます。「ヒーロー=アンパンマン」の図式がブレませんね!
ちなみに、この曲の振り付けもRIEHATAさんです。
BTSにまったく関係ないんですけど、イランでは断食月にはアンパンマンの顔にモザイクがかかる、という話が大好きなので、最後にご紹介させてくださいw
『ポケモン』とバンタン
韓国では1999年にアニメ放送が開始された、『ポケモン』。
90年代生まれのBTSメンバーは、ちょうどブームど真ん中に子供時代を過ごしていると思われ、ポケモンの名前がよく出てきます。第一世代が多いので、ゲームガチ勢ではないと予想。
BTSでポケモンと言えば、私がすぐ思い出すのがこのテテ。バブい……!
テテは傷にポケモン絆創膏を貼ってたこともあり、それが私物なのか誰が貼ったのか、色々気になりました。
どちらにせよこの成人男性、かわいすぎるやろ……!
ちなみに、2021 BTS FESTAでの、テテの「グクといえば?」に対する回答「筋肉モンスター」はポケモンのゴーリキーのことです。
BTSのポケモン好きと言えば、ポケモンパンのシールを集めているナムさんも外せません。
ポケモンパンは一時期売上低迷で販売停止していたのですが、2022年に発売再開。
その後第二次ブームに至りますが、この頃ナムさんが「もっと売ってください!」とSNSに投稿したのがブーム再燃に影響したのでは、という説がありました。
シール欲しさに韓国経済を動かす男、RM。さすがウリリーダー。
SUGAをウパーと呼んだ、っていう話もたまりません。私もウパーにユンギってつけて、進化させずにかわいがろうかな……。
ポケモンシールはジン君も集めており、初めて入手したのはコダックだったそうです。
ジン君からは、恋人には「ヒトカゲ(파이리)」と呼ばれたい、という謎の発言もあり、真偽のほどはともかく彼の頭の中にはポケモンが住んでる、ということだけは把握しました。
ナムさんもジン君も、「かわいいものが好き」という趣向をまっすぐ出してくるところが愛しいですね。
BTSを見ていて、ポケモン人気のグローバルさを改めて感じさせられるとは、意外なコラボレーションでした。
つづく
まだ続きます!
コーヒー一杯奢ってください( *´艸`)