客観的に見ていて心地よい色と
自分が着て快適な気分になれる色は
また別の話になるものですが、
今回お話ししたいのは、着る方の話。

着るときに選ぶ色は、自分の顔色に
馴染むことが絶対条件になり、
それに加えて、自分をどう見せたいか、
着ていて癒されるかどうか、
手持ちの服との相性..などなど
多角的に考えて選ばれます。

そんな条件に合うかどうかを思案しつつ
この春に気になる、そそられる色、
その色と合わせたい組み合わせも合わせて
5つの色をご紹介していきます。

1.　オートミール

アイボリー、生成り色にもっと深みを
持たせた、少しグレイがかった象牙色の
オートミールカラー。

優しいニュアンスが持ち味で、ニットや
ストールに向いた色です。

これに合わせたいのは、くすみ色全般。
または白やベージュ、同じ生成り色同士で
ワントーンコーデも素敵です。

2.　オールドローズ

くすんだピンクの代表格、
オールドローズは、大人が似合うピンク色。

フレッシュなピンク色よりも個人的には
取り入れ易く、手に入りにくい色なので
レア感もあって、見つけたら目を追いがちです。

一緒に合わせたいのはグレイ、ネイビー、
明るいトーンのブラウンやキャメル色も◎

3.　パン・ド・エピス

キャメルとマスタードの中間位の
香ばしいキャラメルを彷彿とさせる
パン・デ・エピス色。

これもなかなか見つけにくい色なので
レア感は絶大。フランスの服飾ブランドで
最近わりと見かける色です。

幅広い色と相性の良い色だけれど、
ベーシック色は何でも合うとして
敢えてグリーン、パープル、レッド、ゴールド
と合わせると絶妙にスタイリッシュ！

4.　テラコッタ

テラコッタオレンジとテラコッタレッドで
微妙に色味が違ってきますが、
手に入りやすいのは、テラコッタレッド。

朱色を少しくすませた様なテラコッタは
大人の肌を活き活きと健康的に見せる
効果アリ。

合わせたいのはブラウン、オレンジ、白、
あとボヘミアンな色柄と、かなり相性が良く
夏には麦わら系小物ともいい感じです。

5.　カシスパープル

ほんの少し赤みを帯びた紫色が
可憐な印象のカシスパープル。
フランボワーズ色とも少し似ていて
それよりもっと落ち着いたイメージ。

やはり見つけにくい色なので、
小物やアクセサリー、色の豊富な
Tシャツで探すのもオススメです。

意外に合わせやすい色で、
華やかさを出すなら、ブラック、濃紺、
可愛らしさを出すなら、グレイ、白、
などなどがいい感じです。

ちょっとクセもあって、組み合わせも
豊富に楽しめる、個性色。
そんな自分好みの色を見つけたら
長く重宝するはずなので、
迷わず買い！が正解です。

着こなしをぐっと研ぎ澄ましてくれる
そんなカラーを味方につけたら
春からの装いの幅が広がり、
着こなしの楽しみが増えそうです。