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2023年夏の甲子園 勝ち残っている公立チームまとめ @7/24

皆様 高校野球ライフ いかがお過ごしですか~


*8/19 に少し追記

[能書き]

高校野球の地方大会といえば ゆかりのある地や お気に入りのチームの応援をしたいもの。
昔近くに住んでいたとか、知り合いが通っていただとか、なんとなく近しい境遇に共通点を見出し勝手に応援したりとか、 野球という競技の枠を超えたその地域そのものを見つめ直す機会とも言えます

その郷土愛に似た感覚は、やはり 公立高校の躍進と切っても切り離せないのではないでしょうか。 入学試験を経て、たまたまその地区の集まったメンバーで形成された、周辺中学出身の部員たち。 そんな彼らが活躍することを通してその地域に対する エンゲージメントをより深めていくというところに、高校野球の魅力が一つあると言って差し支えはありません。

私もそういった 公立高校が躍進するのを見るのが非常に好きで、ついつい いろんな地区の地方大会の結果を見ては、 公立高校が勝ち上がるとつい応援してしまうという習性があります。

そんなわけで今日時点で残っている 公立高校のまとめを行っておきます。 


[残っている公立高校]

・岩手 (決勝)

盛岡第三高校 - 岩手県内の進学校の一つ。  今までも優秀な選手を輩出したりはしてきましたが今年の代は極めて強いです。 

春の東北大会も準決勝まで進出しており、 宮城を圧倒的に制した仙台育英学園と競った試合を展開しました。
この試合を観戦していたのですが、非常に レベルの高い投手陣と硬い守りが印象的でした。打つ方は目立った印象はなかったのですが、いかんせん 相手が高校野球史上で見ても 類を見ないレベルで投手陣の分厚い仙台育英でございますから あんまり 参考にならないかもしれません。実際に 地方大会も コンスタントに 得点を重ねています。

決勝は 花巻東高校 が相手となりますが、もしかしたら 前評判的には 盛岡第三の方が高いかもしれないというぐらいレベルの高い学校です.

※ なお 岩手は ベスト4に3つも盛岡の公立高校が進出していました。 
 地域ナンバーワンの進学校である 盛岡 一が、本日 残念ながら花巻東高校に破れました。ですが終盤までリードを奪う など盛岡の進学校対決があった可能性もありました。

8/19 に少し追記: 結果としてはかなり差がついた形で、10-0 で花巻東が勝利しました。

・秋田 (ベスト4) 

秋田中央、秋田商業が残っています。
どちらのチームも元々強豪校です。秋田商業はプロの選手も複数排出するなど 強豪ですし、秋田中央高校は70年代に複数甲子園に出場、近年も 2019 年に出場するなど着実に力をつけているチームです。戦国東都ですでに捕手や代打で出ている中央大の野呂田選手がこの秋田中央の出身。残っている私立高校はどれも 強豪 ばかりですが 奮闘を願っております。

・群馬 (ベスト4) 

前橋商業が残っています
2年生右腕の清水 投手が148キロを記録したことで話題となりました.。 群馬県には関東を制した健大高崎 という 極めて高い壁が立ちはだかっていますが 見事 撃破することを期待しています。

8/19 に少し追記 : 前橋商業が見事出場しました🥳

・埼玉 (ベスト8) 

春日部東高校 が 見事 勝ち残っています。 正直 このチームに関しては 事前のインプットがなく あまり深くは存じ上げておりません。。。 申し訳ございません。
埼玉は花咲徳栄や浦和学院、そして昌平高校が残っており、超えるべき壁は非常に高いものの、あと3つ、なんとか勝っていくところが見てみたいです😂

ちなみに富士投手のいる大宮東高校 やセンターラインと投手が強豪私立レベルの狭山清陵高校 が勝ち上がるかなと思ったのですが、どちらも非常に惜しい試合で5回戦にて敗退となりました。。

・千葉 (ベスト4) 

ご存じ、習志野が勝ち上がっています。こちらはおなじみ

・東東京 (ベスト8) 

豊島区の文京高校 が勝ち上がっています
近年力をつけていて今年も強豪を続々撃破。峰尾投手と水野投手の2枚がよく抑えているところを拝見します。水野投手は2年生で去年の1年時から 登板していた投手でした。 水野投手は中学の超名門校である 上一色中学校の出身でございます。 強豪校からの誘いも 複数あったようですが 文京が良いという評判を聞きつけて文京高校に進学したようです。
東東京は 強豪 揃いですが 前評判の高かった二松学舎などはすでに敗退しており どのチームが勝ってもおかしくないような状況であります。 あと3つ 勝つところが 本当に見てみたい!

・神奈川 (決勝)

公立はありませんが、今年はY校こと横浜商業が25年ぶりにベスト4が話題となりました!
中盤以降かみ合わずに横浜高校にコールドで敗れはしましたが、先制するなど、古豪復活の予感を感じさせました。何より、横浜市民(神奈川県民?)のY校への愛を感じる年でした😊

・富山 (ベスト4) 

富山商業と富山北部高校が残っています 
富山商業 ももちろん 元々かなり強いのですが ここ10年+は、高岡商業やその他の私立にやや 押されている感はありました。今年は復活なるか。
富山北部高校は1969年に春夏連続で出たことがあるようですが、私がマークしている間には正直 全く聞かない 学校でした。ウェブサイトや ドラフト系の書籍を読んでも ドラフト候補の選手 も見当たりませんでしたが、おそらく 高い チーム力があるのではないかと見受けます。

 秋の大会を制した&選抜に出場した氷見高校に個人的には期待をしていましたが、 残念ながら高朋高校に僅差で敗れてしまいました。。最終盤にまくられてしまったのが残念でした。(ちらっとしか見ていませんでしたが、ユニフォームをかすった?デッドボールが試合の分かれ目になったか・・)

8/19 に少し追記:富山商業が見事出場しました🥳

・静岡 (ベスト8) 

掛川西が残っています。2年生バッテリーのようです。
春もベスト8まで残る、底力のあるチームのようです。

・福井(3回戦)

まだ2回戦終わったばかりですし、もともと公立が多いので詳細は割愛。
ご存じ敦賀気比高校に、今年は選抜に出た友廣投手のいる北陸などが立ちはだかります。
近年力をつけまくっている丹生高校なども活躍が期待されます。広島の玉村投手が出てから、いい投手が集まるようになったとか聞いたことありますね。

・ 岐阜(ベスト4)

市・県の岐阜商業がのこっています。こちらはおなじみ。

・三重 (ベスト4)

津田学園以外すべて公立ですね。面々はよく出ている学校ばかりですが、いなべ総合高校 、宇治山田商業、津商業の3校。 どのチームも強豪ですね。

8/19 に少し追記:いなべ総合が出場しました🥳

・滋賀(ベスト4)

八幡商業が残っています。秋・春ともにベスト8にも残ってなかった学校のようで、躍進が続きます。楽天の則本選手がいたり、甲子園にも出たことがあるチームで、もともと力はあるチームなのだと思います。

・兵庫 (ベスト4) 

ご存知、社高校と明石商業が残っています。 
準決勝は 神戸国際大 -  社、滝川第二 - 明石商業となっています。 どちらも プロ注目の投手がいる超強豪高校です。

なお 兵庫県は例年 プロ注目がいるような 私立高校を、一般的な公立高校がバタバタ 倒していく様子がよく見られる県です。社高校と明石商業は超のつく強豪なので 残っていても 特段 不思議はありませんが、 例年まれにここに勢いのある公立高校(西脇工業とか)が食い込んできたりして、個人的にいつも注目しています。戦国神戸

8/19 に少し追記:社高校が出場しました🥳

・奈良 (ベスト4)

番長 三浦大輔投手の出身校である 高田商業が残っています。 例年 ベスト4ぐらいには 食い込んでくる 印象です。 今年こそ 久しぶりの出場なるか。

・和歌山(ベスト4)

3つも残っています。 小園投手や松川捕手のいた市和歌山だけでなく、和歌山北、古豪の桐蔭高校が残っています。智弁和歌山が早々に敗退したことで話題になりましたが 今年はどこが出るか 非常に楽しみですね。

8/19 に少し追記:市和歌山が勝利しました🥳

・岡山(ベスト4)

強豪の倉敷商業が残っています。おなじみですね

・広島 (ベスト4) 

これまた超強豪の広島商が残っています。
プロや大学へ人材を出しまくる広陵ほどの派手さはないですが、近年は完全に復権した感があります。(亜細亜・日本代表の天井選手は広島商だったかな?ご存じ柳田選手もそうですので広島商ももちろん人材輩出校です)

・鳥取 (決勝)

鳥取商業と鳥取西高校が残っています。
決勝は 2つとも 公立高校で、公立の出場が確定しています。
鳥取西高校は近年はあまり聞きませんが (2000年代が最後)実は甲子園25勝もしている古豪です。進学校でもある模様。

8/19 に少し追記:鳥取商業が無事出場しました🥳

・山口 (決勝) 

南陽工業が残っています。これもおなじみ超強豪

・香川(決勝)

志度高校が残っています。
秋は高松商業にコールド負けしましたが、 春は決勝まで進出して惜しくも 1点差で敗退したという 極めて 完成度の高いチームです。 新鞍護投手は非常に完成度が高く、手元の書籍を参考にする と MAX は 140中盤で招待試合の日大三高相手に2失点完投したとあります。
監督が父親ということで親子で甲子園として何度も yahoo!ニュース等にも出ているようですね。 そういうの抜きにしても甲子園や 上のステージで見てみたい投手です。

・徳島 (ベスト4) 

基本的に公立が出る徳島です。なると、徳島商業、阿南光と強豪が並びます。
しかし話題に上がっているのは 生光学園の川勝投手ですね 。2年生ながらすでに150キロを投げるという超馬力のある投手です。あまり無理はして欲しくないですが 是非 甲子園で卒業までには見てみたい 選手の一人です

8/19 に少し追記:徳島商業が見事出場し、強豪の愛工大メイデンさんに勝利しました🥳 森投手が目立ちましたが、打撃も守備も全体的に相当なチーム力のあるチームでした。強豪私立のようでした。

・愛媛(ベスト4)

今治西 と 川之江高校が残っています。 川之江高校は2002年の鎌倉投手(日ハム)以来の出場を目指します。今治西もやや遠ざかっており、両校の久々の甲子園出場が期待されます🤤

8/19 に少し追記:川之江高校が見事出場しました!🥳

・福岡(ベスト4)

超進学校 の東筑高校が残っています。去年まで法政にいた石田投手や、今年の東大の主力である別府選手 などが所属していた 2017年以来の更新を目指します。

東筑は勝ち上がりがものすごく強くて、西日本短大付属 をコールド勝ちしたりなど、 対戦相手に圧勝する展開が続いています。 ここから先ますます プロ注目の選手が増える中(九国大の佐倉選手が有名ですね)、そう簡単に圧勝というわけにはいかないかもしれませんが、 今のところの展開は横綱相撲 といった感じです。これまた、個人的に期待している高校です

・佐賀 (決勝)

決勝に進出 2校とも 公立高校です。鳥栖工業と神崎清明高校が残っています。どちらも強い印象がありましたが、なんとどちらが勝っても初出場 だそうです
*なお春も秋も終始 制圧していた佐賀北 が早々に敗北となりました。夏は難しいですね。。

・8/19 に少し追記:鳥栖工業さんが見事出場しました🥳 松延投手、1年生ながら相当な結果を出されました!

・大分(決勝)

大分商業が残っています。これも常連ですね。プロもたくさん出している強豪です。

個人的には 青山学院大学の常廣投手の出身校である、大分舞鶴をおしていましたが 残念ながら 準決勝に 明豊高校に1点差で破れてしまいました。。 大分舞鶴は進学校でもありますが、どんどん名選手を昨今輩出しているようで、今年のエースの野上投手などは直接プロも狙える素材だとか。。見てみたかったですね。


以上ご紹介でございました。
みなさまのゆかりのある地や推しの学校が勝ち残られることを願ってやみません😊


最後に画像もないとちょっと寂しいので1枚だけ
23日に仙台に伺ったときの画像です。

今週、実は有給も少しとっているので、明日以降、都市対抗決勝や各地の地区予選の決勝にも顔を出す予定です~。忙しい一週間です😊

今週は暑い日が続くようですが、日焼け対策に熱中症対策、ばっちり決めて、ぜひよき高校野球ライフをお過ごしください。

優勝した仙台育英

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