どろんこになりながらも、夢中になって歩き続ける子
顔から転ぶと土や砂が口に入ってしまうからか、さすがにそのときばかりは泣くけれど、それよりも帰り際に「遊びをやめたくない」で泣きわめくことのほうが圧倒的に多い

意志の強さとどう向き合うか
いまいちばんのトピックであります

本人の意思を尊重したいし、こちらのやり方を押し付けたくもない
けれどお腹はすくし、暑くて体力の限界に達するのも時間の問題、それに帰ってからやりたいこともある

どう折り合いをつけようか
頃合いを見計らうか
どのようにいざなうか
毎日毎日、トライアンドエラーにより手探りで進んでいる

こんな土くさいこと、おとなになってもできるなんて思いもしなかった
たまたまわたしは子を授かりお世話させてもらうなかでこうした経験をしている
ひとによっては仕事や勉強にいそしむことで知ることになるのかな
ひょっとしたら闘病や介護のなかに見出すこともあるかもしれない

いま目の前のことに真摯に向き合う
一所懸命
それがいちばんの打開策なのかな