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今年の花粉症は、辛いかも

 今年は、花粉(かふん)の飛散量が、とてつもなく多いという予報です。

 暖冬の今年は、まだ1月下旬とはいっても、早くも花粉が飛んでいるような気がします。花(か)は、はな、花のような、花が咲く等の意味。粉(ふん)は、こな、おしろい、粉々に砕く等の意味。花粉(かふん)そのものは、雄蕊(おしべ)の中にできる粉状の生殖細胞のことですが、言ってみれば、花を粉々に砕いた粉末のようなイメージでしょうか。

 数日前から、私自身、目や鼻の様子が変で、予防薬を飲み始めています。

 瞼がやけに重たくて、夜、ベットに入ると何だか胸が苦しくて、花粉症の症状が早くも出始めているような感じ。花粉症が酷くなると、体調に様々な変調が起きてきます。油断するなかれです。

 春に、花粉が大量に飛散するようになった原因は、戦後の住宅建築等に伴う木材需要に応えるための林業政策で、大量に植林されてきたスギやヒノキ等にあるといわれます。

 林野庁では、品種改良された花粉の少ない少花粉スギの苗木への植え替え対策を進めていると聞きますが、はてさて、効果が出るまで、あと何十年かかるのだろうか。