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で、なぜ積極的に地方のテックカンファレンスに参加してるんだっけ?

こんちゃす!喘息中の俺くんです。コロナ禍が落ち着いてきて地方開催のカンファレンスが蘇ってきた or 新たに生まれてきて嬉しい限りです。まだ2023年の振り返りの時期には早いのですが、なんかもう筆が走っちゃったのでひと足お先に振り返っていきます。会社のテックブログにしようか迷ったけど雑だし主観多いしこっちでいいやってことで。

今年参加した地方カンファレンス

ということで、じゃらんの予約履歴を見ながら思い出していきましょう。
※ ここで言う地方とは首都圏以外を指します。

2月 : Media-JAWS #11 (運営)

2月8日に大阪でMedia-JAWSが開催されました。これは2022年に開催されたInter BEEの懇親会で「大阪でもMedia-JAWSやりたいんですよね」って相談があり開催に至りました。関西に住んでる同僚と一緒に飲みに行ったり、イベント後にみんなで飲みに行ったりと楽しかったです。成人して以降初めて行った大阪でしたがめっちゃ楽しかったなぁ。

わいわい!

6月 : PHPカンファレンス福岡2023 (運営)

6月24日に福岡でPHPカンファレンス福岡が開催されました。コロナ禍の影響で2019を最後に休止していたのですが、みんなの熱い要望(圧)を受けて2023年大復活です。PHPerKaigi2023の時に運営の方から「ぺちこん福岡で撮影スタッフやって貰えないですかね?」とのお声がけがあったのですが、そりゃもう前のめりで喜んで引き受けましたよ。なんならボランティアで勝手に撮るつもりでしたし。現地では全然野菜からの毎晩らーそーめん祭りでめちゃくちゃ楽しかったです。福岡最高!すいとーと!!

わいわい!

7月 : JAWS-UG東北(秋田)(登壇)

7月29日に秋田でJAWS-UG東北(秋田)が開催されました。元々行く予定は無かったんですけど、運営の若松くんから「秋田でJAWSやるから遊びにおいでよー」って言われたので「行くー!」と二つ返事で返したのが参加のキッカケです。さらに「登壇枠空いてるよ?」と言われたので「喋るー!」と二つ返事で返して必死に資料作成しました。でも楽しかったからヨシ!人生初の田沢湖テントサウナも最高でした。帰ってきてから気管支炎になりました。

8月 : JAWS-UG東北(岩手) × Media-JAWS (登壇)

8月18日に岩手でJAWS-UG東北(岩手)とMedia-JAWSのコラボ勉強会が開催されました。気管支炎が完治しないまま参加したんですけどくっそ辛かったです。しかし7月の資料を使いまわしたので負担ゼロです!ガハハ!帰りに仙台に寄って懐かしさを感じたり、呪術廻戦の影響で喜久水庵 喜久福の生クリーム大福をお土産に買ってきたり、帰りの新幹線で咳をしすぎてゲロ吐いたりしました。この辺からずっと咳と体調不良が続きます。

10月 : JAWS Festa 2023 (スポンサー)

10月7日に福岡でJAWS Festa 2023が開催されました。9月末から10月頭まで夏休みを利用しつつ心と身体の療養(?)のため札幌にいたので、HPもMPもMAXな状態で札幌からそのまま福岡に行きました。JAWS-UGだけじゃなくて福岡の色々なコミュニティが集まっていて、九州のコミュニティのやっていきと熱を感じた1日でした。これぞ地方カンファレンスというお手本を示してくれたと思ってます。阿部くんお疲れ様。最高だった。あべたくどんたく。

フライングあべくぅん

11月 : AWSカーニバル (運営 & LT登壇)

11月4日に札幌でAWSカーニバルという3コミュニティの合同イベントが開催されました。会場は道民なら大体知ってるであろう北ガスさんの本社ビル。当初はオンライン参加予定だったんですが、なんかみんな楽しそうにイベントの事を語ってるのを見て我慢できずに酔った勢いで飛行機と宿を抑えていました。北海道LOVE割のおかげで負担も少なめだったのでタイミングが良かったです。JAWS Festa 2023の会場(しかも食堂)で作戦会議をしてたのが懐かしいですね。イベントで喋る予定がなかったんですけど、なんかコミュニティについて語りたくなっちゃって 名札スポンサー枠 という強権を発動して懇親会LTで喋らせて貰いました。(ちゃんと運営チームに相談したからね!)

2024年絶対移住しますEFUTE住みます

来年参加予定の地方カンファレンス

2023年も割とびっくりする勢いで地方カンファレンスに参加してたんですが、2024年も色々参加できそうな予感がしています。

様々なPHPのカンファレンス2024

なんか2023年でみんなのテンションが壊れちゃったのか、2024年は1月から6月まで毎月PHPのカンファレンスが開催されるようです。(6月の福岡も開催が決定しました)

参加者目線の俺くんは祭り!!!って感じで盛り上がってるんですけど、スポンサー目線の俺くんは予算周りの調整とか偉い人への説明とかイベント被りの懸念とかめっちゃ大変そうだなーってなってます。選択と集中か、はたまた全てやってしまうか。まぁ弊社はPHP関係ないんで個人スポンサー以外は関係ないんですけどねガハハ。

今のところ確定で参加するのは1月の札幌、4月の小田原、6月の福岡です。この中で言えば小田原は首都圏なので今回の記事では割愛します。

JAWS Festa 2024 (仮)

開催されるかどうかも全然わからないですけど、あったら絶対行きます。

AWSカーニバル2024 in 福岡 (仮)

あべくぅんやるって言うてたやんか!(cv. 吉江さん)
絶対行きます。

あべくぅん
いきます!

本題

2023年も2024年も地方のカンファレンスに参加した / 参加する気満々の俺くんなのですが、ここでタイトルの「で、なぜ積極的に地方のテックカンファレンスに参加してるんだっけ?」を考えてみます。

いくつか理由はあると思うんですけど、ぱっと思い浮かんだのを2つ書いてみます。

1.地方でしか聴けない話がある

SNSではJTC(笑)だDX(笑)だと色々揶揄されることもありますが、地方の歴史ある企業が現場の課題をITの力で改善しているという話が最近の興味・関心であることに気付かされました。現場というのはWebの世界だけじゃなくてリアルの世界の課題も対象に含むっていうところだと難易度が高くてシビれますね。

以前の自分であればWeb企業のモダンな取り組み、例えば圧倒的なトラフィックを捌くための仕組みとか、IaCによる安心安全なインフラ管理とか、オブザーバビリティの実現といった技術的な側面に強い興味があったんですが、最近では「泥臭い手作業をこんなに改善できました!」とか「古い仕組みをITで解決できるようにしました!」とか「ITの専門家がいないけどみんなでなんとかやりました!」みたいな、そういうのが今めっちゃ刺さってます。いいじゃん別にモダンじゃなくても他社から遅れててもさ。

Media-JAWSで地方のテレビ局の取り組みをいっぱい聴いてみたいというモチベーションの源泉もたぶんコレで、放送局のITへの取り組みはWeb企業に比べてまだまだ遅れていると聞かされたことがあります。(要出典)

この前のAWSカーニバルで登壇してたUHB 北海道文化放送の杉本さんは照れながらもFAXの話をしていたりしたのですが、現場からFAXで送られてきた原稿をOCRで文字起こししつつBedrockで原稿作って、手直しした原稿をPollyで喋らせてYouTubeでAI自動音声ニュースとして配信するなんてことをやってました。純粋なエンジニアじゃないのにヤバすぎでしょ。そしてBedrockを使おうと思ったモチベが「技術で報道現場の業務改善を目指す」なんてかっこよすぎでしょ。地方のそういう取り組みが聴きたいんですよ。

俺、こういう話もっと聴きてえよ

2.北海道でもコミュニティを盛り上げたい (ので参考にしたい)

福岡市がエンジニアフレンドリーシティという取り組みによりコミュニティやスタートアップ企業を支援してることは有名です。JAWS Festa 2023では「福岡にはエンジニアカフェがあったからエンジニアが集まりやすくてイベントも開催しやすく、結果コミュニティが活発になったように思う」というような話もありました。

そして地元北海道の札幌でもSapporo Engineer Baseという取り組みが始まり、みんなやっていこうぜ!!!という機運になっているわけです。

成功例である福岡をモデルケースにしつつ、札幌でもこの取り組みが成功してエンジニアも企業もコミュニティもみんな幸せになったら嬉しいよねくらいの気持ちでいるわけなんですが、そのためには色々な地方のイベントに参加して楽しさだけじゃなく「地方なりの課題や悩み」を知ることが大事だと考えています。例えば会場が無いとか集客がつらいとか登壇者がいないとか。東京みたいに参加者や登壇者がすぐ埋まるとかないからね!

まとめ

来年も地方カンファレンスへの参加や盛り上げに貢献していくぞー!