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ゲリラ豪雨とダイエット

今年も、熱海や様々な地域で豪雨による甚大なる災害が発生した。
被害に見舞われた方々に心からご冥福をお祈りすると共に、年々被害を増す豪雨災害への根本的解決への道筋の為に、一眼となって知恵を絞り出す必要必然な時期なのだと肌で感じた。

長さ10キロ、高さ15キロにも成長するといわれる積乱雲が吐き出す『ゲリラ豪雨』。
その巨大な積乱雲が次々に列になって『線状降水帯』を形成し、広範囲の地域で大量の雨を降らせる。
昨今の梅雨は、まるで熱帯雨林のスコールの様だ。

熱海で土石流災害が発生したあの日の早朝、
私は愛知県名古屋市の自宅から栃木県に向けての移動中だった。
そして、新東名高速道路上で恐ろしいほどの豪雨を体験をした。

ワイパーをフル回転させても前車のテールランプを捉えることが難しく、視界はほぼゼロに近かった。スピードを落とし神経を集中させながら運転を続けた。
まさにバケツをひっくり返すほど。
こんな経験は初めてでこれ以上、運転を続けるのはとても危険だった。
微かに見えた長篠設楽原パーキングエリア(PA)の標識が見えて緊急のピットインをした。

小休止と情報収集
案の定、ここから数Km先の新城インターチェンジから全面通行止めとのインフォメーションだった。

迂回ルートにナビを設定し、呼吸を整えてPAを再出発するも、本線への合流手前で道路公団の車に行くてを阻まれた。

イライラしてもしょうがない。
足止め中、しばしの読書タイム・・・

奇跡の湖から過去の気候を知る
福井県の三方五湖の一つに水月湖がある。
奇跡の湖と呼ばれて世界中の研究者から注目されている。その1人、本の著者は『水月湖の年縞』から過去の気候を調査し、未来の気候を予測する研究者である。

水月湖の湖底には過去7万年以上の微生物を含んだ堆積物が縞模様となって積み重なっており、それは『年縞』と名付けられた。
『年縞』は過去7万年の気候や自然環境が封じ込まれたタイムカプセルで世界基準の『モノサシ』なのだ。

2020年8月に年縞博物館へ訪れた。

【年縞博物館】

http://varve-museum.pref.fukui.lg.jp/aboutドラックストアの光景とのセッション
読み進む中ふと、ドラックストアで見かける『ダイエットサプリ』のこと思い出した。

そして、こんなイメージが膨らんだ。

『広範囲の地域でゲリラ豪雨を発生させる『線状降水帯』は、海からの暖かく湿った空気が継続して山間部に流れ込む事が原因だという。
だとすれば、
もし海水温が僅かでも下がれば、山間部に流れ込む海からの空気の温度も下がり、結果として積乱雲や線状降水帯の成長を抑えることができるのでは』と・・・。
それはまるで、
『ダイエットサプリ』に含まれている善玉菌の微生物が人体の腸内でカロリー(エネルギー)を積極的に消費し、スリムな身体へと導くように・・・

微生物の可能性
善玉菌・微生物の可能性を多くの研究者が注目をしている。こんな記事を発見した。
東洋経済ONLINEサイト「食べても太らない人」と腸内細菌の意外な関係中高年になるとなぜ太りやすくなるのか」

https://toyokeizai.net/articles/-/31014

「多くの人の腸内フローラを遺伝子解析したところ、腸内細菌の種類が少ない人たちのほうが肥満の人が多く、同じカロリーを摂取しても太りやすいという結果が出ました。つまり太りにくい体質であるためには、腸内に多種の腸内細菌がいること、つまりは多様性があることが重要なんです」

慶應義塾大学医学部
腎臓内分泌代謝内科教授
伊藤裕氏
          東洋経済ONLINE 引用

発想を繋ぐ
善玉菌が腸内環境を改善しダイエットへと誘うのであれば、この発想の転換もあり得るのでは・・・
つまり、
海の微生物層が豊かになるライフスタイルを我々が積極的に選択すれば、海にいる善玉菌・微生物たちが、海のカロリー(エネルギー)を積極的に消費し、海水温を下げてくれるかもしれない。そして、海からの空気の温度が下がり積乱雲がダイエットに成功する。
結果、集中豪雨の降水量が下がる。

『地球トイレ』の可能性・・・

『地球トイレ』とは海への環境負荷を減らし、積極的に海の微生物層が豊かにする有用微生物群を使ったトイレの衛生対策のことで、誰でも手軽に始めることができる。
各家庭からの大河の一滴は、豪雨災害抑止へのウネリとなり世界の海を変えることができるかもしれない・・・
【地球トイレ】
https://earthtoilet.wixsite.com/earthtoilet

70億分の1の大切さ・・・

超ど素人な考えだけれども、この発想はひょっとしてひょっとしてである。

何故そう言い切れるのか⁉︎
何を隠そう私は、世界人口70億分の1のアイデアしか授与されない『発明特許』を取得しているからで、そもそも今回栃木へ向かっている理由はその仕事の為だから・・・

便秘の解消の如く
30分以上の足止めの後、ようやく本線への進入が許された。

腸内を快便へと促す善玉菌のように道路公団の車が我々を先導をし、強制的に新城インターチェンジで高速道路から降ろされた。

友人からのナビゲーションのサポートもあり、そして幸運なことに東名高速道路は問題なく通行できた。
当初予定よりも2時間以上時間をオーバーして何とか無事、栃木県に着く事ができた。

お陰様で無事にメーカーさんとの契約を交わすことができた。

緊張から解きほぐされて
心身ともにスッキリした・・・

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