ZAZEN BOYSが好きだ。
高校生の時から聴き始めて、もう15年以上は経つ。
1人でライブも行くし、ディレイマンTシャツも着るし、移り変わりの激しい自分好きなバンドランキングにも、常に5位以内に入っているくらいは好きだ。
そんなZAZEN BOYSが11年4ヶ月ぶりにアルバムを出すという。
リリース情報は11月には出ていたようだが、私がこのことを知ったのはつい数日前のことである。
YOUTUBEのホームに突然新曲のPVのサムネイルが現れたのだ。
目を疑った。
ザゼンが、新曲…！？
ずっと待ち望んでいて、ずっとずっとずっと待ってる！という感じだったのに
そのうちに待つことを忘れてしまっていた。
タイトルは「永遠少女」
とりあえず聴いた。見た。
鋭いジャキジャキのカッティングがたまらない。
重たいリズムに軽やかなリフがいい。
特に今回はこの曲の歌詞の重さに驚いた。
残酷だけど目を離せなくなるような灰色の情景が浮かんできた。
刺すような冷たさを感じた。でも少し希望も持てるような。
とにかく全然聴き流すことができない。
PVも良かった。曲の展開に合わせて投影される映像に魅入ってしまった。
向井秀徳の鬼気迫る表情。今までにないようなメッセージ性を感じた。
時を経てまた新しいザゼンを見られて嬉しい。
ずっと好きでいて良かった。
アルバムのリリース楽しみです。