見出し画像

YMS ゼロから1年でこんなになった!

先日、初めて会った人に「イギリスに来て出会ったカルチャーショックは何?」と聞かれた。イギリスに来て1年が経とうとしていた頃だった。私は言葉に詰まり、「(カルチャーショックは)無いかな」と答えた。
答えるまでの約5秒、ショックと呼ぶほどショッキングなことに遭っていないのか、ショックがあってもそれがカルチャーに起因するものかわからないな、というのを頭の中で考えていた。カルチャーって何でしたっけ。

私の中のロンドンはどちらかというと日本に似ているという印象。居心地は良い。だから文字通りあっという間に1年が過ぎていった。

来たばかりのときは、家探しと仕事探しと銀行口座開設に四苦八苦しながらも観光を楽しんだ。初めての海外在住。外国人として外国に住むことの大変さを身をもって経験した。追い詰められて号泣した日もあった。泣いても何も変わらないということも同時に悟った。
落ち着くには少し時間がかかった方かなと思うが、その経験があったからこそサバイバルマインドが身についた。「神は乗り越えられる試練しか与えない」って南方先生が言ってた。(ペニシリンでございます!!のやつ)

落ち着いてからはとにかく旅行三昧。
1年間で行った場所:
🇫🇷パリ、🇮🇹ローマ、🇻🇦バチカン市国、🇬🇧コッツウォルズ、🇩🇪ミヒェルシュタット、🇪🇸サンセバスチャン、🇫🇷ニース、🇬🇧カンタベリ、🇬🇧🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿スコットランド、🇹🇷カッパドキア、🇬🇧ブライトン、🇪🇬カイロ、🇵🇹リスボン〜ロカ岬、🇬🇧コーンウォール
日帰り国内も含めてざっくりとこんなに。旅好きの私にはたまらない1年だった。もっともっと、色んな国に行きたい。まだ行けてない国がたくさんあるから、もう少しペースアップしてガンガン行こう。

ロンドン市内でも、飲み歩いたりミュージカルを観たり。生活は決して贅沢はできないものの、その中でも楽しみを見出して上手に遊ぶのは結構特技だと自負する。

日本にいたときは地方在住だったので、イギリスに来て人と出会い、世界の広さに驚く。(これぞカルチャーショックだったかもしれない)日本人の間でもこんな人いるんだ!ひぇ!って驚きすらある。

1年間、「イギリス来てよかった!」という気持ちに変わりはない。世界にはまだ見たことのない景色がたくさんあるのだと、私の底なしの好奇心と冒険心を満たしてくれる。

私の人生観はレ・ミゼラブルの世界に表されることに、イギリスに来て気がついた。中学生の時に初めてレ・ミゼラブルを知り、その時からずっと強く惹かれている。
無情な世の中を生きる哀れで美しく強い人々。
そんな中でもまだ見ぬ光景に思いを馳せて、待ち受ける冒険に瞳をキラキラさせていたいものだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?