遠征に向けて宝塚観劇のお洒落に入門してみた

9月に月組「フリューゲル -君がくれた翼-」、10月にも宙組「PAGAD(パガド)~世紀の奇術師カリオストロ」を観に、宝塚大劇場へ遠征する予定です。初めての遠征にワクワクが止まらず、公式HPの配役一覧とか眺めて妄想しています。幸せだー。

「PAGAD」はおそらく「首飾り事件」がベースのストーリーか。トップに就任した芹香さんはヒーローかプリンスしかやらなくなるのかな?と案じていた自分、満を持してのピカレスクロマンに歓喜しております。
瑠風さんが悪役(!)だとすると桜木さんはバディ役でしょうか。春乃さんの二役も楽しみだし、退団するお二人(泣)のお姿も目に焼きつけておかなければです。

(月組の舞台は事前情報を最小限にとどめた方が面白いと気づいたので、公式等も見ないようにしています。とくに初日が明けた今はネタバレが怖くてSNS関連には近寄れない)

考えてみれば自分、初観劇からずっと東京劇場だったので、チケットが取れた後に配役発表とかって初めてなんですよね。いやあこんなに嬉しくて楽しみなことだったのかと、またひとつ大劇場観劇の醍醐味を発見しました。

さて。遠征観劇となると浮上するのが、何を着ていこうか問題。

宝塚観劇に行くたびに感心するのが、観客の皆さんのお洒落。華美すぎず、でもさりげなく組カラーのコーディネートだったり、演目に合わせて、カジノロワイヤルならキャベツカラー、ライラックの白と紫、ジャガービートでは白のスーツに(たぶんお手製の)ジャガーのぬいぐるみ付きストールとハットを合わせた男性がいらっしゃってオオってなった。
他のお芝居や地元オーケストラのコンサートなどではこういうオシャレは見かけないので、宝塚文化のひとつなんだなと思います。

 真似したーい。
 でも。

自分、最近はユニクロすら縁遠くワークマンでしか服を買ってない。仕事中はスクラブに着替えるから通勤服も超シンプルカジュアルなものしかない。遠征となると動きやすい服と靴がいいし、荷物もできるだけ小さくしたい。
まあ別に自分が何を着ていこうが、他のお客様方はお芝居とそれぞれの推しに超集中してて知ったこっちゃないだろうとはわかっていますが、せっかくの宝塚文化に自分もちょっとだけ仲間入りしてみたいのです。

何かそれらしいものないかなとキャトルレーヴを漁ってみたら、さすがは公式ショップ、うってつけのものがありました。シンボルチャームがついた組カラーのラインストーンブレスレット。細身で軽くシンプルな服にむしろ映えてお値段もお手頃。
アクセサリー買ったのって何年ぶりだろう。コロナ禍でこういうのすっかり忘れてた。腕に通すと、さりげなくキラキラと気分が高揚して、自分も宝塚ファンの一員になったような気がしました。

どれも可愛いので全組揃えたいけれど、とりあえずは宙と月を購入。今後はこの2組を中心に観劇したいと考えているので。

でも、雪組の「Boiled Doyle on the Toil Trail」と「ベルサイユのばら・フェルゼン編」も観たいんだよな。特にベルばらは現在の雪組にぴったりな演目だし。たぶん朝美さんオスカル和希さんアンドレでしょうから(逆でもいいむしろ味がある)、お二人の絡みでファン全員落命必至ですよね。ここでもし、たとえば月組だったらと想像すると、鳳月さんオスカル風間さんアンドレまたは逆というちょっとアバンギャルドなベルばらになりそうで、それはそれで超絶観たいけど一部のマニア向けかなって気もするし。

チケット当選の願掛けに、雪組のも買っておこうかな。



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