俺はもう駄目かもしれん、という話。

 俺はガキの頃からむちゃくちゃだった気がする。

 幼稚園の頃は、同じクラスの奴のお茶を勝手に飲んだ。

 小学校1年生の時は、気分が乗らないとかそんな理由で急に家に帰った。

 友達と喧嘩して衝動的にクラスの窓から飛び降りようとした。

 そんななので5年生の頃にはすっかりいじめられる為の資格を得てしまったので、それはまぁいじめられた。最終的に幼馴染数人を除いてクラス全員から、教室入った瞬間に「○○キモいのうた」という歌を歌われた。それでまぁ殴る蹴るを受けて色々あって不登校になった。担任が謝りに来た。それでなんか6年の頃には有耶無耶になった記憶がある。

 中学校は頑張って勉強して私立に入った。でも手術があって入院していたので6月に入った。その頃にはすっかりひねくれマインドを引きずっていたので、いじめられるまではいかなくともハブられ対象になった。

 高校では友だちができたので嬉しかったがマインドは何一つ変わらないまま、クラスから受け入れられてると思ったらこれがどうもおかしい。だって首絞められたり校外学習のメシに食わんもの入れられたりしてた。でも部活が楽しくって勉強して大学に入った。でもアレは多分いじめられてたんだと思う。でも友達が居たから平気だった気がする。

 大学では多少ひねくれマインドが改善されたのか友達がたくさんできた。クラスなんてもんはなかったのでいじめとかはなかったのだが俺の性根がアレだったせいか何度も友人を怒らせ傷つけた。会うたびに謝りたくなるが大半は向こうが既に忘れてるような出来事だ。たまに今でも思い出しては吐きそうになる。

 大学ではバイトをやった。スーパーの品出しだ。そこのオーナー的なやつに俺は目をつけられていて、頭を殴られたり脛を蹴られたりよくしていた。一回だけ客の前でそんなことをされた。でも俺は自分の力でお金を稼いだのが嬉しかったので我慢した。ちなみにこの事実を友人に数年後言ってみるとドン引きされた。お前それは出るとこ出て良いやつだったぞと。でも俺は分からなかった。俺は殴られるぐらいグズなんだと思ってたので。

 就活はうまく行かなかった。

 就職後もうまく行かなかった。

 今もうまくいっていない。

 じゃあどうして、そもそもどうして俺はここまで何もかもがダメなまま来てしまっているのか。

 思い当たるフシは色々あるが、最終的にいつも二つの答えに行き着く。

 俺は多分病気なんだと思う。

 もう一つは、俺の家族はみんなどこかおかしいということ。

 客観的事実としてそう言っている。他の視点が欲しかったので家族のアレコレを友人にも言ってみたらドン引きしてたので、まぁ多分おかしいんだと思う。友人は忖度をしない。

 それで多分これらの二つは有機的に絡み合っており、卵が先か鶏が先か状態になって、その上で今の俺ができているんだと思う。

 多分どうしようもない。

 恨めばきりがない。要望があれば恨みを詳細に書こうと思う。

 でも多分来ない。

 あと、たぶん自殺する気はない。どっこい生きてる。

 でも、それでも俺はもう駄目なんだと思う。

 そういう話。俺が行き交う人のうちの誰かだったら良いのになと、何度か思った。


 で、明日も仕事がある。そういう話だ。

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