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食、財、色、名誉、睡眠・・五つの欲

人間には、五つの欲があると言われます。
.…それは、食欲、財欲、色欲、名誉欲、睡眠欲。


 欲も過ぎると間違いの元。
 過食は肥満や不健康のもとだし、アルコールも飲みすぎると中毒症状さえ引き起こす。何事も、過ぎたるは及ばざるが如し。

 私達一人一人に求められるのが、自制心や我慢、あるいは節制(せっせい)です。節(せつ)には、ものの結びつき、区切り、気候の変り目etc.の意味があります。制(せい)は、さだめる、きまり、押さえつけるetc.の意味があります。

 節制(せっせい)とは、自分の欲望を抑えて自分自身の心の中に節度を保つこと。欲望におぼれて度を越すことがないように、適度に慎むことでしょう。

 人は、ついつい、欲を出しすぎてしまいます。強欲はだめ。

 ただ、適度の欲は、意欲や向上心を高めたり、能力を向上させるなど、人としての生命力を強める為には、必要だとも感じています。何事も、程度の問題になるのでしょう。