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徹子目指して今日もゆく。

年度始めです。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
わたしは今日は11時間労働に短縮することが出来ました。やったーーーーー(やけくそ)
年度初めなので少しくらい真面目なことも書いてみようかと思います。


「先生の将来の夢って何?」

数年前、6年生を担任していた時のこと。
「12年後のわたし」という大人になった自分に思いを馳せ、粘土で表現していくという図工作品の制作に取り掛かっていた児童がそんなことを訊ねてきました。
彼女は実際に作品づくりに取り組む前、計画の段階でイメージがなかなか生まれず、とても困っていました。

「定年退職したら、退職金で冷暖房完備の防音のプレハブを庭に建てて、そこにグランドピアノを置いておばあちゃんにピアノを教えるおばあちゃんになるのが夢」

と答えた記憶があります。これはわたしの、ここ10年くらいで見えてきた、理想の最終形態。

「大人でも将来の夢ってあるんだねー」

この子には「将来の夢=大人になったらやりたい仕事、就きたい職業」というイメージがあるんだなぁと思いました。
別に、大人がつきたい仕事を思い描いても良いわけだけど。
わたしが今日から地下アイドルを目指したっていいし、あなたがプロ雀士を目指したって良いんだけど。

まぁいいや。

わたしが先ほど答えた夢には、実はまだ秘められた野心があります。

それは、黒柳徹子になること。

どんなことがあっても揺るがない「黒柳徹子」を通していつつ、時代に合わせてしなやかに変化していく。
どんなに豊かになっても、社会に還元することを常に考えている。
めちゃくちゃ格好良いではないですか。
わたしがなりたいおばあちゃん像No.1。
マツコ・デラックスからの夏木マリを経て、黒柳徹子へと最終進化を遂げたい。

年齢にとらわれず、ファッションを楽しみ、自分にできる社会貢献を考えてゆく。
そんなふうに年齢を重ねていけたら、と思うのです。
そのために、今日も好きな洋服を好きに着て、良いと思ったものを毎日の中に散りばめて生きている。
ノブレスオブリージュ、には程遠いけれど、わたしにできることをできる範囲で社会に還元しています。
自分の仕事に真剣に向き合って、特性のある子どもが将来的に使える武器を増やしたり、上手く自分の特性と付き合えるようにしたり、その手助けをするというのも、きっとそのひとつ。

将来的には、「若い頃から弾いてみたかったの」というおばあちゃんにピアノと場所と機会を提供し、お茶飲み友達が集うサロンみたいなことができたら最高。
高齢者の居場所づくりとしてのピアノサロンね。お教室ではなく、サロンね。何だか響きが良いじゃないですか。サロン。オンラインじゃないサロン。
サロン利用料は、月額2000円くらいのサブスク制にしようかな。
1日1回1時間で月に何度でもご利用可能です。お一人でも、お友達とご一緒でも。お好きな方法でお使いください。
あ、光熱費も少しもらいたい。10~3月の半年で暖房費3000円、6月~9月の3ヶ月で冷房費2000円でどうでしょうか。わたしがおばあちゃんになっている頃は、もしかしたら5000円くらいもらわないとダメな感じかもしれないけど。
何だか面白そうなことをやってるBBAがいるって認知されたら楽しいだろうなぁ。
面白いことを探していたら社会のためになってたよ、というのが理想なんだけど。
あと30年後くらいにピアノサロンを開く予定なので、入会予約は今からでも受け付けます。ご興味ある方はコメントください。


そう、くだんの彼女。
彼女には、「仕事じゃなくていいんだよ。『宇宙旅行に行きたい』でも、『珍しいペットを飼いたい』でも、『格好いい車に乗りたい』でも、こうなっていたいなってことで考えてみたらどうかな?」と話しました。
「あー、そっか」と改めて設計図に向かい、それなりにイメージが固まったようで何より。
将来の夢って、仕事だけじゃないからね。子どもの頃は「こうありたい」を考えるのは難しかったけれど、今の世の中、なんでも仕事になる時代だし、「こうありたい」をまず考えるのもありだよね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

参加しています。13日め。

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