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起業するなら必要な経営者マインド

 みなさんチームワークしてますか?
No.3代行を事業としてやっているthree.Tのウエツです。
社員が数十、数百人いる会社をやっているわけでもないボクを、「経営者」と呼ぶには相応しくないですが、色々な経営者の方と話をしていると共通して持っているマインドがあります。
それが『365マインド』
「楽して稼げる」とか、「好きなことだけやって稼ぐ」とかよくありますが、
それはキャッチーな言葉であって、本質はここにあると思っています。

会社員マインド

 特にそんな言葉があるわけではないけれど、「経営者マインド」の対義語として挙げるとしたらそんな言葉になるのかも。
そして、毎回言うことだけれど、どちらが良くてどちらが悪いということではない。
人によってどちらを選択するか、今の自分にはどちらが合っているのか、ということ。

 かく言うボクも、大手工作機械メーカーに勤めていたときはこの「会社員マインド」だった。
「会社員マインド」と言っても内容としてはたくさんあるのだけれど、ボクが強く思っていたことは・・・

仕事は会社でやる

というものだった。
だからこそ、仕事は家に持ち帰らない。
家では仕事の話はしない。
家族も、ボクが勤めている会社がどんなところかは知っているものの、ボク自身がどんな仕事をしているかはあまり知らなかった。
ボクもそれで良いと思っていた。
そこは完全に切り分けて、会社から帰れば家のことをした。
自分の好きなことをした。
もちろん営業職だったため、100%切り分けることはできなかったけれど、それでもそこはなるべく分けて考えていた。

 このとき感じていたのは、

プライベートがとても充実している

ということだった。
当時(10年前くらいかな)までのボクは、多趣味な人になりたいと思い色々なことをしていた。
多趣味こそが人生を充実させる、と考えていたからだろう。
少しでもチャンスがあればやりたいことをやって、その話をほかの人にも伝えて仲間を増やして、楽しい時間をたくさん作る。
それにかなりパワーを注いでいたように思う。
その経験で得られたものは、話のタネとなり仕事に活かされていたし、本当に楽しかったように思う。

 そんなボクの考えがどこで変わっていったのか。
ある時会社でこんなことを言われた。

「キミたちの年代は歳の近い先輩がいない。それは会社が新入社員を取らないという選択をした空白の10年があるから。そこの10年を埋めるのは大変かもしれないけれど、あと15年頑張れ。そうすれば上の年代の人達はほとんどいなくなりキミたちの天下だ」

もしかすると、こう言われて素直な人なら
「はい!分かりました!あと15年必死でがんばります!」
となるのかもしれない。
けれど、ボクはそうは思わなかった。

あと15年・・・

それだけ長いこと頑張らなければ会社を動かすことはできない。
社会の仕組みを知ることはできない。
仕事を選択することはできない。
頭や考えが凝り固まってしまった歳のボクに何ができるのか。

そこからはかなり考えが変わっていった。

経営者マインドに近づく

 会社を辞めたのは様々な理由があれど、これも大きなひとつではあった。
大切なボクの15年を下積みで必死に頑張るのなら、もっと早く小さなチームでも経営者の近くで働くことで見えてくるものはあるはず。

 だからこそベンチャーの㈱リトルコンシェルへ移った。
正直めちゃくちゃ大変だった。
ボクの今までの考え方は崩壊し、1日中仕事をしていた。
理由の分からない仕事はどんどん効率化し、やらなくて良いようにするものの、あとからあとから仕事は発生する。
土日なんてあったものじゃない。
朝は7時には起きてパソコンを開き、昼間は営業に行って、夜にはまたパソコンを開き2時に寝る。そしてまた7時に起きて・・・
その繰り返し。
家族と自分の身体に迷惑を掛けまくった。
会社には少なからず貢献できていたのかもしれないけれど、思ったように業績は上がらずボクは思った。

これは違う。何かが違う。

そして、少しだけリトルコンシェルを離れてみることにした。
ベンチャーではないけれど、小さなチームの㈲田中金属で長く続いている会社の「経営者とはどういうものか」というのを学ぶのと同時に、リトルコンシェルを別の側面から見ようと考えた。

365マインド

 その答えはすぐにわかった。
『365マインド』
これだった。
こんな言葉は無いけれど、文字を見てわかる通り、365日何かしら仕事のことを考えている。
㈲田中金属では社長だけでなく、その近くで働くひとたちもこれを持っていた。
別に土日に働くことだってなんら厭わない。
毎日仕事のことを考えている。
何なら、プライベートの時間でもふとした瞬間に仕事の話をする。

リトルコンシェルの時のボクもそうだったはず。
でも何が違ったのか。
答えは出ていないけれど、ボクが思うに「8,760マインド」ではないということ。
365日×24時間=8,760時間ずっと仕事のことを考えているわけではない。
仕事のときは仕事をする。
遊ぶときは遊ぶ。
バカをするときはバカをする。
このメリハリがかなりしっかりできているのに、なぜだかどの瞬間でも仕事と繋げることを考えており、もしチャンスがあれば「これは仕事にできるのでは?!」と思っている。
そういう人に限って、急に仕事の話をしてくる笑
だからしっかり休みも取る。
でも休むのも仕事のため。
旅行にも行く。
そこで何かヒントがあれば仕事に繋げる。

キングコングの西野さんもあまり寝ずに仕事しまくっているけれど、友達とお酒を飲むことは好きでそれを仕事にしちゃえ!って「スナック西野」をやってます。
そんな感じ。

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 後から考えれば、リトルコンシェルの社長もこれ。
ボクが知らないだけだった。

 実は、今のボクの考えもかなりこれに近づいている。
土日とかはあまり関係ない。
社会が決めた1週間というものに振り回されていたら活動が止まってしまう。
だから365マインドで動いている。
すると、

大変ですね。
仕事が好きなんですね。

とよく言われる。
ただ単に大変なことはない。
全部の仕事が好きでもない。

ただ言えるのは、「全部ひっくるめて楽しい!」ということ。
そこが大切。

一応言っておきますが、ワーカホリックにはなりたくないです♪


GOING MY WAY.

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