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年金繰下げ受給に対する意見と、年金は保険であるとの考え

昨日は、「長生きリスクと年金受給繰下げ:将来のための軍資金計画」というタイトルでNoteを綴りました。

この件についてネットで検索すると...
意外と反対意見が多いのですね。
というか、反対意見の方が大多数と云っても良いくらい(汗)

で、年金繰下げ受給に反対している人の意見を確認してみた。

その多くは、平均寿命から考えると...
貰える金額の総額が繰下げ受給だと損するというものが大半でした。

まぁ、そういう考えもあるのも理解するけど、
前回も書いているけど年金は保険だと思うんですよね。

自身でリタイヤまでに貯めた資産(お金だけでなく子供に養って貰う事も含む)で生活するのが基本的な考えであり、年金はそれが足りない場合や不測の事態が起きた時の保険ですよね。

保険なんだから...
 受給総額の大小で考えるものじゃないでしょう。
 もしもの時に受給する金額の大小で考えるものだと思うのです。


繰下げ受給については、ひと月受給を遅らせる事で...
受給金額を0.7% 増やす事が出来ます。

一年受給を遅らせると...
0.7% x 12ヵ月 = 8.4% 増えます。

年8.4%の資産運用って、なかなかないでしょ?
しかも、これノーリスクですよ。(増える事はあっても減る事はない)

ワタシには...
ノーリスクでリターンが年8.4%の資産運用を否定するのが理解できません。

まぁ、繰下げ受給とするかどうかは、個人の判断ですけどね。

更に変な意見としては...
仮に年200万円受給できる人の場合、
75歳まで受給を遅らせると年368万円受給できます。

でも反対派の人の意見だと、
 年200万円だと、税金が無税になるけど、
 年368万円だと、税金が55万円取られるから損だって(汗)

税金取られたって年113万円のプラスなんですけどね。



それに、そもそも論だけど税金はちゃんと納めて欲しいと思います。
公共施設は、税金で維持しているんですよね。

日本国憲法にも、国民の三大義務の一つとして
”納税の義務(第三十条)
 国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。”

が記載されているんですよ。 

税金を払わないと国が回らないという事を理解して欲しいです。
憲法に記載してある事は、守りたいですよね。

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