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その不安は「いいこと」をもたらしてくれる? #018「理想の自分と比較しちゃう私」 〜タイニーのご自愛タイムズ〜

タイニーのご自愛タイムズはご自愛について語り合う場です。ともこ&あこや、様々なゲストと共にそれぞれの日常を紐解き、「ご自愛」について探求していきます。

今回のテーマは、「理想の自分と比較しちゃう私」

以前「人と比較しちゃう私」というテーマで話したともこ&あこ。あこさんは人と比較して不安になりがちな一方、ともこは「理想の自分」と「今の自分」を比較してしまうようです。

▽ご自愛タイムズ「人と比較しちゃう私」はこちら

比べる対象は「他者」だけじゃない

あこ:不安に思うポイントって人それぞれだな〜と思うんだけど、ともこは自分の中にある「理想の自分」と「今の自分」を比較しちゃうんだって?

ともこ:そうね。他者と比較するというよりは、自分と闘っている感じがするかな〜
自分で「ポジティブハラスメント」という言葉を使うことがあるんだけど、基本的には物事をポジティブに受け止めるからあまり落ち込まないんだよね。

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ただそうすると疲れちゃうこともあるから、他者に対して振りかざしたらいけないと思ってるんだけど、自分にはけっこうやってるかも。

あこ:ポジティブハラスメントって、具体的にどういうこと?

ともこ:最近でいうと、コロナの影響でタイニーも大変な状況になったじゃない?営業も売り上げもストップして「人生でこんなに大変だったことってあるかしら」と思ったりもする。そこで気持ちが沈んじゃうと、何もできなくなってしまうから、その状況でできることを考えるしかなくて「この経験を乗り越えたら絶対身になる!」ということを一日に数回は思ってるんだよね。
不安に圧し潰されて何もできなくなっちゃうのが怖いのかもしれない。不安の穴に落ちていくと深くて、どこまでもいけちゃうから。
感受性が豊だからこそ、思春期は感情に振り回されてジェットコースターのようだったんだよね。感受性がジャラジャラしすぎて、土日は疲れていて月曜日に学校休んじゃうようなこともけっこうあったな〜
だから「自分をどうポジティブに保つか」ということは意識しているかもしれないね。


自分の足をひっぱる不安は、時にはさっさと手放す

あこ:どうやってポジティブに保っていたの?

ともこ:「自分をご機嫌に保つ◯カ条」を手帳に書いて、実行してた。機嫌が悪いのは思春期のホルモンバランスの影響だったから、バランスが崩れて「もう私なんていなければいい」みたいなわけのわからない自己否定が始まると、手帳を開いて書いてあることを実行するんだよね。キャラメルフラペチーノを飲んだり、映画を見たり、友達に電話したり。
自分の機嫌を自分で取ることはかなり意識しているかもしれない

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あこ:高校生くらいで自分を俯瞰して見れていたとも言えるよね。自分の経験を経て、ちゃんと落ち着ける術を持っているというのはおもしろいよね。

ともこ:感受性が強くて大変だったから、処世術なのかもしれないな。中学校の時の口癖が「強くなりたい」だったの(笑)人前で泣くことはそんなになかったけど、揺さぶられる自分に疲れていたんだろうね。あるとき、生活指導室で私が泣きながら「強くなりたいです」と言っていたの(笑)鬼教官みたいな先生に「荒井、泣かないことが強いことじゃないんだ」みたいな激熱メッセージをもらった記憶をすごく鮮明に覚えている。
人と比較して底なしの不安に陥っても、その不安が自分に「いいこと」をもたらしてくれるかどうかは、すごく意識して取捨選択してる気がする。いいヒリヒリ感や緊張感や不安もあるじゃない?それは大事に味わうというか、、、
プレゼン前に緊張しちゃうとか、当日が来るまで、どんなに頑張っても絶対そこに不安はあるよね。そういうのは別にいいと思ってるんだけど、自分に何もいいことをもたらしてくれない不安は早々に手放してきたかもしれない…ということが、話しているうちに紐解かれました(笑)

不安を感じているとき、ただただ飲み込まれているのもなんだか癪ですよね。
それが自分に「いいこと」をもたらしてくれるかどうか?というのは新しい向き合い方かもしれません。「物は使いよう」と言いますが、不安も使いようなのかも。

▼こちらの内容は、タイニーのご自愛ラジオに収録されています。通勤時間や、料理をしながらなど、スキマ時間にぜひ聴いてみてくださいね。





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