昨日、言われた言葉を思い出す。

東京に来てから、言われることが増えた。

思えば私は、地元にいるときは何の目標も立てずに生きていた。ただ、日々をなんとなく過ごしていた。

東京に来て、周りの環境が大きく変わった。というか、自ら変えたんだ。仕事を変え、住む場所を変え、日常的な人間関係を変えた。前進しているように思えるけれど、どこかいつも寂しさがつきまとう。

新しく好きになるものが増えたけれど、ずっと好きだったものの見方が変わってしまった。それは友達だったり、家族だったり、地元の風景や方言だったり。地元で働いてたときの経験もそう。

大切でずっと手放したくないもののはずなのに。

物事が上手くいかないとき、自分の生きてきた時間を思い返して、否定をしてしまう。

東京には天才がいる。たくさんいる。わたしとは、経験してきたことが圧倒的に違っている。悔しくなる。

使う言葉が、違う。
考えてることが、違う。
行動が、違う。

それを聞いたり、目の当たりにするたびに自分を否定してしまう。

なんて、私は怠惰な人間なんだ。
なんでこんなことが出来ないんだ。
なんでもっと上手くやれなかったんだ。

過去を変えることは出来ない。

頭の中のいつも見える場所に置く。

そうすれば、きっと未来が変わるんじゃないかな。

そんな気がする。だったら、いいな。