楊貴妃の正体　尾張名所図会

　唐の玄宗皇帝が日本を侵略しようとしたことがあった。
　日本の神々が話し合い、熱田の大神（草薙神剣を御霊代としてよらせる天照大神）が人の身となり、玄宗皇帝のもとにいき、心を奪うことになった。

　楊家に生まれて貴妃となることとなった。玄宗に仕えて、日本侵攻を思いとどまらせた。
　玄宗は安禄山の乱で都を追われ、楊貴妃は玄宗の部下に殺されてしまった。
　楊貴妃はたちまち元の熱田の大神に戻り、船に乗って熱田神宮に帰還したという。