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子どもたちに褒められて「わたし褒められていいんだ!」と感じた話

「買い出し行かないでごはん作れるの?」
「まとめ買いしてあるから、毎日買い物は行かないんだよ〜」
「え!じゃあ、ごはんのメニュー決めてあるの?」
「いやぜんぜん決めてないよ。安くなってる食材買ってきて、できるものをテキトーに作ってるね」
「すごー!」

これはとある日、息子の友だちが家に遊びにきた日のこと。我が家に来る息子の友だちはどうしてかわたしとおしゃべりをしたがるのだがこれは普通ですかね?息子に「ママばっかり楽しそうでずるい!」と言われるのですが、なんならわたしは空気だと思って遊んでくれていいのだよ。
…そう、思っているのだが。

話がされたのだけど、ご家庭の食事作りって家庭によってさまざまだと思う。わたしは料理が好きではないので、わりと新メニューに挑戦することは少なめ。息子から要望されれば調べてみるか!と腰を上げてレシピを増やしていくスタイル。

そのようなイレギュラーがない限りは、基本的に買い出しする食品も定番品がほとんど。大前提で、その時々でお買い得になっているものを買って帰って、できるものを作る感じ。

そしてここで気がついたのです。
そういえば、結婚当初はメニューを決めて買い出ししていたな、と。

息子の友だちに言われた「すごー!」という言葉。
本当にめちゃくちゃすごくない?わたし成長したじゃん!(ちなみにこの息子の友だちが話しかけてくる横でわたしは筍ごはんとアボカドとエビのシュリンプサラダを夕食にと準備していた)

食品を代用するとか、応用してみるとか。そんな柔軟性がなかったので、1週間分のメニューを決めて買い出しをしていた。それでも無駄にしてしまう食品もあったので、毎日その日に使う分の買い出しをするようにしてみたこともある。
けどこれは向いてなかった。頻繁に買い出しをするのがまず億劫!そして無駄な物を買いがち。家計的にもあんまりなのでこのスタイルは速攻見直しした。

ここからめちゃくちゃわたし、自分を褒めます。どうぞお覚悟を。

午前中家事と仕事をメインでやって、こまめにとる休憩時間に夕食のメニューを考えて仕込みするわたし計画性めっちゃある。

運動がてらにお犬の散歩に行って、お犬目線で散歩道を見渡す好奇心もなかなかだと思うし、帰宅してブラッシング(ここからはお猫も加わる)して子どもたちのお世話。

そしてちょこちょこ副菜作り置いて仕事して息子が帰宅したら習い事に送るまたは一緒に宿題してのんびりなどなど。ここからは寝かしつけまで息子との時間優先。

夫が帰宅したら夫の食事準備して就寝(翌日起きれなくなるから。夫には悪いけどあとのことは頼んでいる)。

…やばいすごいねすうちゃん!えらい!えらすぎる!

この食事準備とかメニュー考えるとか本当に毎日継続するのって大変!大変なのによくやってる!本当に息子の友だちの言う通り、わたしすごいわ(ドヤ〜)。

息子の友だち、本当にいいこと言ってくれたなって今さら振り返ってみて思った。息子の連れてくる友だちはわたしを「優しい(とにかく優しい)」「いつもおやつ出してくれる」「当たり前みたいに飲み物いるか聞いてくれる」と言ってくれるのでいい子たちだなあと思う(コロナ禍もあったので、親御さんに飲食注意受けている場合には出さないけど…)。

わたしの中では当たり前だと思っているからしているけど、今はそうやりにくい世の中なのはわかる。でも今回はそこにフォーカスしたいのではないので置いておく。

とにかくわたしすごい!
そして、意外と息子や息子の友だちの方がわたしをよく見ていてくれて、その気持ちをちゃんと伝えてくれる。きみたち、いい大人になれるよ。その気持ちは忘れないでおくれよ?

なんて思ったっていう話です。
このあとわたしは食事の準備を中断して、息子と息子の友だちと一緒にだれひとりあがれない地獄のUNOをやりました。まじで地獄でした。

↑こんなんだから、授業参観に行ったときに子どもたちの親御さんとの世間話より、子どもたちとの話の方が弾むんだよね…。

「(息子の名前)のおかーさんじゃん!」っていつも見かけると声かけてくれる。わたしの方が名前と顔一致してなくて本当ごめんっていつも思いながら息子に「名前なんだっけ?ごめん、顔が一致しない」ってひそひそ聞くんだ…。
ここはもうちょい頑張ろうな。


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