煮物って最強だと思う。
煮物、って言葉だけ聞くと、どこか懐かしいような、古いような、温かいような。それが好きだと言うと、またどこか流行りからは一歩引いたような気分になる。でもね、煮物ほど優秀なやつはいないのでは…と大人になり、妻になり、母になり思うのです。
元々言うほど好きな方じゃなかった。というか、いてもいなくても…そんな存在だった気がする。きっと私が食べて来た煮物は芋っぽさが強かったからだ。口の中がモサモサして水分が奪われる。あの感覚が幼い頃には苦手なものだった。それが今では、何を食べようか迷