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GSX1100S刀 GU76A 1994年製 25000km 売切御免

完成!細部磨きあげはオーナーにお任せです。
今回の件で学んだことは、音量規制クリアすればJM◇A認定品だろうがなかろうが関係なし 1985年以前のバイクならば音量規制なし って事ですね。
って自分のドカはどうなっちゃうんだろうか。他はみんなそれ以前だから良いけど。

ってなわけで色々と最後の詰めで出ましたが、全て対処していよいよ予備検です。最近の勝手が判らないので、車検ラインはプロにやってもらいます。

昔の子はうるさかった うるさくても「元気良いじゃん」と言ってくれて 静かにしなきゃいけない認識は図書館だけだった。今は車も下手するとバイクも電動 だからなのか何が何でも静かにしなさい、と。だから刀に「静かにしなさい」と指導しました が、絶対に機関に良くないだろうな。

さぁ4/1車検♪と思ってたら 音量規制がメチャクチャ凄いことになっているらしい というので騒音計で測ってみたら・・・厳しいなこりゃ。

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3/19 アイドリング500rpmで に拘りたく 同調をしてるんだけどなんかスクリューに違和感があり、面倒だから再度外して点検したら34同調スクリュー先端が偏摩耗していたので交換 再度光とゲージによる同調を実施して完調となりました。V3

3/13 もう車検取れれば取っちゃおう と考えてましたが、予約がいっぱいらしく年度内は駄目。ってかプロ整備屋さんの方々がお客様の要望に応えるべく予約を受注以上にしてしまうらしく、それが積もり積もって予約できない現象 陸運事務所さんも制度見直すべきなんではないのかな。
と言っても他の車は部品待ちなんで地味ぃ~な事をやっておきます。普通はこんなのやらないんだけどね。
残るは光量UP対策と車検です。

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3/8 なんか下に埃が落ちてるなぁ と思い下回り観ても特に異常なし。
リア周りの整備の一環でFスプロケ部分を観てみようとケース開けたら一時間くらい時間の進みが止まりました。

Fスプロケカバー内1

暫く外して灰皿代わりにでもしていて、掃除するのが面倒でそのまま組んだか・・・動軸かシフト部からのオイル漏れを吸着させる目的で詰め込んだのか・・・色々悩みましたが理解できず 久々に土木作業を実施しました。
↓ 清掃後 暫くエンジン始動状態で動力伝達及びシフトチェンジを繰り返し放置 を行い観察しましたがオイル漏れは無し。やはり私の工学知識レベルではこの粉詰めの意図は理解できませんでした。

Fスプロケカバー内2

お客様のご要望で外装一式交換 ETC取付を実施しました。
刀は銀が最もポピュラーですが、ガンメタも渋い!しかも軽くコカシテもカウルが壊れない埋込ウィンカー よい味を出しています。
元は↓です。

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いやぁ 薄肉で作ってるとはいえ ターボ?と思ってしまうような裏芸が隠されてました。いきなりの降雨時なんか大丈夫なんだろうか・・・でも行った先でBBQしたくなっても充分使えるアイテムですね。
詳細は↓v2をご覧ください。

2/21 キャブO/H後、お天道様による古典的な同調をしましたら一発で火が入り同調も取れてました。
〇シムラってこんな音だったっけ?と言ってもJMCAだからこんなもんなのかな。昔のUSヨシムラとかカーカーケルケルなんてここで火入れしたら苦情の嵐なんだろうな。とりあえず純正セッティング油面22.4mm P.S2.5回転戻しに統一です。

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2/11 四発ヨ〇ムラの音が早く聞きたい ってんでまずキャブ外して2段階エアBOXも清掃します。マニホールド堅かったぁ。
記憶の限りでは刀は後部エアクリーナーBOX外さないとバッテリー外せないのよね。だからバッテリー充電も一緒にしちゃいます。充電は夜の営み?放置充電です。と思ったら・・・ゲゲゲ

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これはもしや噂のユ〇コーンのイグナイタ って事はガバナーも一体なはずだからお宝パーツじゃんか。IGコイルも同社のがついてる ならばリミッター無し 本来のトルクが出てるはず。って集合管合わせて数十万円の部品が付いてるのか・・・ユズリタクナクナッテキタ
古いのはこういうのがあるからたまらないねぇ。ならFCRとかエンジン内もやりたくなっちゃうなぁ⇒やりません。

2/4お客様が早速息子さんと内覧に来られました。
かなりお気に入りのようで、工場は寒いから事務所で茶飲もうよ~ と誘っても長い間 跨ったりエンジンかけたり(3番4番火が入らないのに・・・)あれこれやられてました。

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息子さんも大層気に入られて「親父乗れなくなったら、俺のもの~♪」と心の中の声が聞こえてくるようでした。
入庫時にトラブりましてね、私リッターオーバーはこれを最後にしようか、と考えています。引き回しの重さに事故で壊された足が全然ついていかないのが判ってしまったから。トホホです。
〇シムラ製チタンマフラーもほどよく焼けが入り、良い味を出していますがエキパイの湾曲形状が昔のサイクロンやその前の刻印入りとは違うのですね。音からすると消音材はウール?のようですが、果たして検査を通せるかどうか。

2/3  こりゃまた古めのオートバイの登場です。
昔々何故かスズキにばかり乗ってしまう奴がいましてね 今ではザリと呼ばれる2気筒250に、それはそれはうるさい 本当にけたたましいアウトバーン集合をかまして回しきって 〇垂水なんかでスウェットパタパタした格好で皮ツナギレーサーレプリカを追い回していたそうな。人のバイト先の目の前で派手に対車で事故りまして ケースからオイルダラダラだったので「やったな!次はインパルスじゃん♪」等と動けずアスファルトに横たわる救急車待ちの奴に、微塵の憐みの言葉もかけずに祝辞を送るという暴挙に出た友人もいたとか。

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そんな彼が再びスズキに乗るという 刀というとキ◇ンなのでしょうが、僕らの世代は西部●察か秀吉なのでございます。
本来GS110XのはずがGU76Aとなってはいるけど、ANDFは付いてるしパワーアシストクラッチは付いてないし なんなんだろう?型式変更間際の部品ゴチャゴチャ流用ってのは◎ワサキで慣れてはいるけどスズキでもあるのか・・・まぁ細かいことは気にせず、止めなといっても回しきる奴だからどうでも良いかな、と。まぁキャブばらせば見えてくるでしょう。

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見た感じの瑕疵点は、Fバイザー(あのアクリルの)ヒビとIGスイッチ蓋無しくらい。
距離が本当であれば掘り出し物かも♪の95%の確率で裏切られる旧車への淡い期待を胸に、完調に持っていこうと思います。
車・屋 タイムトリップ

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