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コミュ力って何?

仕事で思うところあり、
コミュニケーション能力=コミュ力について考えました。

私が思うにコミュ力は2つの力で形成されています。

・尊敬する力
・尊敬される力

この2つの力が高い人=コミュ力が高いではないかと。
上下、水平のコミュニケーションは力のバランスのとり方だと感じています。

尊敬する力

他人と関係を深めたいとき、その第一歩は相手に興味を持つことだと考えています。

相手が何が好きで、どんな考えを持っていて、どんな人柄か…
まずは相手を知ろうとすることが大事ですよね。
それは少なからず相手に好意を寄せる、敬意を払うということです。

私は常日頃から人の善い側面に目を向けるように努めています。
そうすることで自分の周りに好きな人しかいなくなり、人との関りがぐっと楽になります。

尊敬する力は学校や職場での上下関係の中で養われるのだと思います。

一方で好意を寄せることが難しい人も少なからずいるのが事実です。

それは他人を尊敬できない、自分にしか目を向けられない人です。
自己中心的の精神が年齢相応に成熟していないような人です。

そのような人とコミュニケーションをとっても関係が深まることはないし、自分の成長につながらないと考えています。

残念ながら関わらないことが一番です。

尊敬される力

これは心身を相手に開く、相手に応える力です。
「尊敬する力」と比べると少しわかりにくいですね。

コミュニケーションはお互いで補い合うことが大切です。
一方通行では関係が深まることはなく、受け入れて、応えてはじめてコミュニケーションです。

「尊敬される力」は「尊敬する力」の後に出てくるものだと考えています。
これも社会生活の上下関係の中で、自分が上の立場になる過程で養われます。
他人に指導・教育するとき、いかに相手のことを想いやり、真摯に向き合うことができるか。「いかに自分事として捉えるか」とも言えるかもしれません。

2つの力

「尊敬する力」、「尊敬される力」の高い人は、2つの力のバランスをとることで”弟子”にも”師”にもなることができます。
これを体現することで多くの状況で相手との関係性を深めることが可能です。
私の周りのコミュ力が高い人はもれなくこれができていると感じています。

昨今、コミュニケーション障害=コミュ障を自称する人が多くいます。
それは社会集団の中で上下関係を忌避した結果だと思います。
「尊敬する力」はあっても「尊敬される力」が欠如することでコミュニケーションがうまくいかず徐々に負のスパイラルに取り込まてしまうのだろうと。

コミュ障を克服するには次の実行が重要だと私は考えます。

・他人に興味を持つ
・自分に興味を持つ
・自信を持つ

「尊敬される力」の高い規範となる大人が少ないことがコミュ障増加に影響していると考えます。
社会全体のコミュ力向上には尊敬できる大人がもっともっと必要なのではないでしょうか。

私も子供が生まれたり、部下が出来たり公私で少しずつ上の立場になる機会が増えています。

自身が「尊敬される力」を意識するとともに、周りに良い影響を与えられるようまずは日々精進です。

結論

コミュ力はリスペクト
さらにはリスペクトされること



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