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ウィンブルドンの象徴

ウィンブルドンの象徴「白いウェア」。

その魅力的な“ファッション”の先駆けは、

女子シングルスの第1回大会(1884年)で優勝した

モード・ワトソン選手でした。


─★<2大会連続優勝>★―

女子シングルス第1回大会の参加選手は13名。

決勝戦は、ロンドン生まれのモード・ワトソン選手と

7歳年上の姉、リリアン・ワトソン選手との“姉妹対決”でした。

その際に、二人が着用したのが「白いウエア」。

帽子、ブラウス、ドレスまで白で統一したスタイルは

当時とても斬新で、注目を集めました。

それが、

「白いウェア」着用ルールの発端とされています。

第1回大会で姉を制したモード・ワトソン選手は、

第2回も続いて優勝を達成しました。

─★<117年後の、“再戦”>★―


1884年第1回ウィンブルドンで行われた

モードとリリアンの「ワトソン姉妹対決の決勝」から117年後。

2001年の全米オープン女子シングルス決勝で、

ビーナスとセリーナのウィリアムズ選手姉妹が

「姉妹対決の決勝」を再現しました。

そして、この決勝対決はウィンブルドン選手権でも

2002年、2003年の2年連続で実現します。

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