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大我と小我

ある日、突然自分の中にシュッと入ってきた概念というか、メッセージみたいなものがあった。

大我を持って生きていくことが大切。
でもこの世で生きていく場合、小我をバランスよく取り入れていくと、人生が楽しくなるよ!

その時、わたしは大我とか小我って言葉をちゃんと知らなかったけど、なんとなく理解ができた。

大きい我と、小さい我

どこまでを自分と捉えるか、線を引くかということだけど、大きいの(大我)は自分を含めた宇宙全体のこと、小さいの(小我)は自分自身ということ。

この世で生きていく場合、あまりにも「わたし、わたし」と自分本位になり、小我に囚われることは不幸になる。
美味しいものや楽しいことを人に分けず、自分だけが幸せならいいという考えになっていって、せっかくこの世に生まれてきたのに本当の楽しみ方を知らずに死んでしまう。
だから、大きな自分を持ち、自分の周りも幸せにすることが大切なんだそうだ。

でも大我の視点で生きすぎて「自分」というものが無くなると、逆に面白くないのがこの世らしい(ある意味神様の視点で見るから喜怒哀楽が少なくなるってことかな?)。自分がやりたいこと、好きなことを楽しんだり、悲しさや切なさを感じることもこの世で生きる楽しみでもある。

大きな自分と小さな自分のバランス

前に友達が教えてくれた「不思議の国のアリス」に出てくる大きくなるクッキーと、小さくなるドリンクの話が面白かった。
それは大我と小我を使い分ける必殺技だった!

自分のことでクヨクヨ悩みすぎる時は体が大きくなるクッキーを食べて、地球より大きい自分の視点で物事を見る。そうすると世の中の大きな問題などが見えてきて、自分の悩みの小ささに気づける。
逆に世の中のことで頭がいっぱいになりすぎた時は、小さくなるドリンクを飲んで自分の内側を見つめる。それによって、自分でどうにもできない大きな問題に振り回されず、まず自分を整えることに集中できる。

こうやってバランスをとると、生きやすい。
時々自分という境界線を小さく引いたり、大きくしてみるのがいい。

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