ねぇ、今どんな気分?

please3 映画


1回目見た時正直に言ってしまうと、あ、これは若手俳優がタバコ吸ったり厨二病こじらせてるの見てニヤニヤするやつ。

と思ってた。でも見ているうちに頭の中が整理されていって、あ、ここと繋がってるのかとか、細かい部分が1本の線につながっていった。映画の中で答えははっきりと出されていないから見ている側に考える場所を与えてくれているんだけど、答えがないからと苦になるわけではなくて、ここはこうなんだろうか?いや、違う?って色々考える部分があって楽しかった。立ち見だったのもよかったかも。見る!って体勢じゃなくてふらっと来て見てる感じで。コーヒー片手に見たいな。

 映画を見て登場人物が微妙に育ちが良さそうで物凄い違和感を覚えたけど、パンフレットを見て物語は女の子目線でずっと進められているからの違和感だったのね。と納得した。登場人物にちょっとした可愛さがあるのがまた良いね。


please please pleaseは兄弟の叫びのように見えるけど、私にはアオイが1番助けを求めて叫んでるように見えた。


アオイは何者?
アオイはクズだけど夢だったりを持ってる兄弟に憧れて、無意識的に手を伸ばしてるようにもみえるし、兄弟をオモチャとして子供のように遊んで飽きたから捨てた風にも取れるよね?
今の私には、アオイが今置かれている場所になんとなくの不満を持っていて、ゴミ溜めから抜け出したくて光に手を伸ばして助けて。助けて。と叫んでいるように見えた。
どうしても推し贔屓目で見てしまうのでこんな印象を持ったのかもしれない。兄弟目線で見たらまた全然感じる事は違うんだろうか。見る時々の感情だったり誰と見るかとかで感じる印象がガラリと変わるのかもしれないとも思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?