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映画「グッド・ウィルハンティング」と「トゥーウィークス・ノーティス」を見て納得した過去の恋の終わり

最近はもっぱら韓国ドラマやアニメ、溜まったドラマの録画を観たりしていたのだけど、久々に映画を観たいなぁと思った。
家で見るときは、観たことのない映画を見るよりも、観たことのある映画を選ぶほうが多い。

「グッドウィルハンティング」は、大学で清掃員として働くウィルが、実は数学の天才だと教授に見つかり、心理学者との心の交流を通じて過去のトラウマを克服していく、、というストーリー。
学生時代に付き合っていた人が、「これ面白いよ」と言って勧めてくれた映画だった。
社会的に成功しているといえない人が、実はすごく才能のある人間だとわかる系の話って、おもしろい。こういう役と対照的に、頭のいいエリートがつまらない人間のように描写されるのもおもしろいと思う。10年以上前に観た映画だったから、さすがに内容を覚えていなくて、何の気なしにみてみようと思ったのだけど。

※以下、映画のネタバレあり※
ウィルは、親から捨てられ里親を転々としており、愛情を知らない。だから人を愛するということも知らない。清掃員として働いていた大学はMITで、賢い女性と出会う。彼女は自分の夢のためにハーバードへ行く、といって旅立ってしまう。心理学者と心を通わすうちに、自分の居場所や存在価値はこんなものじゃない、と気づく。そして彼女への気持ちが愛だと気付き、彼女を追って、住んでいた町を去る。。。というエンディング。

昔は観たときは確かに面白かった、と思ったけれど。
2024年の今、同じ映画を観終わって、思ったこと。
「あー、あの人がこの映画が面白いって思った理由がわかったわ」
その彼は、私(同じ大学を出て、同じ業種で働いて、お給料もほぼ同じ、特別美人でも頭のいいわけでもない女)と別れた後、とても私などかなわないようなハイスペック年上美人と結婚したのだ。
ウィルとおんなじじゃん。まるで、自分がいる場所はここじゃないんだ、と言わんばかりに、自分の人生を変えてくれそうな人についていったもんね、、、そういう人を求めていたんだね。そっかそっか。あの頃から、そういう願望があったのね。
今更何を言っても負け惜しみにしか聞こえないけど、あんたはウィルほどの才能や賢さはなかったぞ。

さらに、昔好きで何度も借りて観た「トゥーウィークス・ノーティス」も観た。
ヒューグラント演じる金持ちの御曹司のポンコツ上司と、仕事のできる部下の弁護士ルーシーのコミカルなラブストーリーだ。
ポンコツ男に限って、しっかりしている女性を好きになる、というよくあるパターンだ。
そこで、自分の好みの男が、「ちょっとおバカで愛想のいいお調子者」だったからこの映画が好きだったんだとわかってしまった。
さらに、残念ながら、私はしっかりしているように見えて、まったくしっかりしていない末っ子気質の女子だし、しっかりした年上女性と結婚したあいつはそういう奴だったんだ、、、とわかり、やっぱりあの恋はうまくいかなかったんだよなぁ、と妙に納得してしまったのだった。

今週末は、観たことのない映画をみて、未来の自分の人生を考えたい。

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