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オシャレ映像と能力の先入観や決めつけ

映像制作を生業としてやっていて、一番大切にしていること「基本」です。
小手先の技術に頼らず、光と影と画角と最適な被写界深度。
そしていつみてもしっかりと見れる映像作りを心がけています。

そんな風に映像を作り続けていたら
「哉司さんはオシャレな映像って感じじゃないですよね?」
「今風の映像って出来るんですか?」
と言うわけで散歩がてらオシャレっぽい映像を作ってみました。

これくらいだったらできます。(オシャレじゃなかったら力不足です…すみません!)
しかしあえてやることはほとんどありません。
何故かというと…

流行りの映像やオシャレな映像小手先の技術やエフェクトで出来てしまって、演出能力がほとんど無くても出来てしまうからです。
とは言え流行りの映像を分解すると良い演出部分を明確に言っていくことも出来ます。
しかしながら流行りの映像は作りてとしては麻薬のようなものだと思います。
出来た気になってしまうのです…。
そのため多くの作り手は「出来ない」のではなく「やらない」のです。

残念ながらその事に気が付いていない広告マンが多く、それに影響されて若手も流行の映像が良いとなってしまう事が実に多いです。
基本もしっかりと勉強して使えるように身につけて、オシャレな映像も自分の武器のひとつとして持って、流行に頼るのではなく使うことのできる作り手が多くなってくれることを祈っています。


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