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測量士と測量士補の違い。

はじめまして。測量士の八重樫です。

このnoteを書いている2018年5月22日の二日前、5月20日に測量士と測量士補の資格試験があった。
受験した方は既に自己採点を終えて、おおよその合否が出たかと思う。

合格した方、おめでとうございます。
惜しくも合格を逃してしまった方、大丈夫。来年は合格しましょう。

来年の資格試験に向けて、ここで測量士と測量士補の受験テクニックや、問題の解説を書いていく。

測量士、測量士補の資格試験はコツがある。
測量士補については、webサイトやテキスト等で解説されている事も多々あるが、そういった物で解説されている内容と、実際に私が受験して合格した際に気が付いた合格のコツで「ちょっと違ったな」と思う事があるので、そういった事をお伝えする。

とは言え、来年の試験まで1年程あるのでコツや解説は追々。
本稿では測量士と測量士補の資格についてを書く。

測量士と測量士補の違い。

測量士と測量士補。そのまま見ると、測量士補は「測量士の補助をする人」に見える。
実際に、試験の内容は測量士を目指す人が基本的な部分を学ぶような問題が多い。
しかし、実際にその資格で出来る事は違う。

法令や準則に記載されている事を端折って、実際の用途だと
測量士
・測量業者を開業する際に最低一人必要。(国交省への測量業者登録)
・公共入札案件で在籍する測量士の人数による制限がある。
・土地家屋調査士を受験する際に午前試験が免除される。
といった具合。つまり、独立開業も出来る
測量士補
・土地家屋調査士を受験する際に午前試験が免除される。
のみ。と言っても過言ではない。

本来は、測量業務を行う者は最低でも測量士補の資格者であり、登録されていなくてはならないはずだが、実業務において「貴様!無資格者だな!?」となる事はない。と、思う。
少なくとも、私が15年程この仕事をしていて聞いたことはないし、入札に制限もない。

つまり、測量士補という資格の実態は「土地家屋調査士を受験する際に午前試験が免除される。」為のものになってしまっているのだ。
とは言え、私個人としては測量士補であっても試験勉強をする事で得た知識は業務でも活きるし、何より合格するという成功体験や、資格者としての自覚が自信に繋がると考えているので、先ずは測量士補を取るべきだと思っているし、言っている。

測量士と測量士補、どちらを受験するべきか?

測量士補を受験する人は以下のようなケースが殆どだと思う。
・土地家屋調査士を受験する際の午前試験免除の為。
・学校のカリキュラムとして。
この2通りである。

もし、どちらにも該当せず就職活動で有利になる事や、キャリアアップの為という方は測量士を受けるべきだ。
また、学校のカリキュラムとして受験するというケースの方で、測量士を受ける事も可能なら測量士を受けて欲しい。
測量士は、測量士補とは比べ物にならない難易度の数学の問題も出る為、困った時に相談できる教師が身近にいる内に受けた方が良い。
マジで。独学は大変だから。

就職活動の為や、キャリアアップの為という理由で測量士補を取得するのは意味がない。
その理由は、上の「測量士と測量士補の違い」で述べたように、測量士補を持っていても事業所にとっての利はない。

当然、測量士補でも無いよりは有った方が良いが、それはエクスカリバーではなくロングソードだ。(実際には測量士もエクスカリバーではなくミスリルソード辺りだと思う。)

まとめ

土地家屋調査士受験の為と目的がハッキリしているなら測量士補を。

そうでないなら、出来れば測量士を目指して欲しい。

測量士と測量士補の違いは伝わっただろうか?
文章を書き慣れていないので、解り難いものになってしまっているかもしれない。今後もぼちぼち書いていこうと思うので、マシになっていくよう精進したい。


最後までお読み頂き有難う御座います。モチベーション維持の燃料にサポートいただけると有り難いです。