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「時間ケチなのに使い方を知らない」私

私は、時間を無駄にするのがとにかく苦手。いや、大嫌いだ。

満員電車に乗って30分通勤する時間があるなら。
無関係な会議を終業後にブチ込まれ1時間も聞くくらいなら。
合わない空気の中で食事もろくに手が伸ばせない飲み会に付き合うなら。

編みぐるみを作ったり、コーヒーをドリップで丁寧に入れることに時間を使いたい。

加速していく「時間ケチ」

1分たりとも残業はしたくない。
何となく話題を振られ、空気を読んで雑談をしたせいで遅れが出るなんてもってのほか。

ランチタイムは自分の貴重な時間だ。
コンビニパンにせよ、お弁当にせよすごく大切な癒やしの時間。

この時間に電話などけしからん。1秒たりとも他人にはやらんぞ。

実はコロナが落ち着いてからは、
みんなでランチに行こうと度々誘われ、ありがたいので何度かお受けしていた。

だが1時間で店を探し、飲むように完食しながら周りの会話にもついていかねばならない。
(しかも食べるのが遅いので周りを待たせがちな私)

戻るのは休憩終了ギリギリ。
トイレに行く暇もゆっくり一息つく余裕もない。
何度かバタバタの外ランチタイムを過ごす度に苦手になってしまった。

「時間ケチ」が仕事の効率アップに?

と、こんな感じで
本来あるべき「自分の時間」を何かに持っていかれることに物凄く抵抗がある。

その影響もあってか、
業務の効率化という点では恐ろしいほどのこだわりを見せている。

電話よりも都合の良い時にやり取りできるチャットやメール。
パソコンのショートカットもなるべく取り入れて、マウス操作と両刀使いで速度アップ。

あと、どこかのSNSで見かけたが
「3分で終わることは先にやると仕事が早い人に見える」という教えを徹底している。
「見える」どころか実際に早く片付くし。

自分にふりかかる仕事は、サッサと終わらせる。
ただし、正確にできてるかチェックは忘れない。なぜならミスった時のリカバリーや見直しはもっと時間がかかるから。

余った時間の使い道

そうして目指す先は、仕事が時間内に終わり働ききった状態で定時に帰ること。

お陰でここ数年は業務の波に関わらずほとんど残業がなく、
勤務時間内でも少し空き時間ができるほどになった。
※自分の裁量で進められるのも大きい

定時帰りならそこから3時間ほどは自由な時間が作れる。

が、問題はここから。
空いた時間、何に使えば良いんだろう?

冒頭に例で編みぐるみがどうのと書いたが、
今のところ、手芸で作りたいものはない。
読書するにもビビッと感じるものがなく微妙。

本当なら「平日のスキマ時間でスキルアップの勉強を…」とか言いたいところだが、
現時点取りたい資格は無いし…

運動は夏こそしていたが、冷え込んでいる今は動けない無理(おい)。

てなわけで、せっかくの時間なので生産性が少しでもあることを…とこのnoteを書いている次第。

「時間の使い方」が課題

これはお金に置き換えた時の話だが、よく母が私に言う言葉がある。

「1番の節約はお金を使わないこと。でも、ケチってばかりでお金を全く使わないのはダメだよ。お金の『使い方』を忘れちゃうから」

確かに、お金を使わないで我慢して貯めて…何十年もそれが習慣づいたら、本当に買いたいものや使うべきタイミングすらわからなくなってしまうだろう。

時間でも同じじゃないだろうか。
ただもったいないからとケチるのではなく、ちゃんと使うこと。

お金と違うのは、貯めておけないことだ。
時間はどんどん手からこぼれ落ちていくものだから、その場その場で何かしらに使わないと消えていってしまう。

何に使うか吟味している間も「時間」は消費されてしまう。これすら勿体ないと思い、焦ってしまう。難しいところだ。

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