日本がアフリカに見習うべくは?
連日投稿を続けて、書くのが日課にとなっている。
写真も貼り付けていない文章を投稿しているが、もちろん後に写真は貼り付ける予定。
最近は見てくれている人の数が増え、元々のブログのアクセス数に迫る勢いだ。
拙い文章、見てくださっていただき有難い限り。
長年アフリカで、人生を送ってきたカメラマンの、経験録というか。
今思いついたのだが、ちょっとしたアフリカの生活様式の紹介とか、エッセイを書いていこうかなと思っている。
日本の常識が常識ではない国々、そんなところで過ごしてきた、日本の常識を失った日本人が見て感じた事を書き綴って行く感じ。
アフリカに長く住んでいる身として、このアフリカの元気を日本の方々に伝わればと思っている。
一般的に日本人に植えつけられたアフリカのイメージと、実際のアフリカの姿はかなり違うのだ。
貧困、旱魃、飢餓、内戦そんなイメージばっかりがまかり通ってしまっているのを悲しく感じる。
日本人のアフリカから見習うべく点
知っている限りアフリカ人、いろいろと、日本的にいえばルーズだったり、いい加減だったりと感じるかもしれない。
例えばミーティングが8時に始まるといえば、たいていの場合8時に人が集まりだす感じ。実際に8時30分に始まれば良いほうだ。
それだけ時間にルーズ。
悪く言えばそうなるが、良く言えば、時間に振り回されない、とも言える。
でも、人間として楽しく生きる!という点においては、われわれ日本人が学ぶべく点もかなりある気がする。
人間、失敗するもの。
細な失敗でメソメソなどしないのだ。
細かな事は気にしない!
細かな事、心配しても仕方がない、ハプニングが起こっても、起こったときに対応すればいいのだ!
そして、ハプニングが起これば、皆親切 に手助けしてくれる。
皆、明日のわが身だと心得ているのでやさしく対応してくれる。
ハプニングをこうむった側も、別にそれほど文句は言わないし、人の不幸をかえりみず、自分の権利ばかりを主張するのは極少数。
ハプニングといえば、多くの場合、車関連。
僕もいろいろとトラブルに見舞われた。
一つ経験談をお話する。
乗り合いバス、ナイロビからナクルを経由してケリチョに行く夜道での事。
ケリチョはナイロビから250kmほど西に位置する、紅茶の産地で有名なところ。
車のエンジンが唸りを上げているのにもかかわらず、スピードが上がらない。
場所は夜の峠道の真っ只中、ドライバーの努力虚しく車の中央部から焦げた臭い、そして煙が車内に立ち込めた。
原因は、クラッチ、
クラッチが磨り減ってしまい、滑ってフェード現象。
結局目的地にはたどり着けず、結局は別の乗り合いバスを持つのである。
乗り合いバスっていっているのは、ハイエースなどを改造したもの。
こんな事日常茶飯事とまではいかないが、時々起こる。
町の中でも、途中でブレークダウンしているバスや、乗り合いバスを時々見かける。
乗員は、運が悪かったと思う程度、事故とかじゃなくて良かったな!、大抵プラス思考。
メカニックがしっかりと仕事をしないので、車がブレークダウンを起こして立ち往生が多発、
それが許されるんだな。
許されるから、しっかりと仕事しないのかもしれない。
車の修理、自分でやるのもそれが理由。
結局のところ一長一短、どっちが良いというわけでもなし。
得意不得意分野がはっきりと分かれているんだな。
あえて真似する必要もあるわけでなし、真似したら日本じゃ生きていけないか。
細かな事や、失敗にメソメソしないということを、見習うにとどめるだけが良さそうだ。
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