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スマートホームがさらに便利に! 省エネ・水漏れ防止・家電操作など新機能搭載のMatter 1.3が登場 / Connectivity Standards Alliance

スマートホーム向けの接続規格「Matter」の最新バージョン「Matter 1.3」が発表されました。Matterは、異なるメーカーのスマートホーム製品同士を繋げ、互いに連携させることを可能にする規格です。今回のMatter 1.3では、これまで以上に便利な機能が搭載されており、スマートホーム体験が大きく向上します。

Matter 1.3では、スマートホームにおけるエネルギー管理と節水機能が強化されました。

・エネルギーレポート機能搭載: 家電などの実際の消費電力量や推定電力量を確認できるようになります。これにより、節電意識が高まり、電気代の節約にもつながります。
・電気自動車充電器のサポート: 電気自動車の充電ステーションをMatter対応にすることで、スマートフォンなどから充電の開始・停止や充電量の調整が可能になります。深夜など電気代の安い時間帯に自動で充電するように設定することもでき、効率的な充電が行えます。
・水漏れ防止機能搭載: 水漏れセンサーや雨センサー、水栓バルブがMatterに対応することで、水回りのトラブルを未然に防ぐ事ができます。離れた場所からでも自宅の水漏れ状況を確認したり、異常時には自動で止水バルブが作動するなど、安心・安全な暮らしを実現します。

Matter 1.3では、新たに家電製品への対応が拡充されました。キッチンやランドリー周りの家電も、Matter対応製品を選ぶことで、より便利に操作できるようになります。

・電子レンジ: 調理時間や出力レベル、調理モードなどを遠隔で操作したり、調理終了の通知を受け取ることができます。
・オーブン: オーブンの予熱完了や調理終了などの通知を受け取ったり、遠隔で温度設定などを操作できます。
・コンロ: 調理台のコンロを遠隔で操作したり、温度設定を行うことができます。(※規制のある地域では機能が制限される場合があります)
・レンジフード: 照明や換気扇の操作や、フィルターの交換時期などの情報を確認できます。
・乾燥機: 乾燥機のモードや温度設定を遠隔で行ったり、乾燥終了の通知を受け取ることができます。(※規制のある地域では機能が制限される場合があります)

Matter 1.3では、テレビやメディアプレーヤーなどの機能も向上しました。例えば、テレビにスマートフォンから通知を送ったり、複数の照明器具を一括で操作するシーン機能などが利用できるようになります。

今後、Matterはさらに多くのデバイスに対応し、より便利で快適なスマートホームを実現していく予定です。

詳細内容は、Connectivity Standards Allianceが提供する元記事を参照してください。

【引用元】

【読み上げ】
VOICEVOX 四国めたん/No.7

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