満月に眠れない
というのはよくきくけれど、今宵の新月に眠れなかったわたしです
正確に言うと、一度子とともに入眠（実のところ先に寝落ち）したものの、日付が変わるころに目が覚めて以来覚醒してしまい、明け方になってしまったのだった

いまや夜間授乳だってほぼないのにもかかわらず、いまだひとりでに起きてしまう
子はものすごいスピードで成長していくから、親のほうがようやく慣れてきたころにはもう次なるところへと向かっている
こうやっておいてきぼりを喰らってしまうこともまぁあることだ

習慣って、案外抜けにくいものなんだなぁ
どちらかというと順応性があるものだと思い込んでいたし、それ以上に三度の飯より睡眠欲な性分だっただけに、一晩中通して眠りきれないということにひそかに、結構落ち込んでいる

こんなふうに、誰しもひとつくらいは、ひととなかなか分かち合うこともままならない、ごくごく個人的な悩みがあるように思う
ひょっとしたら、周りからみたらささやかなことかもしれないけれど、当人にとっては思いのほか深刻だったりする

「どうやらそうしたことがあるんだなぁ」って想像をふくらませられる程度の余白があれば、だいたいのことは補い合える
そんな気がした、外気温37℃の火曜日