「1789」千秋楽と「THE MONEY -薪巻満奇のソウサク-」で迷った日

8月27日は悩ましい日でした。星組「1789」千秋楽と、元宙組・寿つかささんの退団後初舞台「THE MONEY -薪巻満奇のソウサク-」のライブ配信時間が重なっていたからです。
「1789」が代役公演のままだったら一も二もなくリアルタイムで観て「THE MONEY」は見逃し配信をチョイスするつもりでしたが、礼さんが復帰されたということで、迷った末に「1789」は見送り「THE MONEY」をリアルタイムで観ました。

これだけは強調しておきたいのですが、決して「礼さんの舞台を観たくなかった」のではありません。単純に、暁さんロナンと天華さんデムーランの舞台を観たかった。(自分は星組では瀬央さんの次に天華さんのファン。)  これは礼さんの舞台を大劇場配信で観て心動かされたからこそです。
自分が見たくなかったのは、おそらくどこかのタイミングで行われると予想された、礼さんの謝罪でした。

その後、ネットニュース等に「礼真琴、涙の謝罪」の文字が踊り、ああやっぱり…と思いました。

千秋楽の観客に向かって礼さんが「以前に休演したこと」を謝るのは道理に合わなくないですか? 謝るべきは公演中止によって観劇の機会を損失したお客さんに対してであって、それは礼さん個人ではなく、リスクマネジメントに失敗した劇団の仕事です。

おそらく、責任感が強そうな礼さんご自身が謝罪を強く望んだのであろうことは想像できる。ならばさらっとビジネスライクに謝るだけでよかったのではと自分は思います。なぜなら、今回の件が今後の「前例」となり、次代に課せられ引き継がれていく可能性があるからです。

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さて、「THE MONEY -薪巻満奇のソウサク-」ですが。
面白かった!
以上!
だって些細なネタバレ投稿も絶対禁止と公演アナウンスで釘を刺されてしまったから、これ以上書けないです。
ただ寿つかささんがやっぱり、というか意外に、というかアグレッシブな「役者」でちょっと驚きました。自分が知っている寿さんは常に黙って背中をみせている風情だったので。座長の七海さんですら幾度か噛んでしまった膨大な台詞を完璧にものにしていて、とても恰好よかったです。
自分的に注目していた澄風なぎさんも、 …だめだ書けねえ!!

あと、定点撮影っていいなと思いました。
自分はもともと舞台は俯瞰で観たい派なので。宝塚の映像はどうしてもスター寄りになっちゃうのが少々不満だったのです。
スターアングルに加えて定点もボーナス映像としてつけてほしい~




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