Takao

シルバーバーチの霊訓のご紹介です。どうか神からの愛を受け止め、味わってください。

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シルバーバーチの霊訓のご紹介です。どうか神からの愛を受け止め、味わってください。

最近の記事

孤独な回心

 霊的真理の悟りは一人ひとりの孤独な体験を通じて得られるものです。新興キリスト教のリバイバルのような「熱狂的雰囲気の中での集団的回心の方法はとりません。そんなものは翌朝はもう蒸発して消えています。」  真の霊的人生の自覚は人生上の悩み、苦しみ、疑問など、なんとかして解決したい居心地の悪さを取り除くのに、結局物質的な解決策はないのだという認識とともに訪れ、それがやがて確信へと至ります。  そうして獲得した真実の人生観を土台に据えることで、目に見えるものに惑わされなくなり、本

    • ゆったりと生きるための土台

      「肉体が滅びるのは物質で出来ているからであり、霊が撤退するからです。老いも若きも地上の人間すべてが学ばねばならない大切な教訓は、霊こそ全生命活動の基盤だということです。地上生活におけるより大きな安らぎ、より一層の宿願成就のカギを握るのは、その霊的原理をいかに応用するかです。すなわち慈悲、慈愛、寛容心、協調的精神、奉仕的精神といった霊的資質を少しでも多く発揮することです。」  人間はその身体や身体から出る欲望の塊なのではなく、霊であり、魂の欲望を抱き続ける存在です。地上にいる

      • 真の自我を常に思う

        「私たちは地上の人々が正しい生き方を始めるきっかけとなる、真の自我への覚醒と認識をもたらしてあげることに四六時中かかわっております。」  真の自我に覚醒し認識できるようになることは第一に重要なことですが、認識からさらに理解へと進んでいくこと、これも非常に大切だと思います。真の自我を認識できたとしても、日常生活の中でしばしばそれを忘れてしまう。これを恐れるのです。  認識から更に理解へと進めばそういうことも徐々になくなり常に真の自我について考えるようになると思います。そうな

        • 長い長い目で見て瞬間を捉える

           せっかく読んでくれる人がいるのだから、なんとか書き続けたい。これも真理について書く動機としてありだと思いたい。  世の中はさらにひどい円安になって、JTBの調べでこのGWに一泊旅行さえしない人が4分の3にのぼるらしいです。とはいえ出かける人はいるわけで、まるで散歩するかのように気軽に海外旅行する人も大勢おられると思います。  そういう人を見るといつも少々のうらやましさと、大きな気後れを感じますが、自分の中でお金の使い道の優先順位がありますし、これはもっといえば自分の性格

        孤独な回心

          独り摂理に生きる

           霊訓に時々、「愛は摂理の成就」という表現が出てきます。これだけだと意味がもう一つわからないのです。そこで今日の引用です。 「バイブルにも愛とは摂理を成就することである、とあります。愛とは摂理のことです。神の御心です。なぜなら、神そのものがすなわち愛だからです。したがって神の御心に適った生き方をしていれば、それは愛を表現していることになります。」  摂理の成就とは単純に考えれば神の完璧な法則のもと森羅万象がそれを心から受け入れ、従うことによって共存共栄に到達するということ

          独り摂理に生きる

          ひどい仕打ちをする人に対して

           霊的真理を学び続けるということは、学校の勉強のように新しいことを次々と学ぶのではなくて、ある程度基本の知識を手にしたあとは、それを忘れないようにしつつ洞察力を深めていくことなのだと思います。 「地上生活の究極の目的は”死”と呼ばれている現象のあとに待ちかまえている次のステージに備えて、内部の霊性を開発することにあります。開発するほど洞察力が深まります。霊性が開発され進歩するにつれて、自動的に他人に対して寛大になり憐れみを覚えるようになります。これは、悪や残忍さや不正に対し

          ひどい仕打ちをする人に対して

          真理を知った責任

           知識には責任が伴うと言われます。真理を知ったならそれに従って生きなければ。ついそれまでの習慣だからとか、ちょっと面倒くさいからとか、少し気にはなるもののそのまま軽く流して忘れてしまったら、ゆくゆくそのことを大いに悔やむようになるのです。 「今のところ、根本的には人間も霊的存在であること、誰一人として他の者から隔離されることはないこと、進化はお互いに連鎖関係があること、ともに進み、ともに後退するものであるという永遠の真理が認識されておりません。  それはあなた方スピリチュ

          真理を知った責任

          収まるべくして収まる問題

           シルバーバーチの交霊会に参加する人の中には、今と違って(?)、家族や仲間と死後もずっといっしょに暮らせるのか気になる人もいたようです。今なら個人の生活を大事にする人が増えていて、また生活の場そのものが常に変化しやすい状況ですから、そういった他人との結びつきにこだわり、固定的に捉える人は少なくなってきていると思います。またそんな変化は人類進化の一つのあらわれであるとも私は思っています。  このことに関する回答がこうなっています。 「その人たちと同じ発達レベルまで到達すれば

          収まるべくして収まる問題

          地上の時間と霊的時期

           セウォル号の事故が起こった時、なんとか子どもたちを助けられないかと願い、それが絶望的となってなによりも苦しさそして悲しさに打ちのめされるようでした。このような事故が不条理と呼ばれるものなのでしょうか。  人の寿命について、各々が地上で果たすべき霊的目的に応じてだいたいは決まっているのですが、それなら事故や災害によって何百人、何千人と同時に亡くなることをどう捉えたら良いのでしょうか。  おそらく例外的に事故に巻き込まれるケースもあると思いますがシルバーバーチはこう語ってい

          地上の時間と霊的時期

          叡智の導き

           物的なものは儚い、地上人生を終わればそれらは無に帰してしまう。とはいってもそのことばかり強調したくありません。もっと重要な点が忘れられてしまうかもしれないからです。  私たちは霊である。そして霊として永遠に生きるということが重要なのです。 「あなたが肉体をたずさえた霊的存在であること、地上はいつまでも住み続ける場ではないこと、物的なものは儚い存在であることを悟れば・・・もしもあなたが、死後、霊としてのあなた、不滅のあなた、神性を宿したあなたが蘇って永遠の進化の旅を続ける

          叡智の導き

          自分ならではの仕事

           霊的知識について知っているか無知のままか、というのが結局のところ死を境にして人が経験する最大の変化です。そうじゃないだろう、体がなくなるのだからと思われるかも知れませんが、あちらは思念の世界なので、体がなくなって魂だけになるのだと知らなければもとの体のままなのです。  ところが霊的知識の境界線は急速に広がっていきます。ガイド役の霊が教師になってくれるからです。 「私の世界へやってきた人は死が階段を一つ上ったことを意味すること、大きな解放を得たことを理解します。潜在的能力

          自分ならではの仕事

          「新しい自由」をお示しします

           人は死んでから四十九日立つと成仏できる、浮かばれるそうですが、なにもそこまで待たずとも人は浮かばれるのです。むしろそうならない人、しばらく浮かばれない人は少数派なのです。 「大部分の人にとって死は牢からの解放です。新しく発見した自由の中で、潜在する霊的資質を発揮する手段を見出します。無知の暗闇でなく、知識の陽光の中で生きることができるようになるのです。」  物的視野で地上生活を歩み続けるのはいわばアリの目線で物的因果関係の一本道しか認識できません。無知の暗闇とはそういう

          「新しい自由」をお示しします

          達観のすすめ

           毎日シルバーバーチから引用しているからといって、私はなにも専門家でも研究者でもありません。そうだったらカッコいいなと憧れはするのですが。そうなるためには、たぶんハードな訓練と研鑽が必要なのでしょう。到底、自分には向きません。  私は霊的真理の一介のファンにすぎません。ここで書き続けていることも一種の推し活です。それが精神の安定と充実感をもたらしてくれるので、ここまで続けてこれています。  霊的真理を信じる人はどのような生き方をしてもかまわないのです。それこそ自由です。専

          達観のすすめ

          いちばん大切なルール

          「スピリチュアリズムには”7つの綱領”というのがあります。その一つに”各個の責任”というのがありますが、たぶんこれが7つの中で一番大切でしょう。異論や反論の余地のない真実が秘められているからです。あなた方は他人のすることではなく自分のすることに自分一人で責任を取るのです。あなたの責任を免除してくれるものは誰一人、何一つありません。注意を怠れば、それだけの代償を自分が払わねばなりません。それが原因と結果の自然法則なのです。」  来たるべき人類の未来は、すべての人がスピリチュア

          いちばん大切なルール

          時間とは幅の広い糸巻のようなもの

           今日はいつにもまして一段と妄想の度合いが高いです。  少し前に時間は存在しないという本が流行りましたが、もしそうならばとても大きな慰めになるのではないか。過去は二度と戻らないという、どうしようもない、ただ忘れることでしか克服できない悲しみを取り除いてくれる真理になるのではないかと思ったのです。  霊訓では、時間は永遠の現在であるという言い方をします。時間は車輪のようにただ一所で回転し続けていて流れ去るものではありません。ただ私たちの時間に対する関係性が、私たちのその時々

          時間とは幅の広い糸巻のようなもの

          意識して眠る

           大谷選手も藤井九段も睡眠を大事にします。今やそんな意識の高い人ばかりでなく、一般の人も睡眠を重視するようになってきました。サプリを摂ったりジムに通ったり、そんな足し算を工夫しなくても、食べ過ぎず、お酒や甘いものを避け(できればペットボトルに入ったものも避け)、お風呂に入ってしっかり眠る。いわば引き算の健康法で、ちゃんと健康になれるように出来ている。  睡眠の質の向上が日々のパフォーマンスを上げてくれる。なんだか宣伝文句のようですが、パフォーマンスとはなんでしょう。ただ仕事

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