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仮想空間が真実を明らかに

 仮想(かそう)空間。

 例えば、インターネット上での情報管理。実際には、存在しない入れ物を仮想空間の中に設置して、そこに、やはり目には見えない情報を、幾つかの仮想の引き出しの中に分類をしながら収納する。この仮想空間が、現実世界を動かす大きな力になっていることを実感する昨今です。仮(か)とは、一時的なまにあわせ、本物でないものetc.の意味があります。想(そう)は、物事の形や有様を心の中に思い定めること。すなわち、仮想(かそう)とは、事実でないものを仮に事実であるが如く考えること、といった事になります。

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 仮想空間と現実との関係性ですが、今やインターネット上を飛び交う情報は、現実のリアルの世界で目にするあるいは耳にする情報以上のものになっています。

 今までは、知りえなかった世界の真実。

 とりわけ、外交関係では、日本と韓国、日本と中国、日本と米国との間の歴史認識の問題。

 私たち日本人は、第二次世界大戦の敗戦国として、日本は侵略国家と嘘を教え込まれ、何故、大戦が勃発したのかの背景も隠されてきた。ところが、今頃になって、戦争犯罪人として日本の指導者達を裁いた“東京裁判“は国際法上違法な裁判だった!!等の情報が、戦勝国のアメリカはもとよりインド、スリランカ、マレーシ、アなどの国家元首の口から飛び出してくる。仮想空間であるインターネットの時代においては、近隣の反日国の政治的プロパガンダや嘘は、もはや通用しない証ではないでしょうか。

 何故、こうした情報を一国民である私も知りえるのか。それが、仮想空間の中に構築されたSNSの情報網(=インターネットを使ったTwitterやFacebook)の凄い情報拡散力です。

 いずれにしても、多くの人々が、多くの真実を証明する一次資料に接することができる現代においては、強者による歴史捏造の嘘はもとより、政治的なプロパガンダによる嘘も、もろく崩れ去る。これが、仮想空間と現実空間がつながった、今の時代であることを理解しておきたいものです。