対局日記#289 穴熊の急所

2022/5/6

ちょっと前置き。
最近毎日5局前後指すようになっているのだが、翌日に反省をする場合、どうしても量が多くて中だるみしてしまう。
といっても、直後に反省するのは今まで通り忘れやすいというデメリットがあるし、疲れて対局が多くできなくなるのは本末転倒だ。

やはり、もっとも大事なことは適正な量をこなすことだと思う。
小さなミスはたくさん見つかるが、全部相手していくと大事なことまで忘れてしまう。もっと大きなものに目を向けるべきであろう…

ということで、タイトルを改めて「今回のハイライト」といった感じで日記を書いてみようと思う。
触れる局面は1~2つに留めることとする。



穴熊に対してどう迫るかという問題。
本譜は△4七歩と垂らしたが、▲6八金が案外手ごわい手待ちだった。
こちらは焦りを呼ぶ意味で垂らしているので、落ち着いて対応されて少し微妙だった。

ここでは△3五歩が正解である。

ぬるく見えるが、こちらも同じく急かす意味がある。
もし▲3五同歩なら△4六銀と出るのが手厚い。

3筋の歩が切れたのが大きく、一気に迫った印象がある。

歩の攻めにする、というところ。いつも言っているけど。

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