凸で凹な息子とそれを楽しむ母ちゃん

広汎性発達障害で不登校の息子の成長を綴る。同じようなことで悩まれているお母さんやお子さ…

凸で凹な息子とそれを楽しむ母ちゃん

広汎性発達障害で不登校の息子の成長を綴る。同じようなことで悩まれているお母さんやお子さんの未来が少しでも明るくなりますように。みんな違ってみんないいは本当だよと思う母ちゃんです。

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発達障害は障害ではない

発達障害は障害ではない 小学2年のときに広汎性発達障害と診断された息子は現在中学3年生になりました。いろいろいろいろありました。 息子に診断名がついたとき、たくさん本を読み、相談できる場所を探し、ありとあらゆる勉強会に参加し、ネットを調べ、できる限りの情報を集めたつもりですが、みんな持っている個性も困り事もそれぞれだから正解はないのだけれど、もしも私の経験が少しでも誰かの役に立てたらいいなと思います。 そして、発達障害は障害ではなく「個性」だから。 1人でも多くのお母さん、

    • 卒業式

      凸凹くんは、卒業式には出席しないと言い続けていました。 まあまあな筋金入りですよ。 お世話になったH教頭先生が異動になった時、 「○○くんの卒業式での姿、見たかったなぁ!」と言っていました。 「卒業式には出ません。」と答えた凸凹くんでしたが、 H教頭先生は「出席できるといいな^^」と上手く凸凹くんをなだめてくれていたことを思い出します。 そんな卒業式。凸凹くんは出席することができました。 母ちゃんもまさか凸凹くんの卒業式に参加できるとは! 期待していなかっただけに、嬉しか

      • 6年生3学期〜卒業式までのお話

        凸凹くんは、6年生の担任の先生が好きではありませんでした。ちょっと対応がズレてるけど^^;母ちゃんは、嫌いではなかった先生。 そして、凸凹くは、この先生(仮にT先生とする)のことを、途中から好きでも嫌いでもない、興味がない先生と認定していたようです・・・・・・・(ーー;) まぁ、凸凹くんには、支援クラスに絶大な信頼を寄せるK先生がいたから、それでも特に問題はなかったのですが・・・。 でも、母ちゃんの本音としては、「若い交流クラスのT先生のいいところにも気づいてほしい。」っ

        • 子供の服薬について(親の気持ちとか周囲の声とか・・・)③

          母ちゃんには、隣県に住んでいる兄がいます。 めったに合うことのない兄に、言われたこと。 「よ〜そんな訳のわからん薬、自分の子供に飲ませるな〜!」 それを聞いた母ちゃんは、こう思った。「訳のわからん薬?確かにそうだな。」 あと、兄は「可哀想に。なんでそんな薬を飲ませるわけ??」 むむむむむむ・・・・・・・・。 兄は、甥っ子である凸凹くんのことを、心から案じてくれているがゆえの発言だったのかもしれない。 でも、言われた母ちゃんは、とても不快な気持ちになった。 「あーのーさ

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          子供の服薬について(親の気持ちとか周囲の声とか・・・)②

          前回、書き忘れておりました^^; 身長について。 我が家の凸凹くん、ずっと継続でコンサータを服薬してはいませんが、現在、高1、しばらく計測していないけど、おそらく175㎝を超えてます^ ^   同級生の言葉がなかったら、私はずっとモヤモヤしてたかもなぁ・・・。 もし、同じように悩んでいらっしゃる方がいたら、参考までに。 さて、お薬の効果について。 以前にも少し書きましたが、凸凹くんは、コンサータを服用すると、食欲減退どころか、胃液のようなものまで吐いてしまうことがありまし

          子供の服薬について(親の気持ちとか周囲の声とか・・・)②

          子供の服薬について(親の気持ちとか周囲の声とか・・・)①

          我が子の服薬について、もしかしたら当時の母ちゃんのように悩んでいる親御さんがいらっしゃるかもしれない。 何かの参考になればいいなと思います。 凸凹くんが、今までに服用したお薬。 コンサータ、ストラテラ、リスパダール、漢方薬(その時の状態に合わせて)。 小学校低学年の時、何度も何度も「薬を飲ませてください!」と、小学校教諭に言われた、ちょっと母ちゃんの中ではトラウマ的になっている^^;「コンサータ」について。 服薬すると必ず、食欲が落ち、嘔吐していた凸凹くん。 医師から、

          子供の服薬について(親の気持ちとか周囲の声とか・・・)①

          聴覚過敏と音楽の授業について

          前回の続きになりますが、息子が入学予定の私立中学校で音楽の授業について話し合いました。学校側としては「大丈夫そうな内容の授業なら、音楽室に入れるかな?別の教室を準備することはできないけど、音楽準備室で居てもらうことは可能にする配慮はしたいと思います。」とのこと。 学校側の配慮に、母ちゃんはただただ感謝しかなかった。 他にも自習室のある図書室で過ごせないか?など、本当にいろいろ考えてくださりました。 そんな中、ただ1つ学校から言われたのは、「音楽の評価はほとんどつきませんが

          聴覚過敏と音楽の授業について

          入学前に話し合う、書字障害と聴覚過敏について

          無事に受験に合格した凸凹くん。 でも、入学前に確認しなければいけないことがある。 書字障害や聴覚過敏についてだ。 小学校からの調査書の内容がいったいどういう内容か分からないし、後でこんなはずじゃなかった・・・。と、学校と凸凹くんの両方が不快な思いをするのは、本当に不本意なので、思い切って学校へお話を伺いに行った。 まず、書字障害について。 凸凹くんが漢字があまり書けない(まったく書けないわけではない)ことについて。漢検にも学校が力を入れているのは聞いていたのですが、漢字は

          入学前に話し合う、書字障害と聴覚過敏について

          中学受験無事終了と枠にはまらない生き方を尊重したいなの話

          中学受験は親が思っていたより、スムーズに終わった。 やっぱり国語は時間が足りなかったみたいだけど、本人の感触としてはいい感じで終われたようです。 面接も、問題なく終えられたと。 そして、結果は『合格』 受験の合否より、みんなと公立中学校に進まなくてよくなった凸凹くんは、そっちの方が嬉しそうでした。 でも、母ちゃんは凸凹くんに何度も聞いてみた。 「たぶん君が考えてるより、勉強、大変だよ。」 公立中学校は自宅のすぐそばだから、はっきり言って5分前に起きたとしても十分に間に合

          中学受験無事終了と枠にはまらない生き方を尊重したいなの話

          受験科目の国語について

          母ちゃんは、凸凹くんが低学年の頃「漢字ってどうやって覚えるん?(>_<)」って半べそで訴えてきたとき、いつも決まって「何回も書くしかないかな。」って答えていた。 自分が子供の頃、漢字練習帳に覚えられるまで何度も書いていたことを話してみたり。 そしたら、とある日のこと、凸凹くんが「何回も書いたって覚えられない!」と、これまた半べそで訴えてきた。 そこで母ちゃんは、本屋で見つけてきた漢字の成り立ちの本を見せながら、一緒にお勉強してみようとしたんだけど、凸凹くんの興味はゼ〜ロ〜。

          受験科目でもある算数、国語のお話

          まずは算数のこだわりについて書こうと思う。 「さくらんぼの計算考えたん誰〜〜〜〜?!」 「なんで、このやり方じゃないとダメなん?」 などなど、凸凹くんは結構な確率で算数の途中式について納得いかないことがある。 あまりにもこだわることがあって、過去に主治医に 「じゃあ、インド算数とかはどう?」などの助言を受けたことも。 そして、インド算数がはじめましての母ちゃんは素直に本屋さんへ走る。 まずは母ちゃんが読む。凸凹くんに伝える。 「それとも違う!!」らしい。。 算数は最終、答

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          こだわりの絵は時間がかかりすぎるなお話

          凸凹くんの参観の日、子供たちが描いた「百羽の鶴」の絵が貼り出されていました。 ちなみに凸凹くんは、絵を描くのに本当に時間がかかるお子さんです。 現在、高1、やっとのことで少しずつではありますが、スピードアップできるようになりました^ ^ 当時、学校から帰ってきた息子が絵を書く授業で「時間がたりなかった〜」(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾と落ち込んでいたことがありました。 ↑ 「時間がたりない!!」って言うのは、いろんな場面において凸凹くんあるあるです。 母ちゃんは「周

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          参観日は1人で発表

          6年生の担任の先生ともうまく信頼関係が築けなかった凸凹くんです。 交流クラスの担任の先生を受け入れられず、教室にに行くことは少なくなっていました。 そんなとある日の参観日、凸凹くんが交流クラスのほうで参加する。と言いました。凸凹くんの場合、支援クラス、交流クラスのどちらかを自分で選んで参加するスタイルにしていました。 そして、その日の参観の内容は、住んでいる町のイノベーションについて。 同じ意見を持った子たちがそれぞれ班になり、発表をしていきます。 凸凹くん以外のクラス

          誹謗中傷について。かわいそうな思い違いをしてるのはどっちだろう?

          人それぞれ顔が違うように考え方もそれぞれ違っていて当然だと 思う母ちゃんです。 そして、自分と違う意見に対してわざわざそれを切り取って誹謗中傷する人ってなんだろう。って思ってしまいます。 そして、この方の心が心配です。 大丈夫かな? 自己紹介を拝見させていただいたところ、ご年配の方のようですが・・・。 どのような半生を過ごされてきたのかと。 身近にご家族やお子さんがいるといいんだけどな。 なぜなら、心が満たされていて幸せな人は誹謗中傷はしないからです。 母ちゃんは、これ

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          学校行事は基本参加致しません!参加したとしても自分時間優先で

          小学校での行事を振り返ってみようと思う。 凸凹くんは基本、遠足などに行きたがらない。 幼稚園時代は、お泊まり保育も楽しんで行ってたんだけどなぁ。 ↑(遠い目(ー ー;))(笑) 珍しく参加ってときは必ず「キャラ弁作ってー。」と。 母ちゃん、凸凹くんが少しでも楽しめるようにキャラ弁を用意する♪ 小学校に入学するとき、キャラ弁は幼稚園でおしまい。とさんざん言い聞かせてたけど、がんばって行事に参加する凸凹くんに敬意をあらわす! どんなに眠くたって、母ちゃんやったるでー! 凸凹く

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          こだわりなのかワガママなのか?慎重に見極めなくては・・な話

          母ちゃんが凸凹くんの子育てをしていく中で、よく自分自身、葛藤していたことがある。 「それってさ、ただのワガママじゃない?」 そんな、なんでもかんでも自分の思い通りになると思うな! ってことなのですが、例えば・・・・・・・・・ 塾の話にしよう。塾は自宅から比較的近かった。 自転車でも行けるし、徒歩でもぜんぜん大丈夫な距離。 たぶん、2、3回くらいは自分で通ったと思うんだけど、 母ちゃんが家にいる時、「なんで送ってくれないの?居るのに送ってくれないっておかしいよね?」と、結構な

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