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ネクストプレイ杯ベスト4 センチュリオンの構築解説

初めまして。けんつぁーと申します。
3/20に開催された遊戯王のネクストプレイ杯でベスト4に入ることができたセンチュリオンのデッキ解説を書かせてもらいました。

大部分は構築のお話についてで、プレイングのお話は少なめです。また、これからセンチュリオンを使ってみたいという方にも分かるように書いたつもりなので参考にしてもらえると嬉しいです。

◆戦績

3/20に開催されたネクストプレイ杯ですが、戦績は下記のようになります。
予選
粛声○×○
ユベル○×○
天盃龍○○
粛声○×○
炎王スネークアイ○×○

決勝トナメ
1回戦 シード
2回戦 インフェルノイド×○×

決勝トナメでは負けてしまいましたが、予選では環境上位のデッキを相手に勝つことができたため勝てるデッキにはなっていると思います。

◆デッキの強さと弱点

《強い点》
このデッキの強さはなんと言っても、永続魔法の耐久性付与できる点です。アークシーラの②の効果でカイザーコロシアムやデッキロック等の強力な永続魔法を守りつつ、コズミック・ブレイザー・ドラゴンを出して相手の動きを抑えて勝つことができます。
また、展開する時は召喚・特殊召喚を含めて4回までで留められるため、相手のニビルを腐らせるのも強いと考えています。

《弱い点》
弱点は初動の脆さです。灰流うららや無限泡影、エフェクト・ヴェーラーを初動となるカードに打たれた場合、他に動けるカードが手札に無い限り動くことができません。ここは明確な弱点と言えると思います。また、破壊には強いですが、バウンスや除外のような除去効果に対応していないのも弱点として挙げられます。

◆デッキ構築と採用カードの解説

カードの配置を変えられることは後で知りました。

・センチュリオンカードの解説

《重騎士プリメラ》

25thが超高くて買えない

このデッキの核となるカードです。召喚・特殊召喚したらセンチュリオンであれば、何でもデッキから手札に加えられる万能サーチ効果を持っています。②の効果も強力で、後述するアークシーラやレガーティアを守れたりします。初動となるため3枚です。

《従騎士トゥルーデア》

篝火に対応している偉い子

①の固有効果でプリメラを持って来れることから初動となるので3枚必須です。また、アトラクター適用下の場合、このカードが初動となるので覚えておきましょう。②の効果では、レベル4か8かを選べるためレベル8or12のシンクロモンスターを出すことができます。

《竜騎兵ガーゴイルⅡ》

新規カードその1

①の効果は自分の表側にあるセンチュリオンカードを墓地へ送れば手札から特殊召喚できるため、手軽に出すことができます。また、②の回収効果も次のターンの展開に繋げやすいため非常に便利です。ただ、このカードは初動とはならないため、採用は1枚に留めています。また、ガーゴイルⅡがレベル8のため、このカードとレベルを変更したトゥルーデアでX召喚することもあります。③はトゥルーデアの反対となるような効果なので、説明は省かせていただきます。

《スタンドアップ・センチュリオン!》

ドヤ顔プリメラかわいい

②の効果でプリメラやトゥルーデアを置けることから、初動になるため3枚必須です。また、③の効果も自分相手問わず、特殊召喚に反応してS召喚を行えるためこのデッキのキーカードと言っても過言ではありません。①の効果もセンチュリオンモンスターがいれば効果で破壊されないため最近流行っている幽鬼うさぎに対して強く出れるのも偉いです。

《誓いのエンブレーマ》

イラストがエモい。そして、ぶっ壊れカード

デッキからセンチュリオンモンスターを永続罠として置くか、センチュリオン魔法・罠カードをセットのどちらかを選んで発動します。どちらの効果も強力で、置く効果を選べば、プリメラやトゥルーデアを置けますし、セットする効果ではスタンドアップ・センチュリオン!をセットできるため初動となることからこちらも3枚必須になります。

《ウェイクアップ・センチュリオン!》

新規カードその2

魔法・罠ゾーンにセンチュリオンモンスターがいればレベル4か8のトークンを出すことができます。大抵は8を宣言してレベル12シンクロを作ることが多いです。また、このカードがあるからこそ、ディメンション・アトラクターをメインで積むことができます。2枚以上は事故要因になるため1枚採用。②の効果はあまり使ってないです。

《騎士魔防陣》

何と戦っているのか、ストーリーが気になる1枚

①はモンスターをスタンバイフェイズまで除外する妨害効果、②はセンチュリオンSモンスターの蘇生となっています。①の除外効果は表側表示のモンスターなら何でも良いので、カイザーコロシアムがある時に敢えて自分のモンスターを除外することで自分のモンスターの数を調整して相手の動きを制限させる等のトリッキーな使い方をすることもありました。②の効果もセンチュリオンSモンスターは特殊召喚できれば効果を発動できるため、噛み合いも良いです。採用は1枚までに留めました。

《騎士皇爆誕》

シンプルイズベスト

モンスター効果、魔法・罠カードを発動したらそれを無効にして破壊することができます。そこは強いのですが、コストとして自分の魔法・罠ゾーンにある表側表示モンスターを墓地へ送る必要があります。現状、センチュリオンは魔法・罠ゾーンにS素材を置いて相手ターンにS召喚するのが主な動きのため、リソースを自ら削っていく以上、自分の盤面、相手の手札枚数・フィールドの内容をしっかり把握して発動する必要があります。
複数枚採用は手札事故要因になるため1枚までの採用に留めました。

・汎用手札誘発の採用理由

まずは、手札誘発から説明しておこうと思います。このデッキはどれだけ相手が動かずに自分にターンを渡してくれるのか、を肝として見ています。それは他のデッキでも言えることではあるのですが、今回使ったセンチュリオンは永続魔法を駆使して勝ちを狙いに行くため、その必要性が特に強いです。
また、代表的な灰流うららや増殖するGの説明は敢えて省かせてもらいます。

《ディメンション・アトラクター》

手札誘発の中で最もヘイトが集まっている

このカードを発動したターン、次のターンまでマクロコスモスにできるとんでもない効果をしています。現環境では、神碑以外は墓地を多用するテーマが多いためメインから採用することにしました。何回かサイコロやじゃんけんに負けて後攻スタートの時がありましたが、このカードのおかげで相手が動けずにターンを渡してくれることが多かったです。
また、相手ターンに発動できれば、自分のターンに増殖するGやエフェクト・ヴェーラーを気にせず動けるのも高評価でした。準制限のため2枚投入しています。

《幽鬼うさぎ》

最近注目されてる手札誘発

僕が警戒しているテーマが主に天盃龍や神碑、粛声のためデッキにこのカードを入れました。サイドに1枚入れている理由も同じです。ただ、予選本選問わずこのカードが活躍する機会はありませんでした。。
この枠はエフェクト・ヴェーラーやこれから流行りそうなユベル出張を意識して、屋敷わらし等に変えるのでも良さそうです。

《無限泡影》

出た時も今も強い頼もしいカード

手札から発動する機会が多かったため、これも手札誘発として見ています。エフェクト・ヴェーラーと比べて墓穴の指名者で除外される心配が無く、炎王以外であれば確実に効果を通すことができるのも強いです。アトラクター適用下でも使えるため3枚入れました。

・その他汎用カードの採用理由

《デッキロック》

このデッキで一番のMVP

発動したらお互いはドロー以外の方法でデッキから手札に加えられず、デッキから特殊召喚ができなくなります。
今更にはなりますが、2024年1月の環境の上位にいるのは、炎王やスネークアイ、天盃龍、R-ACE、神碑、粛声です。
センチュリオンの構築としては、次元の裂け目をメインデッキに入れている方が多いのですが、主に刺さるのは炎王やスネークアイ、R-ACE。
天盃龍は動きが制限されるもののデッキからのリクルートによるワンキルルートは健在ですし、粛声も刺さりますが、サーチ手段が豊富で祝福によるリソース回収が可能、神碑に当たっては完全な腐り札になります。
環境上位6種類のうち3種類カバーできないのはややギャンブル性があると感じ、次元の裂け目をサイドへ移してこのカードを3枚採用しました。

デッキロックの強いところは相手の動きを制限することのように見えますが、どのタイミングで妨害をすれば良いのか、が明確に分かりやすくなる点です。
例えば、天盃龍の場合はチュンドラとファドラを揃えればデッキロック適用下でも巻き返せる可能性が出てきます。それをさせないためにも、騎士魔防陣を発動してチュンドラを出させなかったり、コズミックブレイザーを出して展開を望めなくさせたりすればこちらの勝てる可能性がグッと上がります。
また、このカードのおかげで相手の動きを止めて勝てた試合は多く、カイザーコロシアムよりもこちらが強かったなんてこともありました。来期で暴れそうなデモンスミスやユベルにも刺さるため、今後も使っていくと思います。

また、勘違いされがちですが、デッキロックの自壊は効果による破壊ではなく、ルールによる破壊のためアークシーラがいても破壊されるので注意しましょう。

《カイザーコロシアム》

次回カイザーコロシアム死す!デュエルスタンバイ!

書いてあることが強い以外このカードに対する感想が思い浮かびませんでした。強いて言うなら、アークシーラで耐性を付与できるので、より強固な盤面にできると言ったところでしょうか。もちろん、3枚採用しましたが、それと同時に寿命が短そうな雰囲気がありました。

《テラ・フォーミング》、《篝火》

このカードもいつかは禁止になりそう
何気にセンチュリオンと相性が良い

これらの役割はほぼ一緒のため、まとめて説明しちゃいます。テラ・フォーミングはスタンドアップ・センチュリオン!を、篝火はトゥルーデアを持って来れるため初動として機能してくれます。また、センチュリオン自体が残念なことに認知度があまりないため、公認大会に持ち込んだ際にテラ・フォーミングを打ったらうららを投げてくれたなんてこともありました。

《金満で謙虚な壺》

6枚めくれる万能カード

このカードのおかげで安定感は増したように感じました。デッキをめくることができれば、ある程度相手を縛るカード、もしくは初動を引き込めることが多いと思います。また、相手のうららの当て先としても機能してくれるので、おとりにしてデッキを回すことができました。

《墓穴の指名者》

先攻展開のお供

このデッキは1枚初動は多いものの、一度妨害されたら他に初動となるカードを握っていない限り動くことが難しいため、採用しています。また、どこか枠を空けて抹殺の指名者も投入するのも全然ありです。

・エクストラの採用解説

《騎士皇アークシーラ》

壊れ新規カード

このカードのおかげでセンチュリオンが環境と戦えるようになったと断言できるくらい強いです。①はプリメラと同じですが、あちらは展開のためのサーチが主な役割で、こちらは騎士魔防陣や騎士皇爆誕等の妨害を持ってくることが主な役割だと見ています。
また、このカードが存在している限り、自分の魔法・罠ゾーンの表側表示カードは効果では破壊されなくなるため、先述したデッキロックやカイザーコロシアム、永続罠扱いになっているセンチュリオンモンスターを守ることが可能です。
なお、プリメラが魔法・罠ゾーンにいれば効果破壊からお互いを守り合うようになるため、より強固な盤面を作れます。序盤から終盤にかけて活躍してくれるため2枚採用しました。

《騎士皇レガーティア》

打点要員

特殊召喚した場合、デッキから一枚ドローして相手フィールドの攻撃力が一番高いモンスターを破壊することができます。デッキロック適用下だと、このカードでリソースを確保しつつ相手の盤面を触れるため使う機会は多かったです。
また、騎士魔防陣の②の効果と相性が良く、このカードの攻撃力が2000になれば自身も戦闘破壊から守ることができます。
センチュリオンモンスターであることから、出しやすいためこちらも2枚採用しました。

《赤き龍》

センチュリオンの相方

召喚条件がチューナー+非チューナーと非常に緩く、センチュリオンSモンスターはレベル12のため制圧力の高いコズミック・ブレイザー・ドラゴンを難なく出すことができます。ただし、戦闘・効果耐性がないため、何らかの妨害により破壊された場合は再利用できないため2枚採用しました。

《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》

すごくでかいスターダストドラゴン

神の忠告と攻撃の無力化を搭載した強力なSモンスターです。このカードの強いところは妨害だけでなく、エンドフェイズまで除外するという発動コストで、神の通告等で無効にされてもエンドフェイズに戻ってくれるため耐久力も高いです。赤き龍を再利用する機会が多かったため、2枚採用しました。

《カオス・デーモンー混沌の魔神ー》

出番がなかった

主に打点要員と戦闘破壊したモンスターを除外させることを目的に採用しました。決まれば強いのでしょうが、このカードを使い続けるかは正直怪しいです。
Lモンスターや他のXモンスターに変えても良いと思います。

《カオス・アンヘルー混沌の双翼ー》

S素材無いのに入ってる

カオス・デーモン効果で特殊召喚するために採用しました。カオス・デーモンが活躍する機会も無かったので、このデッキを使い続けるのであれば別のモンスターに変えても良さそうです。ただ、センチュリオンは深淵の獣と相性が良いため、深淵の獣を入れるのであれば採用する価値は十分あります。

《エニグマスター・バックビット》

優秀な除去効果を持ってる

主に除去要員として採用しました。ネクストプレイ杯でユベルデッキを相手にした時に活躍してくれました。また、ナイトメア・スローンがあってもフィールドから離れる扱いにはならないため、すり抜けながら除去できる点も高評価です。
また、打点も高いためこのカードがフィニッシャーになることもありました。

《厄災の星ティ・フォン》

アーゼウスキラー

現環境がEXデッキを多用していること、アポロウーサの打点を超えるために採用しました。このカードを出す条件も緩く、対象をとらないバウンス効果も強力です。

《宵星の機神ディンギルス》

唯一正規召喚するXモンスター

主にレベルを上げたトゥルーデアとガーゴイルⅡでこのカードを出すことがありました。破壊ではなく、墓地へ送る効果のため炎王やユベルの効果を発動させずに除去できるため高評価でした。

《S:Pリトルナイト》

リンク2汎用モンスターの中で最強

言わずと知れた除去能力が優れているLモンスターです。センチュリオンSモンスターを素材に出すことがあります。センチュリオンSモンスターは騎士魔防陣の効果で蘇生できるため、レガーティアを蘇生すれば2体のモンスターを除去することが可能です。


《閃刀姫ーアザレア》

OCGストーリー分かんないけど、多分敵っぽい

採用したセンチュリオンが光・闇で構成されているため、このカードを出すハードルは低いです。また、魔法カードは程々に入っているため、リトルナイトよりも使いやすい状況があると考えて採用しました。

・サイドデッキの紹介

《コズミック・サイクロン》

書いてあることが単純=強い

神碑や粛声、炎王、天盃龍等を挙げればキリがなさそうなくらいこのカードが刺さる盤面は多かったりします。優秀な魔法・罠除去のため3枚採用しています。

《次元の裂け目》

これに対するヘイト高い

このカードをサイドへ移した理由はディメンション・アトラクターとデッキロックの時に説明させていただきましたが、決して弱い訳ではなく、先攻でエフェクト・ヴェーラーをケアしつつ展開でき、刺さる相手に使えば動きを止められる程の強さがあります。3枚採用しているのもその理由です。
環境に対する考え方によっては、このカードをメインに採用することもあると思います。

《魔封じの芳香》

ペンデュラムキラー

主にスネークアイや天盃龍相手に入れました。デッキロックもしくはカイザーコロシアムがある時にこのカードを開くだけで、コズミック・サイクロンの打ちどころを惑わして相手のプレイングを崩したりすることがありました。
今後もこのカードにお世話になりそうです。

《拮抗勝負》

相手が作った盤面を一気に崩すことができる後攻時の最強カードです。公認大会では、スネークアイや粛声に打つことがありました。うまく決まれば、自分の動きたいように動けるため3枚投入しました。

《ハーピィの羽根帚》、《大嵐》

この2枚はR-ACEや粛声、また罠を多用するデッキを意識して採用しました。大嵐の場合、アークシーラがいれば表側表示の魔法・罠は守れるため、擬似的な羽根帚ということも可能だったりしますが、大抵は無限泡影や一滴が伏せられていることが多いためやりません。

◆デッキの動かし方

・基本的な動かし方

このデッキは初動となるカード1枚とコスト用の手札1枚で展開できます。初動用が6種類、計14枚入っており、デッキ枚数40枚でそのうち下の画像にあるカードのいずれかを引ける確率は計算上9割ほどになります。

展開として、まず目指していきたいのはアークシーラと相手ターンにコズミック・ブレイザー・ドラゴンを出せる盤面を作ることです。

今回は基本的な展開となるプリメラとトゥルーデアの2種類スタートで説明していきます。

《プリメラからのスタート》
プリメラns、プリメラefでスタンドアップをサーチ、スタンドアップを発動、②efで手札1枚コストにトゥルーデアを置く、トゥルーデア②efで自身をss、トゥルーデア①efでガーゴイルⅡを置く、ガーゴイルⅡ③efで自身をssしてレベルはそのまま、プリメラとガーゴイルⅡでアークシーラss、アークシーラ①efで騎士魔防陣サーチ、ガーゴイルef②で自身を手札に回収、騎士魔防陣をセット、エンドフェイズにアークシーラ③efでプリメラを置いてターン終了。

ガーゴイルⅡは手札にある状態です。

そこから、相手ターンに相手の動きに合わせてプリメラとトゥルーデアをssしてトゥルーデアのレベルを8に変更、スタンドアップの③efで赤き龍ssして赤き龍②efでコズミック・ブレイザーをssすることができます。

最終的な着地点

《トゥルーデアからのスタート》
トゥルーデアns、トゥルーデア①efでプリメラを置いて、プリメラ③efで自身をss、プリメラ①efでスタンドアップをサーチ、スタンドアップを発動して②efでガーゴイルⅡを置く、ガーゴイルⅡ③で自身をssしてアークシーラをssすれば同じ盤面を形成できます。

誓いのエンブレーマを使った場合は上記のルートのいずれかを選んで展開することができます。

スタンドアップ・センチュリオン!の場合はプリメラを置けば上の画像の盤面にすることができ、
トゥルーデアを置いた場合はプリメラのサーチ先をウェイクアップ・センチュリオン!にすれば墓地にガーゴイルⅡが無いだけで同じ盤面を形成することができます。

・アトラクター適用下での展開

ディメンション・アトラクターの効果が適用されている場合、スタンドアップ・センチュリオン!の効果を使うことができないため、別のルートで盤面を作っていくことになります。

その時に必要となるカードは下の画像の通りで、どれもトゥルーデアスタートとなるカードです。また、デッキに入れているカード枚数は計7枚になります。

これらを引ける確率は計算上、6割ほどになります。

《展開例》
今回はトゥルーデアが手札にあることを前提に説明していきます。

トゥルーデアnsして①efを使い、プリメラを置く、プリメラ③efで自身をss、プリメラ①efでウェイクアップをサーチ、ウェイクアップを発動してレベル8のトークンを生成、プリメラとトークンでアークシーラをss、アークシーラ効果でスタンドアップをサーチ、スタンドアップを発動、エンドフェイズにアークシーラ③efでプリメラを置いてターン終了。

騎士魔防陣までサーチすることは難しいです。

最終盤面として、相手ターンにコズミック・ブレイザーを出すところまでは進めていますが、妨害数が少なくなっているため、手札誘発か妨害する永続魔法を握っていることが必要になっていきます。

誓いのエンブレーマを使う場合は、トゥルーデアを置いて自身の効果でssすれば問題ありません。

◆採用を検討しても良いカード

ここからはセンチュリオンに相性が良く、採用を検討しても良いカードを紹介していきます。

《深淵の獣》

イラストかっこいい

レベル6と8で構成されているため、レベル10のバロネスやカオス・アンヘルを出しやすくなり、アークシーラにも繋がるため非常に相性が良いです。また、トゥルーデアとレベル6の深淵の獣が特殊召喚されれば、スタンドアップ・センチュリオン!でカオス・アンヘルをssして相手のカードを除外する、という裏技もできます。ファントム・オブ・ユベルによる出張がSNSで流行っているため、枠を空けてメインやサイドにこのカードを入れることを検討しても良いかもしれません。

《サモンリミッター》

カイコロの後釜

このカードは永続罠のため遅いですが、効果は強力です。また、自分だけ先にコズミック・ブレイザーを出して、後で相手が展開する時にこのカードを発動して妨害し、ジワジワと追い込んでいくということができます。
また、このカードの強いところは、発動前でも召喚・特殊召喚をカウントしているため、2回以上の召喚・特殊召喚した相手が何かしらモンスターを出す効果を使った時にチェーンしてこのカードを発動すれば不発に終わります。

《墓守の刻印》

最近、天盃龍に入っているカード

これはサイドへ入れるかを検討しても良いカードになります。お互いに墓地のカードの効果を発動できなくなれば、炎王の墓地効果や賜炎の咎姫の墓地効果を阻害することができます。こちらはアークシーラで墓地を触るものの、上記のいずれにも該当しないため相手だけ不利な状況にすることも可能です。

《エフェクト・ヴェーラー》、《屋敷わらし》

10年以上経っても衰えない強さ
時々お世話になる手札誘発

フィールド魔法や粛声の永続魔法・罠の影響で幽鬼うさぎとなっていますが、環境の変化によってこれらのカードに変えるのも良いと思います。

《原始生命態ニビル》

これとカイコロの裁定が複雑

展開デッキは多いのでこのカードを使っていく価値は十分にあります。カイザーコロシアムも寿命があと僅かになりそうなため、このカードを使っていくのも良いと思います。

《抹殺の指名者》

先攻展開のお供②

このデッキの弱点を知りつつも、このカードを入れなかったお馬鹿さんがいます。つまり、僕の事です。
前述した通り、無限泡影とエフェクト・ヴェーラーで止められるのはこちらにとって十分痛手なのでデッキに入れましょう。ネクプレ終わった後、すぐに入れました。

《古聖戴サウラヴィス》

粛声で見かけるやつ

このデッキの弱点は無限泡影とエフェクト・ヴェーラーと繰り返し言及していますが、あちらは対象を取る効果のため初動を守るという意味でこのカードを採用を検討しても良いと思います。

《センサー万別》

ヘイトが溜まりつつある永続罠

センチュリオンはS素材となるモンスターはどれも種族が異なっているため動くことは可能です。ただし、赤き龍と相性が悪いため、採用して使っていくには注意が必要です。

◆終わりに

ここまでお付き合いくださりありがとうございました。今回のネクストプレイ杯は手札が揃っていたことや運で勝つこともありました。ネクストプレイ杯のツイートでは僕の順位は3位となっていますが、3決をせずにお相手の方が勝ちを譲って下さったおかげなので、敢えてベスト4と書かせていただております。

センチュリオンについては様々な型があり、可能性が多いデッキテーマです。4月のレギュラーパックで強化も期待できるため、今後も活躍できると思います。
今後も使っていきたいテーマなので未熟ではありますが精進していきたいと思います。

最後にセンチュリオンについて少しでも知る機会になってくだされば幸甚です。

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