東京学芸大学の現代文【大学入試現代文analyze㊴】
前回の分析
〇東京学芸大学の国語の特徴
現代文+古文+漢文の三題構成である。
設問構成は後述するが、年度によって完全に異なる。
国語の教員を養成する大学なので、とにかく様々な角度から問題を解かせたいのかな……と。
〇文章についての分析
<文種> 人文学系統
文章の出典もそこまで一貫性はない。ただし、人文学系統の文章を読ませようという意図は感じる。
<分量> 多め
文章量は多め。複数の文章の読解も含めて時間はかかりそう。
〇設問についての分析
・記述問題について
最後に長い記述問題を書かせることは一貫しているが、その内容も一般的な定義語換言から意見記述を求めるものまで多岐にわたる。
その他の記述も字数があったりなかったりするので、「あらゆる事象に対応する」構えが必要である。
・その他の問題について
国立大学にしては多岐にわたる出題をしてくる。上記の通り、「あらゆる事象に対応する」構えが必要である。
〇対策法
・想定時間配分
試験時間:120分
想定時間配分
現代文(大問1)60分
古文漢文(大問2・3)60分
→大問3つで120分。分量からすると十分な時間だ。
現代文は問題数もまあまあ多いので半分ぐらいの時間を使う想定でいいだろう。
・タテ?ヨコ?
基本はタテ(過去問を掘り下げる)なのだが、国公立・私大ともに様々な問題に触れておくことが
以上です。
次回は筑波大学の分析です。
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