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【TikTokで、見えた世界。】Vol.2 TikTok上半期トレンド大賞2023受賞者が大集合!

世界中で人気を誇り、さまざまな流行やTikTokクリエイターと呼ばれる次世代スターを輩出しているTikTok。

シリーズ企画「TikTokで、見えた世界。」では、注目のTikTokクリエイターをお招きして、TikTokを通してできたファンとの繋がりや、これまでの道のりなど、ここでしか聞けない貴重なお話をうかがっていきます。

第2回となる今回お話しを伺うのは、「TikTok上半期トレンド大賞2023」受賞者の4名!

さまざまなメディアでも取り上げられ、大きな話題を集めた「TikTok上半期トレンド大賞2023」。上半期にTikTokで流行したハッシュタグチャレンジや、音楽、グルメ、ヒットアイテム、話題となったことをノミネートし、アプリ内のデータなどをもとに総合的に判断して、各部門の2023年上半期で最も流行ったトレンドを表彰する企画です。

TikTokユーザー以外からも注目される本アワードですが、今回はそんな「TikTok上半期トレンド大賞2023」の受賞者のケンティー建人/kenty(以下ケンティー)さん、kj【料理人】(以下kj)さん、みか@ライスペーパーネキ(以下みか)さん、SHIGEさんが集結!

受賞の喜びから、TikTokクリエイターとしてのこだわり、そしてTikTokを始めたきっかけや動画を投稿し続けるモチベーションなど、TikTokでの活動を通して生まれた“夢”についてたっぷりおうかがいしました。

◆人気TikTokクリエイター4人のトークを動画でもチェック!


<【TikTokで、見えた世界。】Vol.2 出演クリエイター>
グルメ部門:レシピ賞 「暗殺者のパスタ」で受賞!

ケンティー建人/kenty さん
誰でも気軽に作れる料理を紹介するグルメTikTokクリエイター。
レシピ動画は670万回以上再生される人気ぶりで、今回はユニークな調理法やネーミングで話題を集めた「暗殺者のパスタ」をトレンド化させた功績から表彰されました。

@kenty_cook

Spaghetti all'Assassina 🍝 recipe:Marco Macri #food

♬ original sound - Hanami花美

グルメ部門:店舗賞 「PLUCK AND PLANT」で受賞!

kj【料理人】 さん
池尻大橋のビストロ「PLUCK AND PLANT」の店長。
自身の料理のこだわりや店舗の売り上げの実情を赤裸々に配信する動画で一躍人気に。TikTokを広報ツールとして活用し、1ヶ月という短期間で店舗の収益を赤字から黒字回復させたことから、「店舗賞」での受賞となりました。

@pluck_and_plant

もしこのお店が潰れてしまったら、地元に帰りまた一から出直して自分のお店を開こうと考えていました たくさんの厳しい意見やアドバイスがなければ、自分がいかに世間一般の常識が欠けているのかを気付くことはできず、多分地元でお店を開いても同じ結果になっていたと思います SNSに疎い僕ですがお店のために何かできないかと思いTikTokを始め、想像を遥かに上回る反響で初めは怖くてあまりコメントを読めませんでした でも今思うと、あの時目を背けなかったからこそまだお店を続けることができています 嬉しいコメントや声を掛けて頂くことも増え、僕の作る料理を食べに来て頂けるお客様のおかげで毎日楽しく仕事ができています これからもお店を続けていけるように頑張ります、ありがとうございました #PAPFJO #ビストロ #池尻大橋

♬ Tips. - Green Assassin Dollar

ヒットアイテム部門 「ライスペーパー」で受賞!

みか@ライスペーパーネキ さん
アレンジが自由自在で調理が簡単なことからTikTok内でブームを巻き起こし、流通にも影響を与える結果となったライスペーパー。その中で、みかさんが投稿したレシピ動画「時間がない時の朝ごはん」が大人気に。
今回はライスペーパーブームに拍車をかけた本人として表彰されました。

チャレンジ部門 「#うちゅくしい」で受賞!

SHIGE さん
高性能マイクを使い、その日のコーディネートを紹介するTikTokクリエイター。決め台詞の「#うちゅくしい」がTikTok内外で大ヒットした功績をたたえられ、見事受賞を果たしました。

「こんなに広がるなんて」「続けていてよかった!」注目TikTokクリエイターたちが語る受賞の喜び

今やアプリ内の人気にとどまらず多大な影響力を持つ「TikTok上半期トレンド大賞2023」。それぞれ初受賞となる4人は、自身のTikTok動画が流行した喜びと共に、TikTok動画に注目し盛り上げてくれたファンの方々への感謝を再認識したようです。

ケンティーさん:
率直に、賞をいただけて光栄だと思っています。TikTokではただ簡単な料理動画を投稿しているだけなんですけど、「暗殺者のパスタ」の動画を投稿したらそれがバズっていろんな方に見てもらえたので、すごく嬉しかったですね。
「TikTok上半期トレンド大賞2023」ではいろんなTikTokクリエイターさんにお会いできて、パフォーマーの方にもすごく圧倒されました。

kjさん:
最初は受賞の連絡をいただいても信じられなかったのですが、あきらめずにTikTokを続けてきた良かったです。本当に僕が受賞してよいのかと思っていましたが、こんなに素晴らしい賞を受賞できて、今では誇りに思っていますね。

みかさん:
TikTokでみなさんがたくさんライスペーパーを使って真似してくれたおかげで、賞をいただけて感謝しています。嬉しいのとあわせて、こんなに広がるんだなという不思議な気持ちもありますね。

SHIGEさん:
いつも動画で言っていた「#うちゅくしい」は、家でまったりしているときに突然ふってきたワードで、まさかこんなに真似していただいたうえに受賞までさせていただけるなんて…。自分が頑張るだけじゃたどりつけないところまで来られたのも、ハッシュタグを使って遊んで楽しんでくれた方たちのおかげなので、みなさんに感謝しています。


続いては、「TikTok上半期トレンド大賞2023」の受賞者にして人気TikTokクリエイターである4人に、それぞれTikTokに対する思いやこだわりなどをうかがいました。

自炊動画が世界でも大人気!海外クリエイターとのコラボも盛んな<ケンティー建人/kentyさん>

Q.TikTokを始めたきっかけは?

ケンティーさん:
一人暮らしを始めたのをきっかけに、もともと興味があった動画撮影をやりたくて始めました。
最初はダンス系の動画を挙げていたのですが、全然バズらなくて…。だけど毎日自炊はしていたので、料理動画を投稿してみたら少しずつ再生数が増えてきて、そこからひたすら続けてきました。

Q.ケンティーさんといえば料理動画で有名ですが、動画作りでこだわっているポイントは?

ケンティーさん:
ただ料理をそのまま映すだけではなく、親近感を持って見てもらえるように工夫しています。自撮りをして料理する手元を映したり、料理だけではなく自分にも興味を持ってもらえるような、親しみやすい動画づくりを心がけています。

Q.動画がバズったきかっけは?

ケンティーさん:
最初は料理メインで撮っていたのですが、今の自撮りスタイルに変えたことですね。それまで再生回数が1、2万視聴くらいだったのが急に100万視聴くらいに増えて、海外まで一気に動画が届いた感じがありました。

鍋の中におでんの具材を入れ自撮りしただけの動画たくさん拡散されて、それがバズのきっかけ。自撮りスタイルで料理動画を撮ったことが大きかったのかなと思います。

@kenty_cook

198円のおでんを酎ハイでキメる動画🍻#tiktokレシピ

♬ Lone Rider - Stephan Sechi

あとは、動画に海外の音源を使ったことや、早くからライブ配信をやっていた影響もあるかもしれません。海外の方が見てくれる機会が増えて広がりやすくなったのかなと。

Q.TikTokをやってきた中で、忘れられない経験は?

ケンティーさん:
海外のTikTokクリエイターさんとのコラボは忘れられないですね。TikTokをやっていたからこそ海外の方とも接点を持てたので、体験そのものが思い出です。

TikTok Creative Festival」などのイベントで、いつも動画を見てくださっている方とのふれあいや、ほかのTikTokクリエイターさんたちとの交流ができたことも、忘れられないですね。

Q.TikTokで活動を続ける上でのモチベーションは?

ケンティーさん:
今は会社員もやめてTikTokクリエイター一本で活動しているのですが、料理動画作成が本当に楽しくて…。
投稿していろんな方に見てもらうことで仕事にも繋がってくるので、それが生きがいになっていますね。やらざるをえないしやっていきたいですね。TikTokクリエイターとしての活動が、モチベーションそのものになっています。

動画投稿で赤字経営から脱却!サクセスストーリーを地で行く<kj【料理人】さん>

Q.TikTokを始めたきっかけは?

kjさん:
自分たちのカフェビストロ「PLUCK AND PLANT」が赤字続きで閉店するかもしれないというタイミングで、最終手段でTikTokで店を宣伝するしかないと思って、動画を作り始めたのがきっかけです。2022年2月にTikTokを始めるまで、アプリすら入れていませんでした。

動画へのコメントも参考にして、やり始めた頃は長髪だったのですが、「髪を切った方がいい」というコメントが来たら本当に切ったりしていました。髪を切ってお客さんが来るなら、と思って25cmは切りましたね。

最初は笑顔が少なくて怖いというコメントもあったのですが、視聴者の方に僕が「言えば素直に聞いてくれる人なんだ」というのが伝わったのか、だんだん応援してくださる方が増えたように思います。あたたかいコメントが増えて本当に嬉しいです。

Q.TikTokを見て、お店に来てくれるお客さんも増えましたか?

Kjさん:
ほとんどのお客さんが「TikTok見ましたよ」と言って来てくれていますね。TikTokで紹介している動画のメニューを注文してもらえると、こちらからも「TikTokを見て来られたんですか?」とコミュニケーションを取ったりして、それがすごく楽しいです。

お客さんが0人の時から満席になって、赤字から黒字になって。TikTokを使って宣伝してもダメだったらもう店をやめようと思っていたので、あきらめずに続けて本当に良かったなと思っています。

Q.まるで映画やドラマ化できそうなサクセスストーリーですね。

Kjさん:
SNSなどを駆使してお店を盛り上げていく、リアル『梨泰院クラス』ですよね(笑)。
「コンサルが入ってるんじゃないか?」というコメントも来るのですが全然そんな余裕はなくて、自分たちで考えて試行錯誤して今の型になっているので、たくさん見てもらえて本当に嬉しいです。

Q.TikTokをやってきた中で、忘れられない経験は?

kjさん:
「TikTokの人ですよね」「今度お店に行きます」とか声を掛けられるようになったことですね。動画へのコメントとか、実際に店に来て食べてくれたお客さんに「おいしかった」と言ってもらえることも、料理人として本当に嬉しいです。

始めたばかりの頃に届いた辛辣なコメントに対しても、「これに向き合わないと、店も潰れちゃうだろうし僕も変われないな」と思ったので、コメントは全部読んで、直したほうがいいところを書き出して、ひとつずつ改善していきました。そうするとすごく温かいコメントが届くようになったので、救われましたね。

今は応援してくれる人が増えて本当に嬉しいなと思います。

Q.TikTokで活動を続ける上でのモチベーションは?

kjさん:
直接店舗に来てもらえることがモチベーションになっています。
実際に食べてもらって「おいしい」「また来たい」というコメントをもらえるのは、毎日料理を作る楽しみの一つですし、本当にありがたいことだと思います。

レシピ動画を見て作ってくれる方も多くて、「おいしかった」と感謝のコメントをくれる方もいらっしゃいますね。
僕たちの店はコメントありきだと思っているので、ユーザーのみなさんに助けられて今も続けられています。

恋する力がバズの始まり!?自分らしさ全開でブームを生み出す<みか@ライスペーパーネキさん>

Q.TikTokを始めたきっかけは?

みかさん:
ダイエットのためにトレーニングジムに通って、そこで学んだ知識を多くの人に伝えたいなと思って、ダイエットにまつわるレシピ動画を始めたのがきっかけです。

ライスペーパーに出会ったのは、好きな人と一緒にご飯を食べているとき。彼が生春巻きを上手に食べられないのを見て、「私の方がうまく包める、包んであげられる!」と思ったので、ライスペーパーの動画投稿を始めたんです。

彼とは結局うまくいかなくて、私にはライスペーパーだけが残りましたが(笑)、今ではその恋に感謝しています。

Q.「ライスペーパー」で一躍有名になったみかさんですが、動画づくりで大切にしていることは?

みかさん:
ライスペーパーの動画は、TikTokクリエイターさんたちが真似してくれて広がっていったのですが、あるときからほかの動画を投稿すると「今日はライスペーパーの動画じゃないの?」とコメントをもらうようになって。

いつのまにかトレードマークのように思ってもらえていて、“ライスペーパーネキ”を自覚していきました。

私は不器用で料理とかもうまくできないので、それも見せたらいいかなと思って。そういう面も楽しんでもらえるように動画をつくっていますね。

Q.TikTokをやってきた中で、忘れられない経験は?

みかさん:
オムライス兄さんとのコラボです。

私の動画を真似してくれたことがきっかけでコラボさせていただいたのですが、オム兄さんの企画力の高さに影響されて、もっとアイデアが生まれるようになりました。

@omurice_omelette

ライスペーパーネキと朝ごはん作ってみた @女子大生ザッパーみか🍚📄 #ライスペーパー #雪見だいふく

♬ Athletic Meet "Heaven and Hell" (No Introduction) - Shinonome

TikTokクリエイター同士でコラボすることで、自分のキャラクターや強みがよりわかってきたと思います。

Q.TikTokで活動を続ける上でのモチベーションは?

みかさん:
私は食べることが大好きなので、ライスペーパーの料理動画とか、食べるところまで真似してもらえるのはすごく嬉しいですね。

小さいお子さんが動画をあげてくれたり、ご夫婦のフォロワーさんから「一緒にライスペーパーを包んだら仲直り出来ました」とコメントをいただいたり、そういうことがモチベーションになっています。

“ファッション×おもしろ”で新境地!独特のワードセンスも支持を集める<SHIGEさん>

Q.TikTokを始めたきっかけは?

SHIGEさん:
もともと木造の大工をやっていたのですが、今後のことを考えてもっと体を大切にしながら働きたいと思い、新しいことにチャレンジしようと思いました。

自分の強みを探したときに、僕はファッションが好きなので、服の着こなしを見てもらおうと思ってTikTokを始めました。

Q.「ちゅき。」「うちゅくしい」など独特のフレーズも大人気ですが、動画がバズったきっかけは?

SHIGEさん:
最初はしゃべらずに音源にあわせて着替る動画を投稿したりしていて、全然伸びなくて辞めようと思ったこともありました。

でも現在のスタイルに変えてみたら、一瞬で再生回数が200万を超えて、しかもそれが連続したんです。

僕がやっているファッションというジャンルは、TikTokの中でも差別化が難しいので、ファッションに面白さを足せばもっと見てもらえるんじゃないかなと思ったんですよね。

そうして考えていたら「うちゅくしい」が出てきました(笑)。

“面白さの先のファッション”を見てもらえたらなと思って始めたことがその通りになって、見てくれている方々にはすごく感謝しています。

Q.ご自身の展開されているファッションブランドはいかがですか?

SHIGEさん:
まだ始めたばかりなので試行錯誤していますが、順調といえば順調ですね。

いろんなファッション業界のプロの方々ともつながることができています。自分が好きなブランドの社長にお話を聞かせていただいたり、日々勉強させていただいています。

Q.TikTokをやってきた中で、忘れられない経験は?

SHIGEさん:
小さいお子さんからおじいちゃんやおばあちゃんまで、いろんな世代の方々に「いつも見てます」と声かけてもらえることですね。

DMをもらったり、外で僕の動画を真似してくれているお子さんを見かけたり、幅広い方々に見てもらえているんだと嬉しくなります。

Q.TikTokで活動を続ける上でのモチベーションは?

SHIGEさん:
僕はモチベーションが高すぎて「やらなきゃ、作らなきゃ」という気持ちになっていたことがあったのですが、あるTikTokクリエイターの方に「楽しめればそれで十分、自分が楽しめないと続かないよ」と言われたのが胸に刺さって。

仕事化しすぎるより楽しんで作ることを、今は大事にしていますね。
いい距離感で動画作りが出来ていると思います。

すべてはたくさんの人を楽しませるために!注目TikTokクリエイターたちが抱く“夢”とは

TikTokを始めたきっかけやさまざまな経験、日々のモチベーションまで、個性豊かな回答がそろう4人の受賞者たち。

そんな彼らが抱く、TikTokでの活動を通して生まれた“夢”について語っていただきました。

ケンティーさん:
引き続き今のスタイルは変えずに、今よりもっと影響力を広げていきたいです。
もっと世界中の方たちにも料理する姿を見てもらって、「この人の動画を見ると料理がしたくなるな」と思ってもらいたいですね。

料理に興味のない方にも見てもらいたいので、これからはもっと動画に面白さも加えて、たくさんの方たちに届くようにしていきたいです。

kjさん:
今は一人でも多くの方に僕の料理を食べに来てもらいたいので、TikTokもお店も続けていけたらなということしか頭に無くて。

何度でも行きたくなるようなお店にしないといけないと思っていますし、とにかくこのお店を成功させるということが一番ですね。

みかさん:
いつかダイエット食のお店を出してみたいです。

アイデアを出すのがすごく好きなので、エンタメ性のある、みんなで楽しめるようなお店にできたらなと思っています。

SHIGEさん:
TikTokのおかげで、ただの会社員だった自分が声を掛けられるようになったのって、普通じゃないことだと思ってて。
会社員だったときとは違う世界が見えてきて、それが自分にとって心地いい世界だったんですよね。

今後は、今よりもっと誰かに知ってもらったり、また新しいワードを作ってみんなにもっと使ってもらいたいです。
何か新しいトレンドを生み出せないかなと思って、今もめちゃめちゃ探しています。

個性派ぞろいのメンバーながら、今回登場いただいた全員に共通しているのは、自分の活動の先にあるものをもっと大きくしたい、そしてたくさんの人たちに楽しんでもらいたい、という強い思いでした。

今後彼らがどんな世界を見せてくれるのか、ぜひアカウントをフォローして日々の活動もチェックしてみてはいかがでしょうか?

「TikTokで、見えた世界。」次回もお楽しみに!





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