見出し画像

悪阻

検査薬で「陽性」とわかってからじわじわと朝起きると何となく気持ち悪くなってきていてこれが悪阻で軽い二日酔いだけかな?なんて軽く思っていてごめんなさい。頭痛に嗚咽はあるが吐きたいのに吐けない。腰の痛みは悪阻のピークを過ぎても収まらず産む直前まで続くとは…。

悪阻は人それぞれ

悪阻とは、一般的に妊娠5週目から妊娠12~16週目頃ぐらいが一番ピークといわれている。この時期に軽くなる人もいれば、産むまでずっとの人もいる。
母は私の時はたまに吐いたと言っていた。さて、自分はどのタイプの悪阻になるだろうか?

まだ妊娠と分かっていない頃、いつもは朝とお昼後にミルクたっぷりのコーヒーを飲んでいたけど、なんだか飲みたくない。朝に入れたコーヒーを一口飲んで捨ててしまった。次の日からコーヒー入れることをやめて白湯でもなくウォーターサーバーの熱々のお湯か水を飲むようになった。

また、普段から二日酔いでも頭痛なんてほぼない人生だったから痛かったが、なんとなくコーヒーの件もあったし薬は飲んじゃダメな気がして寝て過ごしていた。

陽性と分かってからはプラシーボ効果的な?急に気持ちが悪くなっていった。朝は嗚咽から始まり頭痛・めまい・眠気…。ベッドからはほぼ出ることなく永遠とiPadさんでYouTubeを見ていた。

食べられたもの・食べられなかったもの

毎日食べたいものが変わり、日中はYouTubeで大食い動画ばかりを見ていた。(コロナの影響もあり会社の事情で休業中)
もともと料理が好きじゃなのもあるし、気持ち悪くて台所に立ちたくない。
夕方にその日に食べたくなったものを旦那さんにLINEして作ってもらってもらう。

目は食べたいのに食べられない。特に葱のニオイがダメだった。それでもお腹に入れないともっと気持ち悪くなる。1時間以上かけてゆっくり食べていた。時にはお箸を持ったまま寝たことあったな(笑)
食べれなくなったものとしてインスタントの春雨スープが一番気持ち悪くなったっけ。今でもちょっとトラウマで食べれる気がしない。

大好きな旦那さんのニオイもダメになった。いつもだった面倒くさいぐらいちょっかいかけたりくっついて寝るのに、どうも近寄りたくない。寝るときは互いに背中を向けタオルで鼻を覆って寝ていた。
面白半分で旦那さんが顔に息吹きかけてきて、「あぁー!!ニオイがダメだー!!」なんて遊んでる余裕はあったかな。

悪阻の終わり

15週を過ぎたある日、いつもならシャンプーする時に下を向くと嗚咽していたのが急になくなった。その次の日の朝から嗚咽することがなくなって次の健診まで不安でしかたなかった。

あんなに嗚咽が辛い、キツイ早く落ち着いてくれ!なんて言っていたのにいざなくなると不安が押し寄せるのはなぜなのだろうか…。悪阻が落ちついて健診で元気に動いているのをエコーで確認できたときはホッとした。ただ元気過ぎて大事な検査ができず次の時にも検査したから通院費が倍になったけどね(笑)

眠気は産む直前まで収まらなかったなぁ。途中(産休にはいる3か月前ぐらい)仕事復帰したけど、テレワークということもあり隙をみて寝れる時は寝ていた。実際そんな仕事なかったしね(笑)

書き出してみると軽い方の悪阻なのだろうが、辛さは人それぞれ。世の中の妊婦さんたちが嫌味とか言われず穏やかに過ごせる世の中になればいいな。

では。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?