ジョルジョ

30代になり海外で第2の人生を開始した。過去の辛い経験を良い経験と捉え、今では当たり前…

ジョルジョ

30代になり海外で第2の人生を開始した。過去の辛い経験を良い経験と捉え、今では当たり前の事も幸せに感じるが、本当の幸せとは何かを追い求める毎日。30代の抱える悩みや海外生活のアドバイスなどを中心に書いていきたい。

最近の記事

執着心

海外生活で少し落ち着きを取り戻し始めた私は、語学学校へ行く事に決めた。 元嫁へ恐怖心というのはまだ残っていたものの、普通には暮らせるようになり、自分の人生というものを感じ始めていた頃であった。 しかしそんなある日、海外生活を手伝ってくれている友人が深刻な顔をして私の元へやって来た。 私は直観ですぐに元嫁に関わる事だと感じた。 内容としては今住んでいるアパートを出なくてはならないという事であった。 理由は少し複雑で、私はアパートで昔使っていたスマホの中から必要な資料な

    • 押し殺された感情

      モラハラ嫁からとにかく逃げる一心で海外へ向かった。 自分の友人の連絡先などは全て削除されている為に頼れる人は親しかいなかった。 親の知り合いが住居などを手配してくれたが、数日間は何をしているわけでもなかったが、恐怖心が抜けなかった。 元嫁に連絡しないといけない、子供や元嫁に何かあったら自分の責任だ、子供は元気にしているかなどなぜか相手を気遣うような事ばかりを思っていたし、海外にいてほぼ見つかる事は無いのにどこか見張られているような気分で若干の緊張状態が続いていた。 ど

      • モラハラ後遺症から立ち直る途中の私

        モラハラの後遺症は本人の気付かない所で続いている。 今となって一番の後遺症はある種の【欲】が無くなった事である。 1つ目は物欲である。元嫁の機嫌を伺う生活であり、月のお小遣いは出勤の日に500円だけ貰えるというものだった。 欲しい物があっても買えるわけもなく、結婚当初は洋服なども買っていたのだが、病気が悪化するにつれて最低限の物すらお金を出して貰えなくなっていった。 会社に来ていくスーツは擦り切れていって、ある日お尻の部分がスケスケになっているのに気づいた位である。ス

        • 適応障害とモラハラの後遺症と再出発

          適応障害というのは特定の事象、対象、状況から極度のストレスを感じてそれに耐えられなくなり気分や行動面に障害があらわれる事です。 例えば、人によってはストレスの対象は会社であったり、学校であったりで、私の場合は元嫁であった。 適応障害の症状改善の為に一番単純かつ効果があるのは対象から離れる事だ。会社がストレスの対象であれば休職、転職などでその場所に行かなくする事、上司がストレスの対象であれば異動する事などである程度の対応は出来るだろう。私の場合は対象は明白で元嫁から離れる事

          モラハラ元嫁と決別

          元嫁と共依存だった私は家族の説得により、私と元嫁を引き離すように動いていった。理由は元嫁の度重なるモラハラで私は職場を去る事となり、友人もいなくなり、精神的にも限界が来ていたからだろう。そんな中でも私はまだ、元嫁の病気を治してやり直せると思っていた。 私が決別を決めたのはメンタルクリニックに元嫁を連れて行った際の医師からの言葉だった。 『〇〇さん、あなたは病気です。適応障害でかなり追い込まれています。いち早くストレスの対象から離れるべきです』 そのような事を言われた。元

          モラハラ元嫁と決別

          共依存だった私

          私は元嫁と共依存の関係だったと思う。元嫁から毎日のように罵られ、理不尽な要求を突き付けられて、恐怖や嫌悪感を感じるのに、自分が何とかしてあげないとという感情が常にあったのはすごく不思議である。 こういった私のような人間は元嫁の私に対して行ってきたモラハラでの苦痛以外に、私に対して良かった部分を思い出すようにしてしまう傾向が強い、あの時は優しくしてくれたとか、楽しかった思い出とか… それがネックとなって、自分が頑張ればまたあの姿に戻ってくれると自分に言い聞かせてしまうのでは

          共依存だった私

          元嫁の病気は自己愛性パーソナリティー障害なのか症状と当てはめてみる

          元嫁の症状を自己愛性パーソナリティー障害の9つのチェックリストと当てはめてみます。 1.自己の重要性に関する誇大な感覚                  ⇒元嫁は自分に対してはかなり自信が無かったと思います。仕事で少し責任がある仕事を任されると完璧に出来るかと不安になっていましたので彼女の自己評価はかなり低かったと思います。 2.限りない成功、権力、才気、美しさ、あるいは理想的な愛の空想にとらわれている                              ⇒自分の中

          元嫁の病気は自己愛性パーソナリティー障害なのか症状と当てはめてみる

          元嫁の病気は境界性パーソナリティー障害なのか症状と当てはめてみる

          境界性パーソナリティ障害の症状は以下の9つとなりますが、元嫁と当てはまっていた部分を挙げていこうと思います 1.人に見捨てられないように、なりふりかまわない行動をする      ⇒これは凄くありました。見捨てられ恐怖というのがあり、元嫁の場合は母親が精神病で入院する時の事がとてもショックであったと本人から聞いた事があります。そこが心の闇の原因かと思われるのですが不明です。 又、見捨てられるのが怖い事から相手を束縛するような行動を取り、自分以外の人間と接触する事を拒み(自分

          元嫁の病気は境界性パーソナリティー障害なのか症状と当てはめてみる

          元嫁に精神崩壊させらせた話⑦

          医者に告げられる何とか元嫁をメンタルクリニックへ連れていく事が出来た。いくつかのアンケートを書き、医者の問診で呼ばれた。 彼女の私に対する行動を私の口から医師に伝えた。彼女が隣にいるので、全てではないが、ある程度の内容を伝えた。 問診が終わり少しして医師が私一人を呼んだ。彼女はこういう所は狡猾であり、私が一人で問診に行く事を拒んだ。一人で行くと自分の悪事が全てバレてしまうと思ったのだろうか、入院させられるかもしれないなどと思たのだろうかそれはわからない。 医師も困り果て

          元嫁に精神崩壊させらせた話⑦

          元嫁に精神崩壊させらせた話⑥

          底なしの地獄元嫁の捨てられる不安は爆発的に増加していく。私のスマホにこっそりと盗聴のアプリを忍ばせていて会社での会話を聞いていたり、子供を使った脅しで私をコントロールしようという行動を取った。 入社したばかりの会社で上司が私の歓迎会を開いてくれた。さすがに参加するしかない。こういうイベントがある度に気分が重くなる。元嫁に伝えるとその日までずっと罵られる生活が続くので伝えるタイミングを考える毎日で、憂鬱な気分で過ごすより他は無かった。歓迎会の数日前に勇気をもって元嫁に伝えるが

          元嫁に精神崩壊させらせた話⑥

          元嫁に精神崩壊させらせた話⑤

          嫁の意外な行動退職後疲れ切った精神と肉体を回復させつつ就職活動を行った。退職前に就職先を見つけておくのが普通であるが、余裕も何もなかった。とりあえず少し休みたかったのだ。 なるべく嫁の怒りに触れぬように過ごしてきたが、一緒に居る時間が長いと嫁の爆発する確率は増える。 そんなある日、嫁から急に離婚をしようと申し込まれた。理由はあなたと一緒にいると私がおかしくなるとの事であった。嫁の為に自分なりに尽くしてきたつもりだったが、相手の受け取り方はそうではなかった。嫁からすると全て

          元嫁に精神崩壊させらせた話⑤

          元嫁に精神崩壊させらせた話④

          救いの手自分なりに嫁の病気を特定した私は嫁にその旨を伝えてみた。治療すれば治る病気だし一緒に頑張っていこうと伝えたが、本人は自覚が無い病気のせいなのか全く相手にしてくれない。 そこで第三者からメンタルクリニックに行く事を促してもらおうと思った。私の母は嫁から見たら黒なので何を言っても聞かないのは明白である。嫁の父も母親が手一杯だし、これ以上の負担はかけられない。友人関係も嫁により絶たれていたので私側の友人はいない。嫁には一人だけ友人がいたのでその夕人と食事をする機会があった

          元嫁に精神崩壊させらせた話④

          元嫁に精神崩壊させられた話③

          不幸の連鎖父親が癌で長くないとの知らせを母親から受けた。私に出来る事は孫をなるべく多く見せに行く事だろうと思い、入院中の病院へ子供を連れて行きたいと嫁に提案した。 嫁は私の家族に接触したくないと反対「行くならあなた一人で行け」と言い放ち、この時の私はこの人には人間に血が流れているのかと思った。それなら「私と子供だけで行く」と提案すると「それは無理」と言われる。話にならない。理解が出来ない。心が疲れていた私といえども流石にこの言葉には激怒した。 嫁はそれなら「子供と一緒に死

          元嫁に精神崩壊させられた話③

          元嫁に精神崩壊させられた話②

          不安の加速嫁の行動は加速していった。私が小学校などの旧友と遊びに行く事も駄目、職場の人と食事に行くのも無理、残業も駄目などさまざまな条件を付けてきた。 そんな中私は会社で昇進し、これで少しは給料があがって家計も楽になるかなと思っていた。 家に帰り嫁に早速昇進の報告をすると「あんただけ楽しそうでいいね」で終わった。 なるべく残業せず、休日は全て嫁と子供に付き添い、限られた時間の中で結果を出して得た昇進に嫁の心無い言葉は私の心に刺さった。 嫁も社会との繋がりが欲しいのかと

          元嫁に精神崩壊させられた話②

          元嫁に精神崩壊させらせた話①

          今となっても思い出すのはきついが、私自身溜飲が下がったと思うのでこの記事を書かせてもらう。 結婚してから5年間以上の私が嫁から受けて来た行為が果たしてどの程度だったのか、自分一人では判断出来ない部分もあるし、誰かに客観的に判断してもらいたいという思いもある。 嫁との出会いから別れ、自分の心境の変化を綴っていきたい。 嫁との出会い。そして結婚仕事上で顔を見る事はあった彼女だが、私としては特に何の感情も抱いていない女性の一人だった。 ある日、友人に誘われて食事へ行った時に

          元嫁に精神崩壊させらせた話①